2021年

1月

25日

ミニギャラリーin舞浜イクスピアリ

皆様こんにちは。渡辺典博写真アート事務所でございます。

舞浜イクスピアリ(東京ディズニーリゾート)の期間限定ショップ

<フロムトーキョーマーケット>にて 渡辺典博の写真はがきを全種類販売しています。

今までの写真展のテーマに沿った陳列になっており、ミニギャラリーのようになりました!

ジャンルとしては<桜><巨樹巨木><鎮守の杜とご神木><いわきの巨木><原始の社>の5テーマ。

50枚以上の写真はがきを販売しております。

久々に、大規模な写真はがきの販売!

それぞれの写真展などにあった各巨木などの説明文もついており見るだけで楽しむこともできます。

しかし、1枚100円というかなりのお手頃価格での販売になりますので

ぜひこの機会にお手元に置いて、親しい人にお手紙をおくって、

そのパワーを身近に感じてはいかがでしょうか?

フロムトーキョーマーケットではそのほかにも、着物を使ったバッグや天然素材のマスク等

素敵な商品が沢山販売されています。

1月31日まで毎日営業。11時~19時までです。

ぜひ足をお運びください!!

 

フロムトーキョーマーケット (舞浜イクスピアリ:東京ディズニーリゾート)

1階 インフォメーション隣

1月31日まで毎日営業 11時~19時



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2017年

12月

07日

佐久良東雄展に行きました

皆様こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博写真アート事務所です。毎日、暗くなるのが早いですね。夕焼け空に、イチョウやモミジの紅葉が映えて美しいです。美しいと感じるとともにあっという間に暗くなる夕暮れ時に冬の訪れをひしひしと感じます。

 

さて、先日ブログでもお伝えしていた『佐久良東雄展』に行ってまいりました。場所は石岡市立石岡小学校敷地内にある"石岡市立ふるさと歴史館"です。ここでは、1階部分で企画展示を、2階部分では広く石岡市の歴史について展示しています。今回は企画展なので1階の展示になります。佐久良東雄の人生、僧侶になり、尊王の志をもち僧をやめ活動するも投獄され亡くなる。。。詳しく説明されています。

 

この説明文の中に、複製となりますが、渡邊典博撮影、鹿島神宮に奉納された"東雄サクラ"の写真が展示されています。見逃せないポイントですね!

2階では石岡の歴史について広く学ぶことが出来ます。もともとこの地は約1300年前,7世紀末頃から11世紀頃まで常陸国府がおかれた常陸の国の中心地であり、歴史館のある石岡小学校の校庭の地下から,常陸国府跡が発見されたそうです。ちなみに、常陸国国府とは,常陸国の役所のことで,戸籍や税の管理などをしていました。そんな史跡や、さらに古い石棺なども見ることが出来ます。商業の中心地としても栄えたそうで、酒造業、醸造業なども盛んにおこなわれていたようです。また、石岡小学校は中世に使われていた府中城の土塁をうまく活用して建てられており、見事なケヤキが登下校する子供たちを見守っています。

 

実は、佐久良東雄の生家は現存しており、今も民家として使われているとのことで、そちらも訪ねてみました。ふるさと歴史館から車で20分ほどのところにあります 国指定史跡 『佐久良東雄 旧宅』 です。主屋は18世紀末頃の建築とみられており、佐久良東雄が観音寺に弟子入するまでのの約8年間を過ごしたといわれています。立派な門に茅葺屋根の堂々とした作りです。現在も住宅として使われているということで、見学する際は所有者にお声がけをとのことでしたが、ご不在のようでしたので、外からのみの見学となりました。現在も民家として使われているということにびっくりです。古いおうちはメンテナンスが大変ですので、住人の方の努力が偲ばれます。

 

旧宅からすぐのところに東雄をまつった、『東雄神社』があるのですが、これがてこずりました。神社ということで、鳥居があってお社があって、、、、というのを想像していたのですが、実際は祠と石碑があるだけでしたので、どこだ?どこだ?とぐるぐる回ってしまいました。発見した時は既に夕暮れが迫り、薄暗い中でのお参りで早々に退散いたしました。。。

 

ここで、潮来に一泊、写真家も好きだったかんぽの宿です。温泉が特徴があり、塩化物冷鉱泉ということで、かなり塩辛く、色も赤銅色、息子は顔についた温泉を思わず舐めていました、インパクト&説得力のあるいい温泉でした。

 

翌日は実物の東雄桜めざして鹿島神宮へ。鹿園の前に『あづまお桜』碑があります。しかし、現在はすべて枯れてしまっており、その後継樹が参道裏手に植えられています。そちらには『東雄桜継植』の石碑もあります。参道裏手なので普通に参拝しているとなかなか通らない場所になりますが、機会があれば、ぜひ訪ねてみてください。

 

『佐久良東雄展』は2018年1月28日 まで開催されています。おたちよりの際は、潮来や佐原といった観光地も近くにありますし、ぜひ鹿島神宮へも足を延ばしてください!お待ちしております!!

 

『佐久良東雄展』

開催中 ~ 2018円1月28日(日) まで

月曜休館(祝日の場合は翌日) 入館無料

10:00~16:30

 

石岡市立ふるさと歴史館

石岡市総社1-2-10 石岡小学校敷地内

TEL:0299-23-2398

 

 

 

校門のケヤキ。いいケヤキです。
校門のケヤキ。いいケヤキです。
旧宅です。まだ人が住んでいるということにびっくり!
旧宅です。まだ人が住んでいるということにびっくり!

東雄桜の 鹿島神宮の 地図です。
東雄桜の 鹿島神宮の 地図です。
こちらが後継の桜です。春じゃないと少々わかりづらいかも。。
こちらが後継の桜です。春じゃないと少々わかりづらいかも。。

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2017年

11月

22日

佐久良東雄展 石岡市立ふるさと歴史館

皆様こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博写真アート事務所です。 日が短くなり、しんしんと冬に近づいていますね。この辺りもだいぶイチョウが色づいてきました。

 

さて、本日はお知らせです。石岡市立ふるさと歴史館にて『石岡が生んだ勤皇の志士の生涯 佐久良東雄』展が開かれています。

 

佐久良東雄とは・・・”江戸時代後期、文化8年(1811)にこの地に生まれた佐久良東雄は、国学を修め、熱烈な愛国者として多くの人々を指導しました。しかし、万延元年(1860)、当時の権力者・大老 井伊直弼を暗殺した桜田門外の変の関係者をかくまったとして、徳川幕府につかまってしまいました。獄中で東雄は、「吾、徳川の粟は食まず」と唱えて絶食し、自ら命を絶ったと伝えられています。享年50歳でした。』石岡市HPより

 

僧として、土浦真鍋村の善応寺の住職をしていた良哉(後の東雄)は国学の復古を志し、勤王を誓うために還俗。その足で鹿島神宮に参詣し、桜樹千株を奉献する。その桜にちなみ、佐久良靱負東雄に改名する(「靱負」(ゆきえ)には、雪のように潔く消える、という意味を込めている)。(Wikipedeiaより)

 

この桜は数年前に枯れてしまいましたが、今でも後継樹が花を咲かせています。今回は、写真家の撮影したこの東雄桜の写真が展示されています。ぜひ皆さまを足をお運びください。

 

<概要>

佐久良東雄展 石岡が生んだ勤皇の志士の生涯

 

2017年11月1日(水)~2018年1月28日(日) 月曜休館 (祝日の場合は翌日)

10:00~16:30

交通:JR常磐線 石岡駅西口より 徒歩12分 駐車場有

 

住所:茨城県石岡市総社1-2-10 石岡小学校敷地内

電話:0299-23-2398

 

石岡市立ふるさと歴史館 HP

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2017年

6月

02日

2度目の命日

孫の描いたじいじの似顔絵。アヒル口な口元がそっくりです。これも棺に入れてあげました。
孫の描いたじいじの似顔絵。アヒル口な口元がそっくりです。これも棺に入れてあげました。

こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博写真事務所です。今日 6月2日は写真家2回目の命日となります。あの日から早いもので2年経ち、あのとき産まれたばかりだった4人目の孫も、すっかり大きくなり、元気にそこらじゅうを走り回っています。亡くなる前後のこと、その後1年くらいのごたごたを思うと、長かったような、短かったような。。。時間の流れは偉大なものです。

 

山と渓谷社より、命日に合わせるかのように、印税の案内がきました。確か、二年前も亡くなる前日に郵送で届いて、臨終直前の枕元に持参し、棺にも入れてあげたのでした。

というのも、印税というお金がいただけることは本当にありがたいことなのですが、何よりうれしいことは、すでに出版から18年経った本を、いまだに必要としてくれ、電子書籍としてDLしてくださる方が沢山いるということです。(本としては完売しております。)これこそまさに、写真家の肉体は滅びましたが、その魂の表れである”写真”は残り、いまなお多くの方の役に立っているという何よりの証拠ではないでしょうか?それが写真家にとっても何よりうれしいことでしょうし、何よりの供養になるかと思います。直接お会いする機会はなかなかございませんが、読者の皆さま本当にありがとうございます。

先の話ですが、そのうち、巨木だけでない未発表の作品も含めて、[渡辺典博 回顧展]を開きたいと思っています。そしてゆくゆくは、巨木記念館?渡辺典博写真館?のようないつでも写真家の写真や、道具に触れ合えるような記念館を作りたいと思っております。まだまだ夢の段階ではありますが、こうして写真家の写真を必要としてくださる方々に作品をお届けしていきたいと思います。それまでどうか、気長におつき合いくださいませ。それでは、今日は家族でゆっくり写真家を偲びたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

6月2日は妻、紀子の誕生日でもあります。生きていれば76才でした。
6月2日は妻、紀子の誕生日でもあります。生きていれば76才でした。
生後12日目の4番目の孫と最初で最後の対面
生後12日目の4番目の孫と最初で最後の対面

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2017年

5月

17日

追悼の旅:伊豆、下田、弓ヶ浜 2017年2月

白浜神社のご神木 ビャクシン
白浜神社のご神木 ビャクシン

こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡辺典博写真アート事務所です。
早いもので写真家がなくなって2年近い月日が経ちました。この度有志の方が追悼旅行を企画してくださいました。少し報告がお遅くなってしまいましたが2月に行われた追悼旅行の様子をご報告いたします。

メインで企画してくださったのは、以前日経新聞の『なんでもランキング 訪ねてみたい巨木』でお世話になりました、日経新聞の鈴木さんと植物博士 染野さんです。今回目指す第一目標は 静岡県東伊豆町の『シラヌタの大杉』。 車を降りてから山道を20分ほど歩く、太古の森を思わせる原生林の中の大杉のようです。3家族?!が別々のエリアから出発し、お昼に現地集合を目指します。

しかし、飛んだ番狂わせ。当日はとても天気が良かったのですが、前日の雪の影響で、渋滞がひどく小田原から全く進みません。お昼に現地という目標は到底守れそうもなく、コンビニでお昼を買い、美味しそうな塩辛屋さんで塩辛を買い、それでも、のろのろと進む車にあっという間に追いつけるかなりの渋滞ぶり。結局我々はシラヌタの大杉は泣く泣く回避。ようやく進んだ伊豆の海沿いの道を、安いみかんやレモンの直売所や、変わった博物館があるのを眺めて進み、下田の白浜神社でようやく合流できたのでした。

 

御神木のビャクシンにご挨拶し神社に参拝します。生えてる木生えてる木を植物博士染野さんが解説してくれる贅沢な旅です。近くの八幡神社にもむかいイスノキを見ます。かなり暗くなっていましたがなんとか全貌を見ることができました。植物博士染野さんでも『イスノキ』の由来は不明。椅子を作ったりするのに向いている硬い木だからでは?とのことでした。 そしていよいよお宿に向かいます。海辺の民宿でみんなで宴会です。うち以外にもう一家族、4歳3歳1歳の三人のお子様を持つワイルドファミリー高柳さん、スペイン巡礼の達人、問屋さんもいっしょです。シニアから乳飲子まで賑やかな旅になりました。スタッフのちびっこ三人も加わり宴会場は大賑わい。貸切でよかった、としみじみ。好きなだけ騒げ。(心の声)大きな姿の金目鯛の煮付けを宿のご主人がサービスでつけてくださり、煮魚大好きスタッフは大感動。骨のキワまでたべつくしました。

その後、いったん部屋に戻った後にスペイン巡礼の達人問屋さんがスペイン巡礼のスライドを見せてくださいました。徒歩での巡礼にも感服ですが、スペインでの人脈の広さにも感服です。

翌朝、アジの干物の朝食も美味しくいただき、ハイキングへ出かけます。逢ケ浜コースを歩きます。ワイルドファミリー高柳さんちは早くも海開き。その後近くの弓ヶ浜で2月に海水浴をたのしみます。ワイルド!そして、伊豆といえば!の河津桜。あちこちで綺麗にさいていますが、せっかくなので菜の花とのコラボが楽しめる場所へ。観光名所になっており、結婚式を挙げている人もいます。菜の花と河津桜ですっかり春気分を満喫(ワイルド高柳ファミリーはすでに夏ですが)さすが伊豆。あたたかいなぁ。と幸せいっぱいの気持ちになったのでした。

 

近くのレストランで、魚定食をいただきます。煮魚大好きスタッフは、やけに高いなと思いつつあら煮を頼みましたが、それもそのはず、骨つき魚の煮物で、すでに骨は外されており、あら煮の名前の割にはずっとお上品な一品だったのでした。生簀にはタカアシガニがたくさんおり、持たせてくれるサービスまで?!ここで、3家族は解散となりました。帰りは、人間カーナビの異名をもつスタッフのおかげで渋滞を回避し、無事帰宅。下田は少々遠いので一泊ではもったいなく、次回は下田海中水族館にも行きたいし、ゆっくり何泊かしたいなとおもった旅でした。


今回の旅行は企画から手配まで日経新聞の鈴木さんには本当にお世話になりました。また、植物博士染野さん、スペイン巡礼の達人問屋さん、ワイルドファミリー高柳さんのおかげでとてもたのしい旅になりました。写真家が取り持ってくれたご縁に感謝です。また行きましょう!!ありがとうございました。

河津桜が満開です
河津桜が満開です
2月に海を楽しむワイルドファミリー
2月に海を楽しむワイルドファミリー

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2016年

6月

15日

渡辺典博を偲ぶ会 御礼

フィルムや大好きなお酒で飾られた故人
フィルムや大好きなお酒で飾られた故人

皆様こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博写真アート事務所です。

 

先日 『響 丸の内』にて "渡辺典博を偲ぶ会"を行いました。当日は、多くの方に足をお運び頂き、おかげさまで大盛況となりました。遠く、静岡や長野からいらして下さったファンの方も!誠にありがとうございます。

 

偲ぶ会ということもあり故人の足跡を偲んでオリジナルスライドを作成。故人の生まれた年である(昭和11年)をスタートとして、物心ついたころに戦争が終わった世代。そして、戦後の日本の復興とともに青春を歩んだ世代。故人が青春を過ごした若松町下宿での仲間との交流、新宿カルチャーの色濃い影響。故人の人間性の背景にそういったキーワードを読み解きながら、人生を振り返りました。故人の人生のキーポイントでは、お仲間の皆さまより個別にメッセージを頂き、スタッフも感激。知らない故人の姿を知ることが出来ました。

 

また、過去のテレビ出演作である、"おはようにっぽん(NHK)""大阪ほんわかテレビ(読売テレビ)""知るしん(NHK長野)"等を上映し、東京では放送されなかった番組も含めて鑑賞し第三者から見た故人の人柄も偲びました。

 

会場では作品として、巨木や鎮守の杜といったライフワークテーマだけでなく、テーマを模索していた時代の人間国宝、タンゴ(ピアソラ等)落語家(小さん師匠等)の写真も展示。写真家らしい華やかな会場となりました。

 

お食事メニューには茨城の名産品の、メロンやイチゴを取り入れ、お土産品として鹿島の新名物(はま栗モナカ)をご用意しました。お持ち帰り用のバックには新商品の巨木エコバック(巨樹巨木100選の内1種類の写真入りのエコバックです)をご用意、故人の着物をリメイクしたストラップをもう一つのお土産に差し上げました。

 

ご参加いただいた方々からは、『故人の人柄がよくわかるいい会でした』とおほめの言葉を頂き、スタッフ一同 肩の荷が下りると同時に写真家の偉大さを改めって実感し、誇らしさ嬉しさを感じることができました。

 

取り急ぎのお礼のブログです。故人の人生の根底にある"新宿カルチャー"については、まだまだ語り足りないスタッフがおりますので、ゆくゆくはこちらのHPでもご紹介していけたらと思っております。

 

ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

沢山の方にご参加いただきました。感謝です。
沢山の方にご参加いただきました。感謝です。
スライドを見ながら多くの方にメッセージを頂きました。
スライドを見ながら多くの方にメッセージを頂きました。

左より ”長興山のしだれ桜" 落語家"三遊亭圓生師匠"  台湾の"興農宮" 「桜」「落語家」「原始の社」のテーマを代表する1枚
左より ”長興山のしだれ桜" 落語家"三遊亭圓生師匠"  台湾の"興農宮" 「桜」「落語家」「原始の社」のテーマを代表する1枚
巨木エコバック(石徹白の大スギ:岐阜)と着物リメイクストラップ ご入用の方はぜひご連絡ください!
巨木エコバック(石徹白の大スギ:岐阜)と着物リメイクストラップ ご入用の方はぜひご連絡ください!

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2016年

4月

27日

渡辺典博を偲ぶ会のお知らせ

皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

皆さまこんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博写真アート事務所です。変わらずHPをご訪問くださりありがとうございます。

まもなく6月2日で写真家が亡くなって一年となります。いまでも、トレードマークのキャップをかぶって旅から帰ってきて、その辺からひょっこりと現れそうです。今頃はどこを旅しているのでしょう。

 

さて、そんな故人を偲ぶ会をきたる6月4日に開催いたします。当日は、親族友人はもちろんのこと、活動を応援してくださった皆様にもお集まりいただき、盛大に開催しようと思っております。このHPをご覧の方で、ご参加なさりたい方がいらっしゃいましたらぜひ、いらしてください。寂しがり屋で、みんなと飲みながらワイワイやるのが大好きだった故人がなにより喜びます。

 

当日は、ゆかりの品や旅の記録の展示や、エリア限定TV番組に出演した際のビデオの放映、友人の方たちや活動を応援してくださった方からのスピーチなど、明るく楽しく故人を偲ぼうと思っております。

 

渡辺典博を偲ぶ会

 

2016年6月4日(土)

 

12:00受付開始  12:30開宴

場所 響 丸の内店

TEL. 03-5208-8275
東京都千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビル新館1F
会費 10,000円 (当日お支払ください)
※法要ではございませんので、どなたでもお気軽に、平服でいらしてください。
当日は着席のビュッフェパーティを予定しております。お席の関係で必ず事前にご予約ください。
参加ご希望の方は 下記よりお問い合わせください。
詳しい地図等のご案内をいたします。
kyojukyoboku@infoseek.jp
ぜひ奮ってご参加ください。心よりお待ちしております。
渡辺典博写真アート事務所 一同

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年

9月

06日

永遠の旅路

比翼の鳥 連理の枝    イラストby猫熊田としちゃん
比翼の鳥 連理の枝    イラストby猫熊田としちゃん

皆さんこんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博です。

私は今、旅に出ています。永い永い旅です。愛車の助手席には妻の紀子もいます。私の体はすっかり軽くなり、元気になりました。とてもいい気分です。このまま、どこまでも旅を続けていけそうな気がします。

 

今まで私の"旅"に付き合って下さった方々どうもありがとう。これからも、妻と二人、永遠の旅路を歩んでいきます。

 

さあ、次は何を撮りに行こうかな。巨木が、杜が、私を呼んでいます。今はわくわくした気持ちでいっぱいです。

 

 

*******************

いつも 巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博のホームページおよびブログをご覧いただき誠にありがとうございます。渡辺典博写真アート事務所です。

 

2015年6月2日 渡邊典博は 永遠の旅路へ、神の杜へ、最愛の妻の元へと旅立ちました。(この日は紀子75回目の誕生日でした)ここに生前の御厚情を深謝いたします。

 

写真家の肉体は滅びましたが、その魂は写真に残っています。HP等を通じ、作品を発表していくことが写真家への何よりの供養になるかと思います。これからもこのHPやブログを続けていきますので、どうぞお時間ある時にはのぞいてみてください。そして、写真を通じて、写真家の思いを感じ取っていただけると幸いでございます。

 

今まで大変お世話になりました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

渡辺典博写真アート事務所 一同

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2015年

6月

26日

中越典子さん ご結婚おめでとうございます。

舞台 「W」の楽屋にお邪魔した時の中越典子さんとの1枚
舞台 「W」の楽屋にお邪魔した時の中越典子さんとの1枚

こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡邊典博です。大変ご無沙汰してしまいすみません。今日はどうしても書きたかったことを書きます。


昨年の暮れに女優の中越典子さんが永井大さんとご結婚されました。そのニュースをきいて私も大変うれしく思いました。女優として、テレビや舞台でご活躍されており、素晴らしい伴侶を得られて益々のご活躍を祈念しております。


そんな中越さんのインタビューが2015年2月12日の日経新聞にのっていました。(古い話で恐縮です。)そのインタビューの質問の中でほほえましかったのが「人生で一番うれしかったことは?」「結婚したこと」とあります。本当に幸せなのですね。そして、私的にとてもうれしかったのは「明日から一年休めたら何をする?」「巨樹、巨石を巡る世界の旅!」とあります。本当に巨木が好きなんですね。


思い返せは2010年ころのお話ですが、中越さんが私の著書「巨樹・巨木」を本屋さんで手に取り、購入してくれたお話をテレビでしてくれたことが交流のきっかけとなりました。ちょうど舞台出演されていたころで、「はなまるマーケット」などのトーク番組などで巨木が好きなことをお話されていました。その後、舞台を観劇してご挨拶させて頂き、実際にお会いするとテレビで見るより更におきれいで、なおかつとても気さくな人柄にすっかし感動したことを覚えています。


その後2012年ころにも「ごきげんよう」などにテレビ出演された際に巨木が好きなことや、私のことまでお話してくれました。


以下は「笑っていいとも」2012年10月16日に出演した際のトークの様子です。こちらのHPより引用させていただきました。ありがとうございます。


*****************


中越さん(以下中)「もう木が好きなので」

タモリさん(以下タ)「木が好きなの?」


中「大好きなんです」


タ「昔から?」


中「昔から、いつの間にか気付いてたら大きな木が好きで、
小っちゃな木でも好きなんですけど」


タ「木、巨木が好きなの?」


中「巨木、巨樹を見るのがもう凄く好きで」


タ「で、どっか行くんですか?見に」


中「そうですね、でもまだ四カ所くらいしか。まあ実家も含めて、佐賀の」


タ「四カ所?」


中「なかなか行けないんですよ、それでロケで地方に行った時に、その県の巨木を...」


タ「私はね、世田谷方面の巨木巡りをするんですよ」


中「ええ~?」


タ「これ結構あるんですよ。身近な所に巨木ありますよ」


中「そうなんですよね」


タ「ありますあります」


中「何かその写真集が出されてるんですよ、渡辺さんという方が、全国の巨木の写真を撮って、場所も地図も」


タ「見ました見ました」


中「あっ見られました?」

タ「あの人はホントに凄い巨木でしょ」


中「そう、凄い巨木なんですよ」


タ「俺、世田谷で見てんのは中木ぐらいかも知れない」


中「ああ~はい、何千年っていうか、でも何百年も生きてる」


タ「何百年ぐらいの、うん」


中「それ良いです」


タ「だからこう走ったり何かして、高い緑があると、必ずそっちの方に走って行って」


中「うわ~良いですね~」


タ「ええ。良いですよ、世田谷巨木巡り、もう簡単ですから。都内にお住まいでしょ?」


中「はい」


タ「お薦めしますよ」


****************


うれしいですね。こうしてお忙しい毎日の中でも巨木に関心を持ち巨木を見に行ってくれるなんて本当に感激です。このお話の様子だとタモリさんも私の本を見てくれていたようでこれまたとても感激です。


自分の仕事が形となり、多くの人の目にふれ、その人たちがまた巨木に興味を持ってくれるという喜び。これは本当に筆舌に尽くしがたい喜びです。なかなかブログを更新できずすっかりお礼が遅くなってしまいましたが中越さん本当にありがとうございます。どうぞ末永くお幸せに!!



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2015年

2月

25日

巨樹巨木100選 『名護のひんぷんガジュマル』沖縄 No.3

あまりの大きさに圧倒される。
あまりの大きさに圧倒される。

こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡辺典博です。

 

立春を過ぎても寒い日が続きます...というのが、この季節の常套句ですが、今年は暖かい日も続いていますね。三寒四温。待ち遠しい春はもうすぐです。私は旅の予定に余念がありません。今年対馬に行ったら、撮影旅行は終わりにしようと思っていましたが、調べているうちに、やはりいろいろ行きたいところが出てきてしまいました。まだまだ撮影巡礼の旅は続きそうです。さて、今日ご紹介するのは『名護のひんぷんガジュマル』です。

 

沖縄の1月はすでに春の陽気で、リュウキュウカンザクラもほころび始める。日本を縦断する桜前線の出発点が名護市の名護岳だ。名護岳は市街地の背後にある標高345mの山で、ふもとには桜の名所として知られる名護中央公園がある。ガジュマルは名護中央公園の手前、市街地に入る道路の中央に堂々とたっている。

 「ひんぷん」という名前の由来には諸説ある。「ひんぷん」とは屋敷の門と母屋の間に立てる衝立のことで目隠しや魔除けの意味もある。人々に災難がふりかからないように名護の町を守っている木だから「ひんぷん」という名がついたという説や、樹下にヒンプンシーと呼ばれる碑文石があるので「ひんぷん」の名がついたという説などがある。幹や枝が密集して複雑によじれ、そこから無数の気根が垂れ下がり気根はさらに大蛇のように幹に絡みついて太い樹幹を形成している。沖縄の明るい太陽の下にも関わらずどこか怪しげな雰囲気を漂わせている。

 

私が沖縄の巨木撮影したのは、実は「巨樹巨木」が発売された後でした。”日本全国674本”と銘打っておきながら沖縄を訪問したことがなく沖縄の木が載ってないことを読者の方からお叱りを受け、もちろん私も訪問したいと思っていたので本の出版がひと段落ついた後にようやく訪問できたのでした。沖縄はまさにミラクルワールド?!いままで見たことない形や大きさの木に沢山出会うことが出来、その後も何度か撮影で訪問しました。現在の撮影テーマ「原始の社」にも重なる写真も多く思い出深い土地です。  次回は「念頭平松」(沖縄) をお送りします。

 

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樹高 19m
幹周 10.1m
樹種 ガジュマル
推定樹齢 200~300年
沖縄県名護市
国指定天然記念物
2000,4,8 撮影


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2015年

2月

23日

巨樹巨木100選 『久米の五枝の松 沖縄』 No,2

沖縄の二大名松のひとつ。もう一つは伊平屋島の『念頭平松』こちらも見事です。
沖縄の二大名松のひとつ。もう一つは伊平屋島の『念頭平松』こちらも見事です。

こんにちは。巨樹巨木巡礼の写真家 渡辺典博です。

 

春めいてきましたね。早速私の花粉センサーが反応?!しばらく花粉症とのつき合いが続きそうです。さて、巨樹巨木100選 2回目は『久米の五枝の松』(沖縄県)です。

 

久米島の北西に位置する上江洲集落にある。リュウキュウマツ(オキナワマツ)は琉球列島に広く分布し、成長するとふつうは樹高が20mにもなるが、五枝の松は横に伸びることを選んだようで、高さは6mほどしかない。代わりに主幹の根元から分かれた5本の大枝が波打つように地を這って横に伸び、見事な傘型の樹形を作っている。枝張りは500平方mにも及ぶ。近年に台風による塩害やシロアリの被害も見られるため、樹木医による治療が行われている。

18世紀の初期に農業の神様である土帝君(トゥティークン)を祀るために植えられたと伝えられているが、代々この地方の地頭職を務めた上江洲しの「家記」によると1839年(天保10年)に2代目の松に植え替えたという記録が残っている。

 

うねうねと自由に枝を伸ばす様子は、久米島の名所として大切にされている様子が伝わり、うれしい一本。近年保護活動が高まり、もっともっと長生きしてもらいたいですね!

 

次回は『名護のひんぷんガジュマル 沖縄』です!

 

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樹高6m
幹周 4m
樹種 リュウキュウマツ
推定樹齢 170年
2000/4/12 撮影

沖縄県久米島町
国指定天然記念物


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2015年

2月

20日

巨樹巨木100選 『仲間川のサキシマスオウノキ 沖縄』 No,1 

すごい板根です。台風の多い土地柄、湿地に根を張るためにこのような姿になったのでしょう。本当に自然の神秘を感じます。
すごい板根です。台風の多い土地柄、湿地に根を張るためにこのような姿になったのでしょう。本当に自然の神秘を感じます。

巨樹巨木巡礼の写真家 渡辺典博です。

 

こんにちは。だいぶ春めいてきましたね。HP上に掲載されている私のオリジナルの巨樹巨木100選ですが、せっかくですのでブログで1本ずつご紹介していこうと思います。スタートが2月ということで、暖かい沖縄より北海道に向けて北上していきます。おつき合いくださいませ。

 

ということで、記念すべき1本目は沖縄県竹富町の"仲間川のサキシマスオウノキ"です。竹富町とありますが、樹自体は西表島にあります。西表島の東部を流れる仲間川の流域には日本最大のマングローブが広がり「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物に指定されています。

 大原港より遊覧船に乗り仲間川をさかのぼり、中流域に設けられた船着き場で船を下りてマングローブのなかに設置された木道を行くこと40m。1982年に発見された日本一のサキシマスオウノキのお目見えです。『でっ、でかい!!!』まず驚いたのは板根です。とんでもない大きさです。大人の背丈を軽く超え一番大きいもので高さ3.5m!!主幹から蛇のようにうねうねと張り出すいくつもの板根の周囲は35mにもなり、今でも1センチずつくらい伸び続けているといわれて言われています。人間界での名称は『木』という名前でひとくくりにされていますが、本当に様々な種類の『木』があるものです。板根の迫力に圧倒されながら、南の木の持つパワー、湿気や、台風、真夏の太陽に対応する能力を備えた自然界の大先輩に、改めて驚異と敬意を感じた私でした。

 

次回は沖縄県≪久米の五本松≫をご紹介します。

 

※※※ 商品のご案内 ※※※

お好きなお写真をお手元に置きませんか?

自然界の大先輩、巨樹巨木のパワーをいつも身近に感じそのパワーを得ることが出来ます。

お気軽にお問い合わせください!!

 

樹高18m
幹周 3.5m
サキシマスオウノキ
推定樹齢 350m
沖縄県竹富町
2001/2/5 撮影

 


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2015年

2月

13日

ご無沙汰しています

皆様こんにちは。

写真展も終わり少々のんびりしておりました。

すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。

特に何事も問題なく、元気で過ごしております。


最近は時間があるので、夕飯のメニューに腕を振るっております。

昨日のメニューはビーフシチュー。隠し味にバナナを入れたところこれが大当たり。

味わい深い一品となりました。

買ってきたフランスパンをカリカリに焼いて、シチューに浸して食べると

これまた口の中で、バターの風味やパンのサクサクとした食感がひろがり

うまさが二重三重となっていきます。

おいしいものが食べられるこの上ない幸せを感じております。


寒い季節は車中泊が厳しいので、この季節は家で次の撮影旅行の計画を立てています。

今年は対馬にいって、朝鮮由来ともいわれる神社の姿を撮影していきたいと思っています。

暖かい春が待ち遠しいですね!

それでは今後ともよろしくお願いいたします。


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2014年

9月

18日

写真展無事終了しました!

実物大パネルです。黒田官兵衛で話題の黒田家発祥の地、滋賀の『黒田の野神』です。
実物大パネルです。黒田官兵衛で話題の黒田家発祥の地、滋賀の『黒田の野神』です。

写真展 『原始の社 日・韓・台に見る自然神信仰』が無事に終了しました。たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございます。

場所柄、銀座の路面店だったので、ギャラリーめぐりが趣味の方?!など一般のお客様にもふらりと見て頂ける機会が多く。大変うれしい毎日でした。今回はいろいろと展示の工夫をしてみましたが、スタッフのみなさんがその期待に応えてよく対応してくださり感謝しております。

お客様の声で多かったのが、韓国や、台湾にも巨木が多く、それだけ大切にされているということ。そこからわかる日本、韓国、台湾の文化的な距離の近さということでした。

それは私も今回の撮影テーマの一つでしたので、みなさんに感じ取っていただけて幸いでした。

 

今回の写真展のために、今年の前半から、沖縄、滋賀、台湾、韓国と駆けずり回ってきたのでさすがに少々くたびれました。少し休んで、でも、今回の撮影でまた新しいテーマに取り組みたくなりましたのでこれからも進んでいきます。それでは、改めましてご来場いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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2014年

9月

18日

いよいよ写真展開幕

いよいよ写真展の開幕です。昨日は設営でしたが、枚数もぴったりおさまり、我ながらバランスの良い展示となっています。

入口には和紙をつかった掛け軸スタイルの展示。実物大のパネル写真の展示でお客様をお出迎えします。

中の展示はゾーンごとに分かれており(祈りをささげる対象別になっています。)

それぞれ、日本、韓国、台湾の写真が展示されています。がんばって作成した屏風スタイルも外向きに展示しましたので道行くお客様にもウインドーからアピールしています。

各国のお供え物の展示も行い文化や風習の共通点と違う点を実際に触って体感して頂けます。

写真展ですが博物館的にも楽しんでいただけるように趣向を凝らしました。

おちろん、それらを踏まえて私の写真を楽しんでいただけると幸いです。


それでは皆様お待ちしております!!


渡辺典博写真展「原始の社 ~日・韓・台に見る自然神信仰」

2014年9月19日(金)~25日(木)

ギャラリーアート・グラフ

東京都中央区銀座2-9-14 03-3538-6630

10:00~18:00 土日祝 最終日は17:00まで


http://www.shashinkosha.co.jp/gallery.php

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2014年

9月

14日

写真展の準備でてんてこまい

韓国、鳧池1里のケヤキの下で食事をする皆さん。お墓掃除を終えて一族で食事をしているそうです。私もちゃっかり混ぜてもらいました。
韓国、鳧池1里のケヤキの下で食事をする皆さん。お墓掃除を終えて一族で食事をしているそうです。私もちゃっかり混ぜてもらいました。

いよいよ19日開催に迫った写真展「原始の社 日・韓・台に見る自然神信仰~」現在準備にてんてこ舞いです。

今回の写真展は写真を見て楽しんでいただくことはもちろんですが、日本、韓国、台湾に共通する自然神信仰の様子を博物館的な感じでも楽しんでいただけるように展示の工夫をしています。

 

そのうちの一つが屏風です。屏風といえば日本画を思い浮かべますが、今回は私の写真を使った屏風を作成し展示しようと思っています。現在試行錯誤しながら作成中です。思い描いたものができるように頑張っています。

皆さんに写真の面白さや、写真家の持つ視点、構図の取り方、現地の様子や文化の比較など多方面で『面白かった!』『来てよかった!』と思えるように準備を進めています。

また、会期中展示は18時までですので、ぜひお時間あるかたは一杯やりましょう。こちらもいまから楽しみにしています。それでは、あと数日、準備を頑張ります!

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2014年

8月

25日

韓国  慶州にいます

一所懸命探してくれた上辛里(サンシンリ)の堂山。四方を水田に囲まれ豊かな水の守り神として大切にされてきた様子がわかります。
一所懸命探してくれた上辛里(サンシンリ)の堂山。四方を水田に囲まれ豊かな水の守り神として大切にされてきた様子がわかります。

写真展の撮影で韓国に来ています。ただいま古都の慶州にいます。古都らしい趣のある町です。家々の屋根は瓦屋根で重厚な雰囲気、建物も落ち着いたたたずまいを見せています。

 

 巨木などの撮影は場所がわからないことが多く、時間が読めないところが多々あります。なので私は普段は車中泊で自由に移動できるようにしていますが、海外ともなるとそうもいきません。昨日は運転手さんががんばってくださり、ずいぶんたくさんの堂山(韓国で巨木などを神としてあがめて拝むところ)を回ることができました。というのも、明日(つまり今日)の天気予報は雨。雨では撮影はできませんので、今日のうちにできるだけ(当初彼は今日中に全部回りましょう!といいました。スパルタ?!笑)がんばって撮影して回ったのでした。彼は慶州で35年無事故のベテランドライバーさん。そんな彼をもってしても「こんなところ初めてきました~」「今日は観光地を回るよりずっと疲れました~」といわれました。私も撮影に疲れ、「今日はもう終わりにしてください」と告げました。後はホテルに帰るだけです。ところがなぜか、まだ迷っています。そして、「あれかー」の声。そう、彼は、なかなかたどり着けなかった一箇所の堂山をあきらめ切れなかったようで、探し続けてくれていたのでした。「今度はいつこられるかわからない。撮影してください!」との言葉にびっくりしました。さすがプロの仕事です。おかげで一日で二日分の仕事が出来ました。

 

予報どおり今日は雨。自然には勝てませんので今日は撮影はできません。しかし許さん(運転手さん)のおかげであせらずすごすことが出来ます。旅の面白さはたくさんの出会いがあることですが、韓国でも素敵な出会いに恵まれ幸せな気持ちですごせています。本当にありがとうございます。

崔(チェ)将軍の祠堂。後のこんもりした丘がいかにも韓国の堂山という感じです。
崔(チェ)将軍の祠堂。後のこんもりした丘がいかにも韓国の堂山という感じです。


御存知韓国のりまき。おいしそう♪大好きです。
御存知韓国のりまき。おいしそう♪大好きです。


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2014年

8月

21日

渡辺典博写真展「原始の社(げんしのやしろ)」

健行路の榕樹 (台湾台中市)
健行路の榕樹 (台湾台中市)

写真展の正式名称がきまりましてのでご連絡します。



渡辺典博写真展 「原始の社(げんしのやしろ)」~日・韓・台に見る自然神信仰

 

日本、韓国、台湾にみる、自然そのものを神とみて祈りをささげる自然神信仰について

巨木を中心に追いかけたテーマになります。

会場では、通常の写真に加え、祭壇へのお供え物や巨木の実物大の写真も飾る予定にしています。

いま、いろいろと試行錯誤しながら皆さんに楽しんでいただけるように

準備を進めています。これから、韓国にも撮影に行きます。

どんな木に会えるか楽しみです!

 

是非ご来場ください!!


2014年9月19日(金)~9月25日(木)
10:00~18:00

ギャラリー・アートグラフ
〒104-0061
東京都中央区銀座2-9-14 銀座ビル1F
TEL:03-3538-6630

http://www.shashinkosha.co.jp/gallery.php#gallery_artgraph

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2014年

7月

27日

台湾再訪

樹を治療していることをしめす看板
樹を治療していることをしめす看板

台湾に“神様の来た道”の撮影に来ています。日本と同じように樹そのものを神様としてあがめる信仰が台湾にもあります。その姿を撮影に来ています。5月に撮影に訪れた台湾ですが、ちょうど梅雨の時期にかぶってしまい撮影が難航したため梅雨も明けたこの時期に再訪しております。

 

ここで、おや?と思われた方。

するどい!

 

梅雨は明けましたが、台湾は今度は台風シーズン。

行きの飛行機は台風10号におもいっきりぶつかり肝を冷やしました。

着陸直前にはかなり激しく揺れ「もうやだ!降りたい!降りたい!」と泣き叫ぶ子供の声が…。

私も同感でした…。

ついたその日はかなり雨も激しく振りましたが、現在は回復し暑い日々が続いています。

しかし、ニュースを見るとどうやら東京のほうが暑い様子…。

皆様お気をつけください。

 

暑い台湾にいると巨木のありがたみが身にしみます。

日陰を作って日差しをさえぎってくれ、やさしい風は安らぎを与えてくれます。

木の下で憩う人々を見ていると(将棋のようなものをしたり、集まっておしゃべりしたり、遊具で遊んだり、本当に憩っています。)樹と人の間にある時間の大切さを思います。

樹が私たちにさまざまな恩恵を与えてくれるように、イザというときは私たちが樹を助けてあげないといけませんね。台湾のあちこちの大きな樹が治療を受けた様子が展示してあり大切にされているようでほっとしました。

 

さて、まだしばらく撮影を続けます。

新しい樹に出会えるのが楽しみです!!

 

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2014年

7月

11日

クリエーターエキスポ 終了

ポスターとしても掲示した長崎県の被爆クスノキです。
ポスターとしても掲示した長崎県の被爆クスノキです。

7月2日~4日のクリエーターエキスポ無事に終了しました。

たくさんの方に御来場いただき誠にありがとうございました。

巨木に興味をもって声をかけてくださるかた。

すでに巨木が好きで何箇所も回られている方。

私個人に興味を持ってくださった方。

たくさんの方とお話できて本当に楽しかったです。

また、自分の思いがけない方向からお仕事の話をいただいたり

やはりたくさんの方に会うことが重要だなと実感しました。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

取り急ぎお礼まで!

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2014年

7月

03日

クリエーターエキスポ 出展中!

GGE78の「のりり」です!絶対にTV番組「巨木紀行」をやりたい!
GGE78の「のりり」です!絶対にTV番組「巨木紀行」をやりたい!

国際展示場でひらかれているクリエーターエキスポに出展しています。

写真家はもちろんのこと、イラストレーター、絵本作家、デザイン書道(そういうジャンルがあるんですね!)

まだ、たくさんのクリエーターたちが集っています。

私は写真家ゾーンにおります。

巨樹巨木巡礼の写真家としてアピールするのに

今回は長崎県の被爆クスノキの写真を使いました。

先日のブログでも紹介しました、保護活動をおこなっているクスノキです。

福山雅治さん効果で?!お客様からの評判も上々です。

 

とはいえ、せっかくのアピールの場、さまざまな仕事につなげたいですね。

先日おこなわれたAKB48の総選挙で一位になった渡邊麻友さんが

中間発表のときに「絶対に一位になりたい!」と宣言し、みごと達成したように

私もGGE78ののりりとなって「絶対にTV番組 渡邊典博の日本全国巨木紀行をやりたい!」

と宣言しています。言葉に出して宣言するのは重要ですからね!

ぜひ、会場にお越しください。入場は無料です。お待ちしております!!

 

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2014年

6月

16日

高島屋セミナー 赤坂日枝神社と山王祭

向かって右側が山王パークタワー(226事件の舞台ともなり、戦後は米軍に接収されていた旧山王ホテル)。左は東急キャピトルタワーです。
向かって右側が山王パークタワー(226事件の舞台ともなり、戦後は米軍に接収されていた旧山王ホテル)。左は東急キャピトルタワーです。

6月12日 日本橋高島屋セミナー 「赤坂日枝神社と山王祭」がおこなわれました。前日までは10日以上連続の雨、通常の梅雨のシーズン分の雨が降ってしまうほどの雨に当日の天候も心配されましたが、そこは私は晴れ男?!何とか天気は持ちこたえてくれ、解散するころには晴れ間もみられました。

 

当日はエレベーター付参道前に集合し、鳥居をくぐって早速本殿に上がります。小雨振る中でしたが、明日の神幸祭に向けて境内ではあちらこちらで着々と準備が進められています。毎度のことながら、私のつたない説明で境内を御案内していきます。

普段と違い6月なので茅の輪が出ており厄落としをしたり、祭りのおみこしを見学したり、前夜祭の雰囲気を味わいます。そして、大鳥居、御神木を見た後は、江戸城、皇居の鎮、日本の政治の中心地にご鎮座する日枝神社らしく神社周辺の政治関連の建物を見ていきます。今回いらしてくださったお客様に長年国会にお勤めされていた方(なんと就職当時の首相は吉田茂!)がいらっしゃり、詳しくあちこち御説明していただきました。(私の話よりも面白かった?!位です。ぜひもっとお聞きしたいです)

 

本殿に拝殿して正式参拝。大変美しい天井絵があります。これは、日枝神社が創建されたころのこの地域の草花や生き物を描いたもので画法も当時の絵の具を再現し石などを削ってかかれています。100年、200年の後には必ずや国宝と呼ばれるようなものになっているでしょう。これが直接見られてだけでも来た甲斐がありました。

お食事は境内内のレストランにてお弁当をいただきます。お刺身あり、てんぷらあり、とどめは草団子!あまりのボリュームに少し残してしまいました。残念。でもとてもおいしかったです。

 

お忙しい中、神職の伊久さんに境内を御案内いただき、お祭りの様子や宝物殿の説明をいただきました。伊久さんは本当にお話が上手で、すっかり日枝神社通になれた気分です。境内ではお祭りの準備が更に進みご神体をおみこしに御うつしするために本殿にあげられていました。明日は東京一広い氏子地域を神様が回ります。四谷、永田町、皇居、丸の内、霞ヶ関、銀座、そして日本橋高島屋まで、本当に広いです。最後は、日枝神社の男坂、52段の石段をおみこしを担ぎ上げてのぼります。さすが日本三大祭ですね。

 

さて、高島屋セミナーは夏の期間はお休みです。また、少し涼しくなったら再会の予定です。今度はぜひ、鹿島神宮を御案内したいですね(それは高島屋さん次第ですが…)その際はぜひ足をお運びください!

 

日枝神社の神様のお使いはサル。こちらは赤ちゃんを抱いたメス。夫婦円満、安産、子宝祈願の御信仰が篤いです。
日枝神社の神様のお使いはサル。こちらは赤ちゃんを抱いたメス。夫婦円満、安産、子宝祈願の御信仰が篤いです。
エレベーターが付いているのでらくらく上れます。しかし、お祭りのときにおみこしは階段を上がるとは!!
エレベーターが付いているのでらくらく上れます。しかし、お祭りのときにおみこしは階段を上がるとは!!

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2014年

6月

05日

6月12日 赤坂日枝神社と山王祭 日本橋高島屋セミナー

大鳥居前の御神木 大銀杏(集合場所ではありません)
大鳥居前の御神木 大銀杏(集合場所ではありません)

毎回たくさんの皆さんにご参加いただいております、巨樹巨木巡礼の写真家と行くシリーズの日本橋高島屋セミナー。今回は赤坂にご鎮座する江戸城・皇居の鎮守『日枝神社』へ行きます。日本三大祭・江戸三大祭の冠を誇る山王祭の期間に訪ねます。先日のNHK長野放送局『知るし ん。』の中でも撮影している様子が放映されました御神木(イチョウ)を見学し鎮守の杜を御案内します。社殿参拝後、神職の案内で2年に一度の神幸祭の雰囲 気を味わいながら散策します。山王祭の目玉といえばさまざまな山車。それらの準備風景もご覧いただけます。

赤坂のご鎮座ながら、氏子には日本橋高島屋も含まれる、まさに首都東京の守り神。周辺には首相官邸や国会議事堂、衆議院会館など政治の中枢も集まっています。独特の気を持つ日枝神社。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!

 

巨樹巨木写真家と行く

『赤坂日枝神社』参拝と山王祭

 

6月12日(木) 10:45~14:30 集合:10:30 日枝神社 山王鳥居前(山王橋エレベーター下)

食事:山王茶寮(和食) ※13:30~ 遅めの昼食となります。

受講料:8,100円 (昼食代、初穂料含)

 定員:20名 ※雨天実施 歩きやすい服装でお出かけください

 

申込方法:日本橋高島屋本館7階 友の会窓口にて承ります。

問合せ先:日本橋高島屋セミナー事務局 TEL03-6867-1674

 

首相官邸です。写真を撮ろうとしたらもちろん声をかけられました。
首相官邸です。写真を撮ろうとしたらもちろん声をかけられました。
ビルの谷間のご本殿。本当に都会の真ん中ですね。
ビルの谷間のご本殿。本当に都会の真ん中ですね。

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2014年

5月

27日

被爆クスノキ

大切にしたい樹の一つです
大切にしたい樹の一つです

長崎県に被爆クスノキという樹があります。読んで字のごとく、原爆に耐えたクスノキです。原爆で一本足になった「片足鳥居」で有名な山王神社の参道をはさむようにして2本立っています。

私の本“巨樹・巨木”の384ページにも掲載されています。前回の写真展でも紹介しました。

最近では被爆二世と公表している歌手の福山雅治さんが新曲のテーマにしたことでも有名になりましたね。

原爆の爆風により主幹がおれ、熱線に木肌をやかれ、枯死寸前と思われたが、街の復興に合わせるように力強く樹勢を取り戻していったそうです。ところが1990年ごろから衰えが目立ち始めたため「山王神社大楠を守る会」がつくられ治療、保護活動がおこなわれています。
5月26日の日経新聞の記事によると、内部の空洞化に加え、枝葉が伸びすぎたため倒壊の恐れが出ているそうです。被爆クスノキを治療するためには総費用が1000万円ほどかかるとのこと。

樹を守るのはもちろんのこと、歴史の生き証人、戦争の悲惨さを語り継ぐ語り部としても、大切にしたい樹です。現在募金を募集中とのこと。私も私なりの方法での寄付を検討しています。
御興味在る方はぜひHPをみて、募金をお願いいたします。


山王神社HP

http://sannou-jinjya.jp/

 

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2014年

5月

09日

NHK長野放送局 『知るしん。』

思い出を語ります。
思い出を語ります。

4月18日に放送されました『知るしん。』について、

たくさんの方から反響の御意見いただきました。ほんとうにありがとうございます。

 

NHKから長野県の桜に関するお話が来たときに真っ先に

『原の閑貞桜』が浮かびました。番組内でも語っていますが、亡き妻との思い出があれこれつまっている桜だからです。妻が撮影についてきてくれるときにはあくまでアシスタントとしてであり写真家としての私の仕事を尊重していくれましたので撮影方法やスタイル、構図に口出しすることはありませんでした。

しかし、この閑貞桜に関しては珍しく、夕方の撮影ではなく朝方の撮影にしたらどうかと提案してきたのです。

私もそうしたいなと思っていたのでその日は桜のそばで一泊し、翌朝、黒姫山を背景に撮影したのでした。

 

番組内では紹介されませんでしたが、すっかり閑貞桜が好きになった私は夜桜も撮影しました。同じ樹を何回も撮影すことは余りありませんがこの樹はそういう意味でも別格でした。

夜桜を撮る為には光が必用です。車のヘッドライトと合わせて妻に懐中電灯を持たせて樹を照らしました。ところが、暗い場所での撮影なのでシャッタースピードが遅くなっています。

その間に懐中電灯をもった妻が周りをぐるぐると、賢明に照らしてくれていたのがまるで人魂が飛んでいるかのように写りこんでしまいました。現像した写真をみてびっくり。今では懐かしい思い出です。

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2014年

4月

15日

NHK『知るしん。』出演 4月18日放送予定

打合せ風景。ディレクターさんは女性です!
打合せ風景。ディレクターさんは女性です!

NHK長野放送局より取材の依頼がありました。

長野の桜についてのお話です。

詳しいお話は番組を見てのお楽しみとなりますが

亡き妻との思い出の桜を、孫をつれて撮影に行ってきました。

25年ぶりに訪ねた桜の姿に涙が…。

人間より遙かにながくその命を全うする巨木、もちろん桜もそうです。

その桜にとっても25年というのは決して短い年月ではないのだな~と実感されました。

長野地域限定放送となりますが、見られる方はぜひご覧になってください!!!

 

 

NHK総合 『知るしん。』~信州を知るテレビ~

2014年4月18日(金)19:30~19:55

 

http://www.nhk.or.jp/nagano/program/b-det0007.html

 

※放送は変更になる可能性があります。

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2014年

4月

10日

高島屋セミナー 王子神社とイチョウと桜

ポジと実物のイチョウを見比べてもらいます
ポジと実物のイチョウを見比べてもらいます

先日おこなわれました高島屋セミナー『王子神社とイチョウと桜』の御報告です。

 

当日はどんぴしゃの晴れで、外歩き講座にはぴったりのお天気です。

王子駅中央口に集合。こちらが改札としては大きいのですが

音無親水公園にいくにはぐるっと駅前を回らなくてはなりません。

周りはこれからお花見に行くと思しき団体さんがそこかしこにいます。

 

すぐに音無親水公園に到着。横から、下から桜を楽しみます。

そして早速今回のメイン、王子神社のイチョウをみあげました。

桜の中でうかれて万歳をしているようですね。

\(^^)/←まさにこんな感じです。
太鼓橋を渡り上からも公園の桜を見ます。

お花見を楽しむ人はもちろん、桜写真家もたくさんいますね。

私も桜が大好きなので、撮影するときのうきうきする気持ちよくわかります。

 

さて、すぐにあるいて王子神社に到着。境内にもお花見流れの参拝客がいます。

本殿に拝殿して正式参拝。ひとりひとり玉ぐしをささげます。これは貴重な体験になりました。

その後は八木宮司より王子神社にまつわるお話を聞かせていただきます。

元准勅祭神社だけあり、由緒正しく歴史もしっかりしています。

さすがは「王子権現」さまです。

 

お昼は自由昼食。私はいつものお蕎麦屋さんにいきました。

さすがお花見シーズン、並んでいます。しかしこのお店は回転が速いのですぐに入れました。

大好きなおそばを食して、お会計のときに気づきました。

そう!今日から消費税8%!やはり直面すると増税を身にしみて感じますね…。


その足で今度は王子稲荷に向かいます。ちょうど幼稚園も春休みだったのか

今日は幼稚園の正門から王子稲荷に向かうことができました。

皆さんに願い石のお話をして持ち上げてもらいます。

う…。重い…。という方多数。一名だけ、あれ、意外とそうでもないという方がいらっしゃいました。

願いがかなうまであと少しのようですね!

 

すぐ近くの名主の滝公園に向かいます。

地元の人からもちょっとうっそうとしているところといわれるだけあって、

東京とは思えません。高さ8mという滝を見るとなおさらそう思います。

ここはかつて、海だったようで、いまでも貝や船のあとなどが出土するそうです。

 

順番が前後してしまいましたが、ここで北とぴあの17階展望台に向かいます。

時間は14時をすぎていましたがランチのお客さんがまだ並んでいます。

やはり、ここでお昼をとらなくて正解でしたね。

三方向開けた大パノラマを楽しみます。

今日も鉄道ファンが撮影にきていましたが、確かに新幹線が見られるとちょっと得した気分ですね。

それにしても天空から見る桜もまた見事です。

音無親水公園、そして、飛鳥山、先ほどあるいた王子神社や王子稲荷。

そして、学校や幼稚園、道路沿いなどあちらこちら遠くまでピンクの花が見事です。

ああ、春になったんだな、今年もまた春がきたんだなとしみじみ実感します。

私の巨木撮影のきっかけは桜です。やはり桜には特別な思い入れがあります。

今回皆さんと、美しい桜の町を歩くことができて本当に楽しい一日でした。

 

これで、今回のセミナーは終了です。皆さんに楽しんでいただけたでしょうか?

次回は6月12日、赤坂の日枝神社です。2年に一度の神幸祭の前日に歩きます。

普段は見られないお神輿や山車など、神職の方から直接お話を伺いながら見学します。

楽しい会になりそうです。ぜひ御参加ください!

落語「王子の狐」で有名な扇屋。お花見シーズンの卵焼きは予約で完売だそうです。
落語「王子の狐」で有名な扇屋。お花見シーズンの卵焼きは予約で完売だそうです。
イチョウと桜。王子神社より。
イチョウと桜。王子神社より。

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2014年

3月

20日

王子神社と大銀杏と桜

王子神社のイチョウと音無親水公園の桜
王子神社のイチョウと音無親水公園の桜

4月1日に高島屋セミナー『王子神社と大銀杏』をおこないます。コースの見所をお伝えします。

 

集合は王子駅の中央口、王子は、JR、都電、地下鉄、バスの乗り入れる大きな駅です。

皆さんとお会いできるのを楽しみに、音無親水公園に進みます。こちらで大銀杏を見上げましょう。高台の大銀杏はひときわ大きく見えまね。

そして王子神社へ移動。こちらで正式参拝した後に八木宮司よりお話をいただきます。今度は王子神社から音無親水公園を見下ろします。こちらの摂社には日本でもめずらしい鬘の神様がいらっしゃいます。逆さに生えている髪の毛に悩んだお姉さま(その名も逆髪姫<サカサカミヒメ>、そのままですね…)のために鬘をつくってあげた蝉丸様が逆髪姫様らとともに祭られています。


権現坂をくだって、北とぴあ17階のレストラン『山海亭』にいきましょう。

こちらはぐるっと3面、展望台になっています。レストランに入れば残りの1面も加えて4面見ることができます。この近辺には高い建物がないので、都内近県が一望できます。サンシャインや新宿の高層ビル群はもちろん、スカイツリーもばっちりです。そしてなんとここは、都会を一望しつつ、新幹線を撮影できる数少ないポイントということで、この日も大きなカメラをかかえた少年(まさにカメラ小僧)がシャッターチャンスをねらっていました。

 

森下通りをとおって王子稲荷に向かいます。こちらはだまそうとした狐が逆に人間にだまされる落語の『王子の狐』も有名ですね。正参道はなんと幼稚園の中ですので日中は脇の稲荷坂から入ります。古く趣のある建物です。そして奥には願賭けの石という物があります。願いながら持ち上げてみて、重く感じればまだまだ道半ば、軽く感じたなら実現はちかいとか?私は…。かなり重たく感じました。まだまだ道半ばのようです…。神様…。ここでは、落語に出てくるような狐の穴も見られます。

そのまま、近くの名主の滝公園にいきましょう。かつてあった王子七滝のひとつで現存する唯一の滝です。緑豊かで鳥もたくさんいます。ここは髙島屋の富田さんのお力を借りバードウオッチング?!もしましょう。都内でこんな滝が見られるのは面白いですね。こんなかんじでまわっていきます。

 

さてさて、今回回ったすべてのポイントに共通している名所があります。何だと思いますか?それは桜です!音無親水公園はまさに桜街道、王子神社も王子稲荷も境内に、名主の滝公園にも多数の桜が植えられています。桜の季節は見事です。そしてなんといっても、北とぴあの展望台。これらに加えて近くの飛鳥山公園の桜も地上17階から楽しむことが出来ます。これはこの季節だけの楽しみですね!ちなみに、こちらのレストラン、お花見の季節には開店前から行列が出来るそうです。この近辺はかつて、『巨樹じいの、孫と一緒に東京巨木さんぽ』にてまわりました。桜の咲き乱れている様子をご覧いただけます。

桜の開花予想ほど難しいものはありませんが、今年の東京の開花予想は3月25日、そして満開予想は4月1日です!!(先日明治神宮でパワーチャージをして宝くじを買いましたがあたりませんでした。トホー。ということは、この溜め込んだ運は、4月1日に桜がどんぴしゃで満開になるということにつかわれるのでは?!)

王子神社と大銀杏、そして桜が随所で楽しめるコースになるのではないでしょうか?ぜひ、皆様足をお運びください。お待ちしています!!

 

巨樹巨木写真家と行く

東京十社『王子神社』参拝と大銀杏

 

4月1日(火) 10:30~14:30 集合:10:15 JR京浜東北線「王子駅」中央口

食事:北とぴあ17階 展望レストラン「山海亭」にて自由朝食

受講料:各 高島屋友の会会員 4,320円 一般 4,645円 (初穂料含)

 定員:20名 ※雨天実施 歩きやすい服装でお出かけください

 

申込方法:日本橋高島屋本館7階 友の会窓口にて承ります。

問合せ先:日本橋高島屋セミナー事務局 TEL03-3246-2175

 

※締め切りは開講1週間前までとなります。一週間を過ぎてからのお申込は事前にセミナー事務局にご連絡ください。

※受付順で定員になり次第、受付終了となります。諸般の事情により中止の可能性もございます。

※お支払いは現金、もしくはクレジットカードとなります。

※キャンセルされた場合は下記に基づきキャンセル手数料を申し受けます。

三日前まで 10% 二日前 20% 前日 30% 当日 100%

 

日本橋高島屋HP (このセミナーについては、会員専用誌のみでの告知となります)

http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/

 

王子稲荷神社 お社は文政2年作
王子稲荷神社 お社は文政2年作
願掛けの石、皆さんは持ち上げられますか?
願掛けの石、皆さんは持ち上げられますか?

地上17階より、飛鳥山公園と音無親水公園。ここが桜でピンクに染まる思うとわくわくです。
地上17階より、飛鳥山公園と音無親水公園。ここが桜でピンクに染まる思うとわくわくです。
4つの滝が楽しめます
4つの滝が楽しめます

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2014年

2月

13日

高島屋セミナー 明治神宮と鎮守の杜

御参加いただいた皆さんと。遠くに高層ビルがみえますね。
御参加いただいた皆さんと。遠くに高層ビルがみえますね。

ちょっと報告が遅くなりましたが1月29日

日本橋高島屋セミナー「明治神宮と鎮守の杜」が開催されました。

さすが明治神宮、人気があります。初めて満席になりました。感謝感謝です。

 

集合は原宿駅に近い南参道の鳥居前です。

天気は快晴!すばらしいお天気です。日向にいるとお日様パワーでぽかぽかしてきます。

今回の参加者は男性2名でほぼ女性。日本の女性は元気です。

挨拶をして早速出発!その前に高島屋セミナーの富田さんよりカイロが配られます。

今は日向であたたかいですが、中はうっそうとした杜で結構ひんやりしますからね。

 

参道をゆっくりすすみ、そもそも明治神宮とはどうして建立されたのか、代々木の由来は何かなど説明しながら進みます。大鳥居は実際に触ってみることをオススメ。こんな大きな木が台湾からはるばるやってきたなんて驚きですよね。

ちなみに現在の大鳥居は昭和41年落雷により破損してしまい2代目の大鳥居になります。

その当時すでに日本ではこれだけ大きな木がなく、台湾の山奥から探し出された木を使っているそうです。

1代目の大鳥居はどうなったかというと御心配なく。現在は大宮の氷川神社の二の鳥居に使われているそうです。こちらも見に行ってみたいですね。

 

そしてお待ちかね、清正の井戸に向かって御苑に入ります。

清正の井戸がブームになったのはもうかれこれ5年前くらいでしょうか?今でも多くのかたがそのパワーにあやかるために訪れていました。私も楽しみにしていたスポットです。季節柄お水がコンコンと湧き出ているわけではありませんがやはり静寂な気を感じますね。

お昼は神宮内のレストラン“代々木”にて特性のお弁当をいただきます。

上品なお味と量に満足しました。おなかも満たされたところで本殿を参拝します。

今日もたくさんの外国の方が訪れています。ここまでがまさに明治神宮参拝のハイライトといえるでしょう。

しかし、今日のテーマは鎮守の杜を歩くこと、ここから普段なかなかいくことのない西の鳥居をくぐり宝物殿を目指します。

ここで閑話休題クイズを出します。ここまで歩いてきて、神社にはよくある、あるものが見当たりません。それはいったいなんでしょうか?正解は文末に…。

 

この参道が雰囲気満点です。本殿の裏側で禁足地といわれるところです。その名のとおり宮司さんですら足を踏み入れたことがない、まさに聖地中の聖地。神様のいらっしゃるところです。

深くしんとした杜が広がって、とても神秘的。まるで、本当の山林に迷い込んでしまったかのよう。

ここが東京のど真ん中、原宿であることが信じられません。

ところが、それが信じられるようになります。それは、この参道を抜けると現れる新宿の高層ビル群です。

深い杜を抜け開けた北広場に突如現れる林立した高層ビル群。見事ですね。

やはりここは東京なのだ、そして、これだけの杜と都会が共存している本当に貴重な場所なのだと思い知らされます。

 

ここから私のカメラを通じて明治神宮と高層ビル群を捉えたアングルを皆さんにみてもらいます。上から覗くタイプのカメラは皆さんなかなか見る機会が少ないのでしょうか?

そして、ここで隠れたパワースポット“亀石”に行きます。触ってみるとあたたかく感じるほどのパワーを感じるということでしたがどうでしょうか?皆さんは感じていただけた?!ようですが…。

 

こうして明治神宮の鎮守の杜ツアーは終了しました。

皆さんに楽しんでいただけたでしょうか?どきどきですが、私としてはとても楽しい会となりました。

次回は4月に王子神社とイチョウを予定しております。

ぜひ足をお運びください!!

 

正解は… 狛犬です。明治神宮の狛犬は木製で本殿内に祭られているといわれております。

 

清正の井戸に並びます
清正の井戸に並びます
これが亀石です。たしかに頭の部分を触るとあたたかいですね。パワー充電!
これが亀石です。たしかに頭の部分を触るとあたたかいですね。パワー充電!

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2014年

1月

10日

明治神宮と鎮守の杜

今年もよろしくお願いいたします
今年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


私は今年も鹿島でお正月を過ごしております。

孫が来てにぎやかなお正月になりました。

鹿島神宮の参拝者は年々増えているそうで、手水舎のところから行列が出来ていました。

賑わいがあるのはうれしいことです。今年は12年に一度の御船祭りもありますし、6月には新しい大鳥居のお披露目も控えています。鹿島宮司も年初よりおお張り切りでした。

 

さて、年末に明治神宮にいってきました。

29日におこなわれる高島屋セミナーの準備のためです。

年末でしたが、人の姿も多く、特に驚いたのは外国人参拝者の多さです。

一目見てわかる“外人さん”から、同じアジア系の方でしょうか?言葉を聴いておや?と思う人まで

もはや日本人よりも外国人の方のほうが多いのでは?と思うほどの多さでした。

ガイドさんが、熱心に手水舎の使い方や、願い札の書き方などを説明しています。

なんといっているのかはわかりませんが、皆さん熱心に聞き入っています。

神宮内の看板も、日本語英語はもとより、中国語やフランス語など本当にグローバル!

日本古来の八百万の神々の心を外国の方にも興味を持っていただけるのはうれしいですね。

 

そして、もう一つ驚いたのは賽銭箱?の大きさです。

明治神宮を代表する木の一つが本殿前の夫婦楠ですが、囲われてしまっています。

なにか、修復工事でもしているのかと思いましたが違いました。

本殿から、ここまでを囲って、巨大な賽銭箱というか賽銭入場になるそうです。

さすが日本一の初詣参拝客がくる明治神宮です。スケールが違います。

年末12月31日から参拝客でごった返すのでしょう。自動販売機も販売がとめられていました。

屋台の設置も進んでいます。お正月準備が着々とおこなわれていました。

 

今年は、私もとりためてきた鎮守の杜のシリーズをさまざまな形で世に出したいと思っています。

そして、来る東京オリンピックに向けて増大するであろう外国人観光客の皆さんに

日本の神社の持つ魅力を広めて生きたいと考えております。

どうぞ、応援してください。

 

それでは、まず手始めに1月29日の日本橋高島屋セミナー

“明治神宮と鎮守の杜”でお待ちしております。

 

どこの国の方でしょうか?ガイドさんも外人さんでした。
どこの国の方でしょうか?ガイドさんも外人さんでした。
お願い事の説明も英語です。World Peace!すばらしい。
お願い事の説明も英語です。World Peace!すばらしい。

お正月に向けて注連縄の張替えです
お正月に向けて注連縄の張替えです
工事中?と思ったら
工事中?と思ったら

なんと本殿前のこちらのスペース全てが巨大なお賽銭入場に!さすがです。
なんと本殿前のこちらのスペース全てが巨大なお賽銭入場に!さすがです。
鹿島神宮の御船祭りもよろしくおねがいいたします
鹿島神宮の御船祭りもよろしくおねがいいたします

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2013年

12月

06日

映画『天心』 をみました

映画『天心』をみてきました。

これは、今年生誕150年、没後100年。日本近代美術の父『岡倉天心』の半生を描いた映画です。私の友人の息子さんである松村克弥君が監督を務めました。以前、松村君が私の取材に来てくれたときに、この映画の話を聞いていましたがようやく、完成し公開の運びとなったということで、私も楽しみに見に行きました。

 

私は(以前のブログに書きましたが)大叔父に辻永がいることもあり日本美術には興味をもっていましたが、

改めて、岡倉天心という人間の功績や人柄に触れることができ、勉強しなおさなければという気持ちになりました。また、映画の中で何度も芸術を志す人の言葉や思いに触れ、芸術家の端くれとして、自分に重ねあわせるところあり、感動するところあり、納得するところあり、大変にずしんとくる映画でした。困窮する弟子の生活の面倒をみようかという申し入れに対する天心の台詞“生きてるだけが、生活するだけが全てなら美はいらねえよ。生きて生きてそれでも生ききれねえから、美があるんじゃねえのか”にぐっときて、横山大観や菱田春草などが極貧にあえぎながら新しい日本画を模索する姿と貧乏にくるしむ家族(乳が出ないと妻に責められる春草の様子など)自分とオーバーラップしてしまい、涙なしには見られません。こうして多くの芸術家たちが自分の芸の道を究めるために途方もない努力をしているのかと思うと自分の貧乏生活とあいまって、感極まってしまいます。

 

また天心のことも美術界への功績は有名ですが、私生活の波乱万丈なところも面白く、太く短く(映画の中ではとても充実した人生を送っていたように見えましたが50歳で亡くなっていたと知り驚きました)生きた人生に改めてたいそうな人物だったのだなといっそうの興味を持ちました。竹中直人さんの熱演もあり、大変パワフルでとても行動力、交渉力のある人物として描かれています。

 

松村君のがんばりもありすばらしい映画になりました。天心が五浦に立てた六角堂は東日本大震災で流失してしまいましたが、今は再建されています。茨城県の多くの仲間たちの支援があり完成したこの映画、復興支援映画と名づけられていますが、まさに、苦しみながら新しい世界を切り開いていけるように茨城を応援してくれているようです。ぜひ、皆さんもご覧になってください。

 

映画『天心』HP

http://eiga-tenshin.com/

 

現在は新宿シネマートなどにて公開中

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2013年

11月

07日

大阪ほんわかテレビ 関西おすすめ紅葉巨木

糸井のオオカツラ
糸井のオオカツラ

大阪ほんわかテレビで放送されました、関西のおすすめ紅葉巨木を改めて御紹介します。

 

☆第一位☆ 糸井のオオカツラ

糸井渓谷の川沿いにそびえる巨木。主幹は朽ち果てて中心部は6畳ほどの空洞になっていますがその周りを大小無数のひこばえがぎっしりと取り巻き小さな森のようになっています。もっとも大きいもので幹周り2m(全体では19m)枝はりも大きく東西30m南北31mに及びます。和田山の駅からは車で20分ほどで渓谷の入り口につき、そこから糸井川沿いにすすみます。カツラまで600mほどのところで車を下りて山道を進みますがそんなにきつくはありません。紅葉の季節には山道の木々の間から黄色く色づいたカツラが見え隠れします。その全体像と対峙したときの感動は忘れられません。私はこの木にはじめてあったとき、木の上でからす天狗がおしゃべりしているように聞こえました。喜んで歓迎してくれていたようです。

 

兵庫県朝来郡和田山町竹之内216-1 

樹高35m 根回り19m 推定樹齢2000年 国指定天然記念物

朝来市HP

http://www.city.asago.hyogo.jp/0000000454.html

 

 

☆第二位☆ 延命寺の夕照モミジ(ユウバエモミジ)

延命寺の山門を入った右手の小高い崖上にあるイロハカエデの巨木です。見上げると頭上に枝が覆いかぶさり色づき始めた葉が降り注いでくるようです。幹は根本近くで2本に別れて真横に伸び、その途中から分かれて枝が上へと向かっています。2本とも根本は空洞になっており木全体としてはいかにも老木といった姿をしていますが枝はりは見事です。枝はりは東西に12m、南北に15mと広く崖下にむかって伸びています。このかえでは弘法大師のお手植えといわれ夕日に映える美しさから『夕照もみじ』とよばれています。

 

大阪府河内長野市神が丘492

樹高9m 幹周り5m 樹齢1000年 大阪府指定天延記念物

大阪府 府指定天然記念物 HP

http://www.pref.osaka.jp/bunkazaihogo/bunkazai/enmeiji_momiji.html

 

☆第三位☆ 常瀧寺の大イチョウ

常瀧寺の脇から入り山道を30分ほど上ったところで、怪物のような異様な姿の大イチョウに会うことができます。主幹は落雷のためにやけて空洞になり、無数のひこばえが空洞を取り囲んで上へと伸びています。大枝には大小無数の気根が垂れ下がり、あるものは先端が地面について根付き、そこからさらにひこばえが数本生育しています。そのうち2本は大木となり1本は高さ38m幹周り3.5mもう一本も幹周り3,1mというなんともすざまじい生命力をもったイチョウです。この場所は創建当初の本道のあった場所で山間をいたところに仏教とゆかりの深いイチョウを住職自らお手植えしたと伝えられています。気根がたくさんあることから地元では『乳の木』と呼ばれ乳の出ない女性の信仰を集めています。樹下には1体の石仏がひっそりと祀られていました。こちらの山道がとてもヤマヒルが多いので登山には注意してください。山道をゆっくり登っていると緑の山間に黄色のイチョウが1本だけ立つ姿がまた神々しく、苦労してここまで上ってきた甲斐があったと思える1本です。初めてこの木にあったときは、圧倒されてしまい、うまく写真を撮ることができませんでした。3回目にしてようやく落ち着いて向き合えた気がします。

 

兵庫県丹波市青垣町草ウトンド2034

樹高30m 幹周り10m 樹齢1000年 兵庫県指定天然記念物

常瀧寺

http://www.geocities.jp/jyoryuzi3/index.html

 

関西は木枯らし一号も吹きぐっと冷え込んできましたね。紅葉の見ごろはこれからです。ぜひ、今年はヒルや足元に注意しながら、一味違う紅葉見学を楽しんでみてはいかがでしょう。四季在る日本の美しい紅葉の巨木。巨木も皆さんと会えるのを楽しみにいていますよ。ぜひ会えたらやさしく話しかけてくださいね。巨木も喜んで皆さんに話しかけてくるはずです。

夕照もみじ 気品ある古木
夕照もみじ 気品ある古木
夕照もみじ 多くの人が紅葉を見に来るそうです
夕照もみじ 多くの人が紅葉を見に来るそうです

常瀧寺の大イチョウ(ひこばえ部分)
常瀧寺の大イチョウ(ひこばえ部分)
常瀧寺の大イチョウ 主幹部 焼けてしまっています
常瀧寺の大イチョウ 主幹部 焼けてしまっています

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2013年

11月

04日

大阪ほんわかテレビ 裏話?

よみうりテレビの森さんと
よみうりテレビの森さんと

11月3日大阪ほんわかテレビに出演しました。

関西人の知らない関西というコーナーで、オススメの紅葉する巨木を御紹介しました。

あいにく関東在住の私は番組が見られず…。

早くみたくてたまりません!

 

撮影裏話!?を少し。

今回の放送のために集まったスタッフさんは6人。

なんとその半分は女性です。カメラマン(カメラウーマン?!)もカメラマン助手も女性。

ADさんも女性。びっくりしました。

私が日芸の写真学科にはいったとき、同期で女性は一人でした。(まさにマドンナ?!)

それがいまや半分近くが女性と聞いていましたが、実際にこうした社会にでて活躍している姿をみると頼もしいですね。昔よりは軽くなったとはいえカメラは重いです。カメラを背負って山をひょいひょい登る姿に頼もしい後輩をみました。がんばってください!!

 

そして、放送に出たのでしょうか??

常瀧寺の大イチョウですが、山道は本当にヤマヒルが多いのです。

ロケハンのときもヒルに吸われていたので、当日私はズボンにしっかり長い靴下をはいて撮影に挑みました。しかしスタッフさんにはあまりその注意がいきわたっていなかったのか???皆さんヒルの餌食に…。たぶん皆さんヒルに吸われるなんて人生初の体験でしょう。気づかないうちに靴下や襟元から入り込み、あれっと思ったら血を吸われています。そして、ヒルの面倒なところは血が止まらないのです。移動の最中に薬局でヒル用のクスリを買い、かなり大き目の絆創膏で止血してそれでも血がかなりにじむほどです。私もしっかり防御していたつもりでしたが、夜お風呂に入ったら、あれ?いつのまに?という感じで靴下の上から2箇所ほど吸われていました。靴の裏の隙間にいたり、運転中にどこからきたのか座席に落ちてきたり。なかなかヒルパニックで大騒動でした。


今回のレポーターは読売テレビの森さんでした。さすがベテランアナウンサー、上手に話を引き出してくれます。私はしゃべるのが得意ではありません。森さんが上手にリードしてくれたので、質問に答える形で話ができました。ありがとうございました。

 

私は写真なので、一人か二人で十分足りますが、さすがテレビはスタッフさんが多いですね。そのぶん影響も大きいので、関西地方の巨木を見てくださるかたが増えるとうれしいです。今回縁あってこのような歴史ある人気番組に出演させていただきありがとうございました。番組をみて巨木を訪ねてくれる人がいるとうれしいです。そのときはぜひ、巨木に話しかけてください。巨木も応えてくれますよ!!

山道をヒルに気をつけながらすすみます
山道をヒルに気をつけながらすすみます
オオカツラの前で森さんと語ります
オオカツラの前で森さんと語ります

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2013年

10月

29日

大阪ほんわかテレビ 出演!

撮影の様子です
撮影の様子です

取り急ぎの御報告です。

 

20年以上の放送暦をほこる読売テレビの人気番組

“大阪ほんわかテレビ”に出演いたします。

情報喫茶店というコーナーで“関西人の知らない関西”というテーマで

関東人である私が、関西のオススメの紅葉する巨木を御紹介します。

放送エリアは大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山の近畿広域圏です。

ぜひご覧ください!!

 

放送予定日

2013年11月3日(日) 22時30分~

読売テレビにて放送

(日本シリーズ等の関係で放送日、放送時間がずれる場合があります)

大阪ほんわかテレビHP

http://www.ytv.co.jp/honwaka/

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2013年

10月

26日

テレビの取材で関西に…

ロケハン用のカメラだそうです。
ロケハン用のカメラだそうです。

関西地方のテレビ番組の取材を受けて関西に来ています。

せっかく関西まで来ることになったのでもちろん撮影旅行もします。

関西と一口に言ってももちろん広いです。ちらほら紅葉もはじまっており、旅情をかきたてます。

兵庫からさらに足を伸ばして出雲大社まで来てしまいました。

今年は出雲大社も60年に一度の遷宮の年に当たります。さすがにすごい人出です。

いつもの私の定宿(もちろん道の駅です)も車でいっぱい。ひっきりなしに観光バスが入ってきます。

そんななか、なんとか腰を落ち着け温泉にも入ることができました。

おかげさまで、関西、中国の撮影スポットを大方まわることができました。

ぼちぼち東京に戻ります。

 

出演予定のテレビ番組については、またお伝えいたします。

楽しみになさっていてください。私もとても楽しみです!

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2013年

10月

11日

写真展御礼&高島屋セミナー

たくさんの方に御来場いただきありがとうございました!
たくさんの方に御来場いただきありがとうございました!

10月6日、無事に『故郷の鎮守の杜と御神木』の写真展が終了しました。

たくさんのお客様に御来場いただき感謝しております。今回で3回目となるハイジアでの写真展でしたが

今回は準備により入念に時間をかけましたので、自分としても非常に満足度の高い内容となりました。

 

中学、高校、そして日芸写真学科の同級生。

バスツアーを組んできた下さった鹿島の皆さん。

仕事で御一緒させていただいた方、親類や近所の方。

HPや私の本を見て足を運んでくださった方。

ハイジアビルや、隣の大久保病院にいらした方。

本当にたくさんの方に作品を見ていただくことができ感動しております。

 

今回の内容的には、女性が好むテーマかなと思っていましたが、意外にも男性にも熱心な方が多く、巨木や神社のもつ神秘的な魅力は男女関係なく好まれるのだなと思いました。

オリジナルグッズもなかなかの売れ行きで、たくさんそろえた甲斐がありました。バームクーヘンやアメなども小腹満たしに?喜んでいただきました。

 

あわせて、3日におこなわれた日本橋高島屋セミナーについても御報告します。

朝の集合は10時、私達も9時過ぎくらいから来てはいましたがなんとびっくり、それよりも早くからいらして熱心にメモを取っている方がいました!きけば静岡より始発の新幹線で来てくださったとのこと。ありがたいお話です。(なんとこの方、私の話を録音して通勤時に聞いて下っているとのこと!感謝です!)

 

皆様集合しましたら、まずは私のプロフィールや、巨木、そして鎮守の杜を撮るようになったいきさつをお話します。なにぶん去年脳梗塞を患った身。なかなかぺらぺらとはしゃべれませんが、一所懸命話します。

続いて各写真の解説です。ここで、私がずっと思っていたこと、特に鎮守の杜を撮る際に心がけているイメージについてお話ししました。それは、“参道”=“産道”なのではないかということです。

神社お寺などは暗い鎮守の杜を通り抜け、開けて明るくなったところに本殿があることが多いです。

私たちが参道を通るとき、誰もが一度は通り抜けてきた“産道”を無意識のうちに感じているのではないか?そのような道を通るからこそ、たどり着いた本殿に神秘さや安らぎ癒しを感じるのではないか?そんなイメージが伝わるように撮影していることをお話します。しかし、がんばりすぎたのか少々疲れてしまいました。娘にフォローを入れてもらいながら先に進みます。あまり時間がないので全ての解説はできませんでしたが、巨木や神社の迫力を感じられる写真をお見せできたのではないかと思います。

 

会場をあとにし、新宿中村屋に向かいます。現在中村屋は立替のため、隣の高野ビルに入っています。インドかリーを食べましたが、これがなかなかのボリュームです。味を調整するスパイスが3種類+チーズがつき、辛くしたりマイルドにしたりしながらランチを楽しみました。

 

食後の腹ごなしもかねてゆっくり花園神社へ。11月2日始まるお酉様の準備がもう始まっています。ここで、普段つかっているカメラを持ち出し、セッティング、巨木を撮影するときのイメージを見てもらいます。境内は都心でありながらやはり神秘的な独特の気に満ちています。私は下宿が若松町でしたので若いときはよくこの界隈で飲んでいました。そういったお話もしながら、撮影は終了。花園神社に拝殿します。待合室で待つこと10分、本殿にて正式参拝をおこないます。代表で私が玉ぐしをささげました。みんなでお神酒をいただきました。その後は片山宮司より“私の新宿”というテーマで花園神社の宮司ならではの、新宿にまつわるお話(昔伊勢丹のあたりに花園神社があった、紀伊国屋のあたりまでが敷地だったお話や、唐十郎の赤テントを境内で演ずるようになったいきさつなど)興味深いお話を聞かせていただきました。余談ながら、花園神社は場所柄外国人観光客の方の参拝が大変多いようで、お賽銭にドルやウォン、バーツなどが入っているそうです。そのお金はユニセフに寄付されているとのことでした。最後に御好意でお祭りのときにしか見られないおみこしを見せていただき、神職の方に改めて社内を御案内していただきました。天気にも恵まれ暑い位、楽しい一日となりました。御参加いただいた皆さんありがとうございました。髙島屋の富田さんお世話になりました。次回は1月に明治神宮を予定しております。またぜひ御参加ください。

 

以上、今回の写真展のお礼と高島屋セミナーの御報告でした。まだまだ撮りたい杜がたくさんあります。喜寿を迎え、もう若くはありませんが、情熱をもって我が写真道を進んでいきます。

改めて、御来場くださった方本当にありがとうございました。

 

 

母方のいとこです
母方のいとこです
天井が高く気持ちのいい会場です
天井が高く気持ちのいい会場です

高島屋セミナーの様子
高島屋セミナーの様子
花園神社です
花園神社です

実は同級生(s11年生まれ)の片山宮司と
実は同級生(s11年生まれ)の片山宮司と
おみこしを見せていただきました
おみこしを見せていただきました

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2013年

9月

24日

オリジナル商品の御案内

ポストカード 多数御用意してます
ポストカード 多数御用意してます

今回の写真展の開催に合わせて、オリジナル商品を作成しましたので御紹介します。

まずは、こちら、ポストカードです。

写真展に出展している写真自体が選びに選んだ60枚ですが、

ここからさらに厳選した10枚をポストカードにしました。

他にも、御神木ではありませんが、縄文杉などの有名な巨木の絵葉書も販売しています。

写真でみた感動を絵葉書にこめて、皆さんのお手元にお届けできるのがうれしいですね。

 

また、ちょっとしたプレゼント用にお菓子もあります。

バームクーヘンとアメです。

バームクーヘンは、ドイツ語でバウムが木、クーヘンがお菓子

つまり、木のお菓子という意味ですね。

今回は大きいものと小さいものを御用意しました。

それぞれのバームクーヘンには日本を代表する巨木の写真が入っています。

縄文杉、薫蓋樟、サキシマスオウ、根尾谷の淡墨桜、そして縁結びのカツラです。

味は、大きいものがバニラ、チーズ、ココア、バナナヨーグルト

小さいものが、バニラ、パンプキン、チョコ、抹茶の各4種類です。

『日本の巨木ばうむくーへん』という名前で販売しています。

ぜひ御賞味ください。

 

アメのほうはラベルを15種類ほど用意しています。

こちらもポストカードと同じように写真展で展示しているものと

日本を代表する巨木の2パターンを御用意しています。

中身は職人さん手作りのアメで、コスモスなど季節の花の模様をしています。

パッケージはもちろんのこと、中身もかわいらしく好評です。

 

私が在場している間のみの販売になります。

ぜひ御来場の際はこちらもお手をとってご覧ください。

お待ちしております!!

日本の巨木 バウムクーヘン 大小あります
日本の巨木 バウムクーヘン 大小あります
4個いりパックはお徳でお勧めです
4個いりパックはお徳でお勧めです

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2013年

9月

18日

まさに、縁結びのカツラ

縁結びのカツラの写真の前で寺島町長と
縁結びのカツラの写真の前で寺島町長と

 毎日たくさんのお客様に写真展に御来場いただき誠にありがとうございます。普段なかなかあえない友人にあえたり、写真を見た方たちとお話したり、毎日とても充実して楽しく過ごしています。

 さて、そんな中にとても珍しいお客様がいらしてくださいました。北海道乙部町の寺島町長です。乙部町は私の大好きな木“縁結びのカツラ”で有名です。縁結びのカツラとは樹齢約500年、二本の桂の木が地上7mのところで結合している連理の木です。その姿から古来より縁結びの木として大切にされてきました。最近では縁桂歩道が整備され木の前で結婚式を挙げることもできるそうです。私の選ぶ巨樹巨木100選はもちろんのこと、日本経済新聞の”訪ねたい神秘的な巨樹ランキング”でも2位に推薦しましたし、チャクラの連載”日本全国癒しの巨木めぐり”でも第一回目で紹介しました。それぐらいすばらしい木です。今回の写真展でもその姿を紹介しています。以前のブログにも書きましたが、乙部町も日経新聞の記事を誇らしげにパンフレットやHPに載せてくださり、歩道の整備や縁桂祭りをおこなうなど、木を大切にしてくれているのがよくわかり、私もとてもうれしく思っていました。せっかくなので写真展の案内状を送らせていただきました。そしたらなんと町長自らがきてくださったのです!(私が案内状のなかにちらしを入れ忘れたため、いったいどこでやっているのかと町長はかなりお困りになったそうです:汗)

 

 日経新聞のランキングで2位になったことがとてもうれしかったこと、私が案内状に同封したチャクラの記事をみて、すぐに本屋さんに買いにいったこと、縁結びのカツラの前で結婚式を挙げた夫婦に子供が生まれ、桂という字をつかった名前をつけたこと、などうれしそうにお話してくれました。そしてなんと、もういちど縁結びのカツラに逢いに来てほしいと御招待を受けました。いままで巨木の先生としてもてなされることはありましたが、ここまで歓迎していただけるのは初めてです。自分の歩んできた道が認められたようでとても誇らしい気持ちになりました。くしくもこの日9月17日は亡き妻の8回目の命日です。亡き妻にこのすばらしいご縁を報告することができ、何よりの供養になりました。まさに“縁結びのカツラ”ですね。これからも、たくさんの人とのご縁を大切に写真家生活を送っていこうと思いを新たにしました。縁結びのカツラ再訪問は新緑のころを予定しています。いまから楽しみです。

 

乙部町HP

 

追記:縁結びのカツラは8月の集中豪雨による川の決壊と土砂崩れで被害を受けたそうです。木自体は大きな傷跡はなく致命的ではないようですが、散策路の9割が被害をうけ、現在は閉鎖中です。11月にも再整備が開始されるそうです。応急処置作業には縁桂を保全する会や町職員など地元の皆さんが人海戦術で作業に当たったそうです。地域に愛されているすばらしい縁結びのカツラ、再びその姿を間のあたりにできる日が待ち遠しいですね。

縁結びのカツラ
縁結びのカツラ
乙部町のパンフレット 日経のランキングについても載っています
乙部町のパンフレット 日経のランキングについても載っています
8月の水害と復旧工事に関する記事
8月の水害と復旧工事に関する記事
乙部町地図 温泉は3箇所あり、名産品はたらこやのしするめ。早くも温泉上がりに一杯やるのが楽しみです
乙部町地図 温泉は3箇所あり、名産品はたらこやのしするめ。早くも温泉上がりに一杯やるのが楽しみです
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2013年

9月

11日

故郷の鎮守の杜と御神木 写真展始まる!

いよいよ始まりました!
いよいよ始まりました!

『故郷の鎮守の杜と御神木』写真展が始まりました。

長年巨木巡礼の写真家として日本中を回ってきました。

巨木というと、秘境の山奥にあるような印象がありますが、実際は7割が人里などの人の手に届くところにあります。

さまざまな自然の脅威に対し何年も自分だけで生きていくことは巨木いえども難しいのです。

人間がその存在に“なにか”を感じ、大切にされてきたからこそ

何百年、何千年という長い歴史をいき続けることができたのです。

そういった理由が大きいからでしょう。巨木は神社仏閣に多くあります。

御神木として大切にされている木も多いです。

そういう木があるところには鎮守の杜といわれる場所も多くあります。

単体の木であれ、木の集合体である杜であれ、人々に大切にされてきたからこそ現代でもその姿をみることができるのは間違いがありません。

私が巨木の撮影に出向くとそういった場所に行くことが多くあり、自然と鎮守の杜にも関心を持つようになりました。私の全ての撮影旅行についてきてくれた亡妻は神社に行くことが多かったことから始まって“狛犬写真家”になったほどです。

巨木の全国巡礼行脚はほぼ終わりました。いま私のあたらしいテーマが“鎮守の杜と御神木”です。

私のルーツである鹿島神宮も広大な杜をもっています。子供時代からこの杜に親しんできたことも

このテーマにひきつけられる理由の一つでしょう。

ぜひ皆さんも写真展に足をお運びください。私の感じる“なにか”を共有することができれば幸いです。

私は毎日昼前から17時くらいまで会場におります。(17時からは飲みタイム)

お気軽に声をかけてください。よろしければぜひ飲みにいきましょう!

 

※ブログをみたといっていただければオリジナルポストカードを差し上げます!

 

 『故郷の鎮守の杜と御神木』~何かを求めて~

2013年9月10日(火)~10月6日(日) 10:00~19:00

東京都健康プラザ ハイジア1F アートウォール 入場無料

東京都新宿区歌舞伎町2-44-1   03-5285-8148

JR新宿駅東口より 徒歩7分

 

ハイジアHP

http://www.hygeia.jp/

いとこの鹿島神宮宮司 鹿島則良氏からのお花 いいにおいです
いとこの鹿島神宮宮司 鹿島則良氏からのお花 いいにおいです
いとこの日本生産性本部理事長 松川昌義氏からのお花 きれいです
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会場の様子
会場の様子
絵葉書10種類販売中!ブログを見てといっていただければプレゼントします!
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オリジナル 日本の巨木バームクーヘンも販売しています
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ポスター
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2013年

8月

07日

オレオレ詐欺顛末記

先日少しだけ書いたオレオレ詐欺の顛末についてブログに書きます。

 

ことの発端はとある日の夜22時くらいだったでしょうか?

家の固定電話に息子を名のる男から電話がかかってきました。

(このとき息子の名前をいったのかどうかは酔っ払っていたので覚えていません)

”携帯電話をコンビニのトイレに落としてしまった。

上司から電話がかかってきていないか?

親父の携帯番号がわからなくなってしまったので、いまからいう番号にかけなおしてほしい”

というのです。

おかしな電話だな~、と思い、「オレオレ詐欺じゃないのか?」と聞いたところ”違う”といいます。

電話番号をメモして、かけなおしたところで、その夜は終わりました。

 

翌日は娘と出かけることになっていたので朝来宅した娘に早速報告してみます。

すると、90%オレオレ詐欺だと思うから、元の番号にかけなおせ、というのでかけなおしたところ

もう会社にいるのでしょう。電話に出ません。

そこで、妻である義娘にかけたところ、そんな事実はないといいます。

娘はこれで99%オレオレ詐欺に決定だといい、

新しい番号を“オレオレ詐欺”という名前で登録してしまいました。

 

これはオレオレ詐欺を捕まえる千載一遇のチャンス!と思い

出かける途中で交番に立ち寄ることにしました。

ところが、交番の対応はびっくり仰天

“あー、それはオレオレ詐欺ですねー。今度かかってきたら110番してください”という言うだけです。

しかも、奥から出てきたおまわりさんは、なんとタバコ片手に出てきてふてぶてしくしゃべっています。

本気で捕まえる気があるのでしょうか?ちょっと憤慨しながら、出先へ向かいました。

 

まもなく出先に着くという11:15ころ

ついに“オレオレ詐欺”という番号から電話がかかってきました。

今回はちゃんと、息子の名前を名乗っています。明らかに何かの名簿を見てかけているようです。

内容はよくあるパターンです。

ます、株で大もうけをしたというのです。ずるいなー。少しよこせ!といってやります。

しかし、ここからが詐欺口調。

その株を買うために会社のお金に手をつけてしまった。

明日、税務署の査察が入るから、これを穴埋めしなければいけない。

株でもうけたお金が4日後には振り込まれるから、それまで少し貸してほしい。

というのです。その金額は2000万。

たとえ、本当の息子に頼まれてもこれだけのお金は簡単には用意できません。

こちらが、そんな金ないよ。と伝えると、向こうにもマニュアルがあるのでしょう。

だんだんと金額を下げてきます。

まず、この話は会社の経理のスズキという人と二人でやっているので、

穴埋めしなけらばならない金額も半分の1000万だといいます。

さらに、自分のお金もあるから、後200万だけ足りないというのです。

やはり、よく考えられていますね。2000万といわれるとなかなかおいそれと出せる金額ではないですが、

200万くらいであれば何とかなるかなと思ってしまいます。

ましてや、時間は午前11時過ぎ。銀行の窓口時間には十分余裕があります。

ここで、ちょっとカマをかけて、お母さん(私の亡妻)に相談してみるから、といってみます。

本当の息子なら、もちろん亡くなっていることを知っていますが、

偽者なので、そうだねお願いしますと応えています。さすがオレオレ詐欺。
13時くらいに折り返しかけてくるように言って電話を切ります。

そして、あらためて、出先の近くの交番に向かいました。

 

今回は対応がスピーディーです。

交番のおまわりさんが所轄の担当刑事さんを呼んでくれました。

生活安全課?という防犯活動をする刑事さんと、オレオレ詐欺の専門の刑事さんです。

生活安全課の刑事さんが、自宅近くのひどい対応をしたおまわりさんの担当署?に電話して

対応の問題点について、厳しく指導してくれました。安心安心。

しかし、ここでもまたびっくりすることをいわれました。

もし、このままオレオレ詐欺の犯人を逮捕することができたとしても

すでに被害者=私が、だまされていない(だまされているフリをしている)ということで

詐欺罪にはあたらない。というのです。

確かに、もう息子ではないことがわかっているのでだまされていはいないのですが。

ちょっと腑に落ちない感じです。

いずれにしろ、出先の刑事さんではなく、私の家を管轄する警察署に話を引き継いで

今後は地元の警察がこの事件を担当することになりました。

犯人から電話があったら、自宅でお金を渡すということにして引き取りに来たところを捕まえたいといいます。

もちろん全面的に協力します!と伝えました。


13時に犯人から折り返しかかってくるのを待ちます。

その日は展覧会を見に来ていたのですが、もはやそれどころではありません。

さささと駆け足で会場を回り13時なるのを待ちます。

 

ついに13時になりました!

しかし、結局犯人からは電話はかかってきませんでした。

そのことを警察署に電話すると、なんともう刑事を自宅近くに張り込ませていたとのこと。

なんともすばやすぎる対応です。残念ですが引き上げていただきました。

どうも、誰かに相談するといったことがまずかった?ようです。

犯人に警戒されてしまいました。千載一遇のチャンスを生かすことができず残念です。

 

しかし、今回のことで身をもって実感したことは電話の声の恐ろしさです。

私は息子とも連絡が取れて100%息子ではないとわかって犯人と会話をしていました。

それでも、なんとなく、息子の声に聞こえてくるから不思議です。

これが、ちょっとパニックになりながら聞いていたら、まったくもって息子の声に聞こえていたでしょう。

息子は何かと忘れ物が多く、いかにもコンビニのトイレに携帯を落としそうなところも少々信憑性がありました。

 

もう、何度も何度もいろんなところで気をつけるように言われているのでいまさらですが、

おかしな電話がかかってきたらもとの番号にかけなおしてください。

今は壊れたとしても携帯の番号が変わることは、めったにありません。

私も、オレオレ詐欺のターゲット世代ですので気をつけようと思います。

 

オレオレ詐欺 犯人と電話中
オレオレ詐欺 犯人と電話中
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2013年

7月

26日

杉の樹大学 公開講座 『巨樹・巨木巡礼のさくら』

会場で一枚
会場で一枚

7月24日、杉の樹大学公開講座 『巨樹・巨木巡礼のさくら』というタイトルで講演会をさせていただきました。

当日は10時開始ですので、9時半ぐらいに会場についたところ、なんともうお客様が20人以上います。熱心な皆さんにびっくりし、あわててセットアップをします。今回は事前準備にいつも以上に時間をかけましたので

私も前日は徹夜というか、早朝までかかって準備をしました。よろこんでいただけるのか、どきどきです。

 

結果として70人近いお客様が来て下さりいよいよ開始です。

私が撮り続けた桜について、まず自分が写真家として桜を撮るようになったきっかけなどをお話していきます。また、桜についての科学的なお話や、文学的なお話も織り交ぜてみました。前半は、桜あれこれという形で話がすすみ、いよいよ後半です。

後半は桜前線になぞらえて、日本列島を北上する形で九州から北海道に向かい60本の桜を紹介していきます。たんなる桜の説明ではなく、自分が撮影したときの様子や、撮影のポイント、苦労話などをおりまぜてお話しました。脳梗塞から1年近くたち、日常のおしゃべりに問題はないつもりですがそれでも時々言葉に詰まることもありました。しかし、おおむね自分では満足行く形で話すことができました。

あれこれ悩んで絞りに絞った60本だったのですが、後半は時間が足りなくなってしまい、やや駆け足になってしまったのが残念です。反省。でも、全ての桜を無事に紹介することができてほっとしました。

 

いままで、何度も講演会は行っていますが、今回は、よりお客様に多角的に楽しんでいただこうとあれこれ趣向を凝らしてみました。自分の立場だったらどういことが知りたいか、また、私にとってはとても当たり前のもの

(カメラや写真のポジ)なども持ち込みお客様に写真家としての仕事道具もみてもらいました。なかなか上から覗き込むタイプのカメラは見る機会がないとおもいますので、皆さん興味深そうに覗き込んでいました。ポジも一枚一枚独立していますので、光かざしてご覧になっていました。喜んでいただけたようで何よりです。

 

今回は高齢者支援の一面もありましたので、こうしてがんばっている自分の姿を皆さんにお見せできたことが少しでも誰かのお力になれれば幸いです。足をお運びくださった皆さん、細井さんをはじめとしたスタッフの皆さんありがとうございました。9月には写真展も行いますので、これからはこちらの準備にかかります。少しずつですが、がんばって前に進んでいきます。これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

大勢のお客様がいらしてくださいました
大勢のお客様がいらしてくださいました
カメラを覗いてみるお客様
カメラを覗いてみるお客様

ポジや本を手に取り見ていただきます
ポジや本を手に取り見ていただきます
皆さんからの質問に答えます。写真は根尾谷の淡墨桜(岐阜)
皆さんからの質問に答えます。写真は根尾谷の淡墨桜(岐阜)

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2013年

7月

17日

雑誌 チャクラの新連載

沖縄ムード満点の表紙
沖縄ムード満点の表紙

以前 巨木の特集記事を監修しました雑誌チャクラにて、このたび新連載がはじまりました。

タイトルは「日本全国 癒しの巨木めぐり」です。

これから、都道府県別に私のおすすめの巨木1本とご神木1本をご紹介していく予定です。

記念すべき第1回は北海道

「縁結びのカツラ」と「神迎える楡」の2本が載っています。

普段ポジサイズの小さい写真をみているので、こうして引き伸ばされて本に載っているのを見ると

また感動もひとしおです。

文章を書いてくれたライターさんがまたすばらしく、女性心をつかむ内容になっています。

おじいちゃんの私にはなかなかかけない文章です。

今号は沖縄の大特集があり、読んでいるだけで、沖縄にこがれる気持ちでいっぱいになります。

かっさ、という肌をマッサージしたりするのにつかう道具も付いており、これが実際にやってみると

気持ちがいいのです。肌の弱い孫にもつかってみたら大喜び。

相変わらずサービス精神満点の雑誌ですね。


次号は愛知県の予定です。

その次はどこになるでしょう、それは読んでからのお楽しみです。

ぜひご覧になってください!

そして、感想やリクエストなど教えてくださいね!

縁結びのカツラ
縁結びのカツラ
私も良縁に恵まれるでしょうか?
私も良縁に恵まれるでしょうか?

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2013年

6月

14日

巨木をとりまく環境

チャクラの表紙
チャクラの表紙

先日以前に巨木の記事の監修などをおこなったチャクラの連載の打合せをしました。

うれしいことに、以前の記事の反響がよかったため、

連載として巨木の記事を掲載していただけるということです。

チャクラにはパワーを感じる情報がたくさん載っています。

私も興味深く読んでいますが、その中にあっても巨木のパワーが皆さんの関心を集められたとは

なによりうれしいことです。

 

その打合せをしていて気づいたことがあります。

お勧めの巨木を県別に推薦し、その樹に関する情報を調べていたのですが

巨木自体が観光スポットになっているものがたくさんあります。

 

たとえばこちらの北海道の縁結びのカツラ。

町のHPには去年の日経新聞なんでもランキングで2位になったことを誇らしげに書いてあります。

なんといまではこの樹の前で結婚式もあげられるそうです。樹のすぐそばには鐘もあります。

結婚式の最後にこの鐘を新しく夫婦となった二人がならすのでしょうね。

幸せそうなカップルの様子が目に浮かびます。

まさに縁結びにちなんだすばらしいアイディアですね。

 

こちらの大阪の“野間のオオケヤキ”も観光スポットになっています。

私が訪問したときはひろい原っぱにどーんと大きなケヤキが生えていました。

周りに自販機があって、撮影場所に苦労したことを思い出します。

ここは私の義父母とも一緒に訪問し、根に腰をかけた写真をとってあげました。

この写真はタペストリーや絵葉書にしてあります。

こちらも今では周辺が整備され駐車場も完備。

ケヤキの根元もふまれることもなくなり、ますます大きな枝を張っているようです。

(もうあのような写真は良くも悪くも撮れませんね ^^;)

となりにはけやき資料館まであります。

能勢町が観光資源としてケヤキを大切にしているのが伝わってきますね。

 

私が巨木巡礼を始めたころには、誰にも見向きもされていない巨木がたくさんありました。

役所にいってもあちこちたらいまわしにされて、結局だれも存在自体を把握していなかったり

町の人に聞いても、樹の事などまったく知らず、カーナビもない時代、ぐるぐるあちこちまわり

たどり着くのに苦労したことも多々あります。

そんな状況が情けなくもあり、悲しくもありました。

だからこそ自分が日本全国の巨木の魅力、すばらしさを伝えるんだ!広めるんだ!という

つよい思いでいままで活動を続けてきました。

それが少しは実を結んだのでしょうか?

最近は全国あちこちの方からファンレターをいただくようになりました。

皆さん私の本をもって巨木めぐりをしてくださっているとのこと。

本当にうれしい限りです。

そして行政もだいぶ変わってきました。

巨木は財産、巨木は観光資源になる、だから大切にしていこうということを

少しずつですが理解してきたようです。

巨木を巡る環境もよくなってきています。

上記の2本以外にも整備されて手厚く保護されるようになった樹がたくさんあることでしょう。

これからも巨木の魅力を発信し、樹のもついろいろな価値を皆さんに知っていただきたいです。

私もまだまだがんばります。

 

北海道乙部町 縁結びのカツラに関する HP

http://www.town.otobe.lg.jp/section/sangyou/e0taal0000000b92.html

大阪府能勢町 野間のオオケヤキのHP

http://www.town.nose.osaka.jp/13/24/548/000549.html

 

 

縁結びのカツラ 北海道乙部町
縁結びのカツラ 北海道乙部町
野間のオオケヤキ 根元にいるのが義父母です。もうこんな写真は撮れませんね。しかし、このケヤキの大きさがよくわかる写真です。
野間のオオケヤキ 根元にいるのが義父母です。もうこんな写真は撮れませんね。しかし、このケヤキの大きさがよくわかる写真です。

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2013年

6月

04日

越代の桜 & 展覧会ご案内

写真の確認作業中です
写真の確認作業中です

桜の話をするのにはすっかり遅い季節になってしまいましたが

越代の桜のお話の続きです。

あれこれとお話を引っ張ってしまいましたが

5月3日に満開の桜に無事会うことができました。

今回は越代の桜にターゲットを絞っていましたので

まず旅行の最初に桜に立ち寄りました。

この日は以前のブログにも書いたように

開花宣言の翌日ですのでまだまだ3部咲きです。

様子を確認しましたのでひとまず、他の目的地を回ります。

東北の社叢を撮影して周りました。

撮影期間はGWの真っ最中。道の駅での車中泊仲間もたくさんいます。

一人でもなんとなく寂しくない気分です。

無事に他の撮影をすませて、再度越代の桜に向かいます。

陽気のいい日が続き、すっかり桜も満開です。

長年待った甲斐がありました。見事な一本です。

撮影成功、うきうきした気分で帰路につきました。

 

現像に出した写真を確認します。

晴天を背景にすばらしい姿を見せてくれています。

改めて桜の魅力を確認できた旅行となりました。

こちらは、私がお手伝いしているNPO法人フォーエバーツリーネットワークと共同で進めている

『巨樹巨木巡礼の写真家 渡辺典博監修 いわき周辺巨樹名木巡礼』の1本に加えました。

9月の写真展にも加えようか検討しています。

しばらく楽しく悩みたいと思います。

 

さて、別件となりますが写真展のご案内をさせていただきます。

昨年も行いました『水無月展』と『國美藝術展』です。

『水無月展』には “桜に囲まれた王子神社のイチョウ”“駒形神社の桜”の2点

『國美藝術展』には“春色の丹生都比売神社”

を出展しています。

入場は無料でございます。ぜひ、お立ち寄りください。

 

  『水無月展』

開催:2013年6月4日(火)~9日(日)

会場:ギャラリー山下 東京都墨田区江東橋4-29-15 TEL 03-3631-2880 

              (JR錦糸町駅、地下鉄半蔵門線 錦糸町駅 南口より徒歩1分 出口2)

開催時間:11:00~18:30 (最終日は16:00 終了)

 

『國美藝術展』

開催:2013年6月21日(金)~27日(木)

会場:東京都美術館 

開催時間:9:30~17:30(最終日 13:30まで)

出品種別:洋画・日本画・水彩画・イラスト・写真

主催:特定非営利活動法人 國美藝術展実行委員会

 

東京都美術館HP

http://www.tobikan.jp/

國際美術協会HP

http://www.npokokubi.org/

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2013年

4月

25日

撮影旅行 その2

先日の撮影旅行では久しぶりということもあり山梨静岡といった比較的近い場所から、

結局奈良和歌山のほうまで足を伸ばしてしまいました。

写真の整理もそこそこに、次の撮影に向かいます。今回は東北方面です。

 

写真家としてライフワークとなるテーマを探してあれこれ撮影していたころ

ひとまず、桜をとることを決めて日本全国まわっていました。

かれこれ40年近くも前のことです。

桜から巨樹へ、そして現在の社叢へと撮影のテーマは変わってきましたが、

なかなか縁がなくて撮れない桜もありました。

そのひとつがこの福島県古殿町の越代の桜です。

福島も海沿いのほうはすっかり葉桜となっていますが

このあたりの桜はかなり遅く例年満開は5月上旬です。

いままでタイミングが合わずなかなか撮影することができませんでした。

今回は思い切ってこの桜にタイミングを合わせて出かけます。

 

桜の撮影は一年のほんの少しの季節しかできず、

しかも天候に大きく左右されるのでタイミングを合わせるのが大変です。

今年は桜の開花が早く、多くのお花見ツアーが中止になってしまったとききました。

その苦労は私も身をもって体感しています。

でもそういった部分も日本人が桜を好きな理由かもしれませんね。

 

 

ちなみに役場に確認したところ、なんと本日やっと開花したそうです。

あたたかいと一気に咲いてしまうそうで、今日は三分咲き位になるのではないか、

とのことでした。  満開の越代の桜に無事に会えるでしょうか?

いまからまた旅の始まりです。とても楽しみです。

 

越代の桜 (古殿町HP)

http://www.town.furudono.fukushima.jp/sakura

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2013年

4月

10日

撮影旅行

同行二人 全国巨木巡礼
同行二人 全国巨木巡礼

巨樹巨木巡礼の旅を続けていたときは

1年の1/3から半年くらいは(これはさすがに大げさですが)

撮影旅行に出ていた私ですが、

最近はさすがにそこまでではないものの

やはり1年でトータルすると2~3ヶ月は旅にでていたでしょうか?

亡き妻は私のことを紹介するときに『うちの夫は寅さんなの』といっていましたが…。

昨年の後半は病気のせいで旅行にでられませんでした。

週二回だったリハビリが1回になり、先週ついに完了いたしました。

もちろん通院や服薬は続けていますがお医者様からもOKがでたので

いよいよ撮影旅行に出発となりました。

 

巨樹巨木は日本全国かなり取りましたので残りもわずかです。

現在は主に、社叢、神社やお寺の杜を撮影しています。

こちらも、周り始めるとなかなかボリュームが多くやりがいを感じながら撮影をしています。

 

神社やお寺にはやはり独特の“気”が満ちています。

日本全国の木に加えて神社やお寺のパワーももらいながら今後も撮影旅行を続けていきます。

まずは、静岡、山梨を回ります。その後、先日樹木医の岡山瑞穂さんが立ち上げられた

NPO法人フォーエバーツリーネットワークのツアーでいった

福島県いわき市の巨木を撮影します。連休を挟んで、奈良、和歌山を回る予定です。

 

さすがに私もいい年なので無理せずゆっくり回っていきます。

旅先で私の車を見かけましたらお気軽にお声かけください。

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2013年

3月

28日

杉の樹講座 巨樹巨木巡礼のさくら 打合せ

桜がきれいですね
桜がきれいですね

2008年にも講演をさせてもらった杉並区の区民講座である『杉の樹講座』。

今年の7月24日にもまたさせていただくことになりました。

今回はテーマを桜にし『巨樹巨木巡礼のさくら』と題して

桜のあれこれと私のお勧めの桜50~60本を

1本あたり2~3カットお見せしてご紹介していきます。

 

最近では講演をおこなうと、写真家ならではの視点を教えてほしい。

撮りかたのコツを教えてほしい。といわれます。

せっかくなので今回はこういったポイントについても講演しようと思います。

皆さんからもこういう話が聞きたいというポイントがありましたら

ぜひご意見お寄せください。

 

さて、打合せを行ったのは高井戸区民センターです。

事務所の窓からも桜がきれいに見えました。

神田川沿いにずっと植えられているようです。

せっかくなので浜田山まで歩いてお花見を楽しむことにしました。

今年の桜は、急にあたたかくなったせいで一気に咲きましたね。

満開宣言は去年より2週間近く早かったと思います。

おもえば去年満開の桜の下を、孫と一緒に巨木さんぽしたのが

4月8日ですから、いかに今年の開花、満開が早かったかわかります。

しかし、その後寒い日が続いたおかげか長く花が楽しめましたね。

今週末もお花見の第二ピークといえるでしょう。

 

平日ですが神田川沿いはお花見を楽しむ人がたくさんいます。

カメラに収めてる人も多いですね。陽気がよく本当に幸せな気分です。

やはり私も日本人。桜が大好きです。

皆さんにご心配をおかけしましたが、病気のリハビリも今週で無事終了しました。

お医者様からも許可がでたので、いよいよ撮影旅行にも出かけます。

場所は奈良和歌山辺りを予定しています。

どうぞ私の車を見かけたらお気軽に声をおかけください。

 

杉の樹講座(詳細はまた決まり次第ご報告します)

2013年7月24日(水) 10:00~12:00

杉並区高井戸東3-7-5

高齢者活動支援センター内

高井戸の煙突と桜
高井戸の煙突と桜
まさに桜のトンネルです
まさに桜のトンネルです
満開です
満開です

桜を撮影する人の姿も
桜を撮影する人の姿も
お昼ごはんはシナそばです
お昼ごはんはシナそばです
菜の花との競演も美しく
菜の花との競演も美しく

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2013年

3月

04日

明治12年 明治天皇御下命『人物写真帖』

鹿島宮司ににていますね
鹿島宮司ににていますね

私の曽祖父にあたる伊勢神宮宮司 鹿島則文について

以前こちらのブログでもご紹介しました。

その鹿島則文の新しい肖像写真が発見されました。

それもなんと宮内庁にて。

  どういうことかといいますと、『明治12年 明治天皇御下命 ”人物写真帖”』に写真があったのです。

この人物写真帖は、明治天皇が群臣の肖像を手元に備えようと

明治12年(1879年)に命じて作らせたもので、総冊数39冊約9000枚の写真が収められています。

明治初期の皇族や政府高官ら計4531人の肖像写真があり、その中に鹿島則文の写真もあったのでした。

 

宮内庁から鹿島神宮の鹿島宮司のところに連絡があり

早速皇居にある宮内庁三の丸肖像館に足を運びました。

展示替えがあったそうで、残念ながら則文の写真が展示されているところは見られませんでしたが

購入したパンフレットの神官、僧侶の部に収められている写真を見ることができました。

年齢は42歳 鹿島神宮の宮司と説明がありますので、まだ伊勢神宮の宮司になる前のもののようです。

こうしてみるて、子孫である私のいとこ連中では鹿島宮司が一番似ていますね。

 

この展示では、明治時代の政府高官、というと言い方はお堅いですが

いわゆる教科書に載っているような人々の若き日の写真を見ることができます。

伊藤博文は40歳。若いですね。秋山好古(坂之上の雲の主人公)は22歳。

東郷平八郎も34歳と青年の面影です。

幕末の歴史好きの私にとっては眺めているだけでも面白い一冊です。

 

こういった人物の姿は歴史的にも貴重な資料といえますが

わずか一年の間に国内各地、外国在住の人たち4500名あまりの写真をとり写真帖をつくったことは、

日本の写真の創世記の歴史資料としても興味深い資料といえますね。

入場は無料ですので、皆様もぜひ足をお運びください。

 

宮内庁 三の丸肖像館 HP

 

明治12年 明治天皇御下命『人物写真帖』ー4500余名の肖像

2013年 3月10日まで 月/金 休館

http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai61.html#D1226

孫と一緒に見学します
孫と一緒に見学します
見ごたえあったね~
見ごたえあったね~

明治天皇御下命 人物写真帖
明治天皇御下命 人物写真帖
さすがの重厚感です
さすがの重厚感です
明治天皇 28歳のお姿
明治天皇 28歳のお姿

伊藤博文 40歳
伊藤博文 40歳
秋山好古 22歳
秋山好古 22歳
東郷平八郎 34歳
東郷平八郎 34歳

シーボルト(医師)の息子さん 唯一の外国人
シーボルト(医師)の息子さん 唯一の外国人
勝海舟 58歳
勝海舟 58歳
当時のさまざまな人の様子がわかります
当時のさまざまな人の様子がわかります

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2013年

3月

01日

福岡県の巨樹・巨木ガイド

こちらが表紙です
こちらが表紙です

うれしいお便りが届きました。

福岡県の佐野義明さんからです。

『福岡県の巨樹・巨木ガイド』という本を出版されたということで

私に本を贈ってきてくれました。

福岡県の巨木が115本が掲載されています。

地図も詳細についており、ハンディサイズで持ち歩きにも便利な一冊です。

 

その本のなかになんと私についてかかれている部分があります。

”巨木については1991年の環境庁の全国調査が火をつけて

全国的に興味、関心を示す人が増え、次から次に本が出版されるようになった。

その中でもバイブルといえる本は

渡辺典博著の『巨樹・巨木』『続 巨樹・巨木』(山と渓谷社)である” P9

 

なんと、うれしい言葉でしょう。長年の写真家生活が認められたようで

とてもうれしい気分です。早速亡き妻にも報告しました。

妻もあの世で喜んでいることでしょう。

 

この本のコメントにもあるように、

昔は一部のマニアックな人だけのものだった巨樹・巨木ですが、

いまではすっかりメジャーになり、多くの人たちがその姿を楽しみパワーをもらっています。

そんな人たちのお役に少しでも立てていると思うと感激ですし、

自分がいままで出会ってきた巨木たちにも少しでも恩返しができているのかな?と思います。

本を読んでいると、多くのお仲間たちと巨木めぐりの旅を続け

こつこつ撮影してきた様子が伺えます。

私もその大変さがよくわかるだけに、よりいっそう感動の気持ちを持ちました。

佐野さん、このたびはありがとうございました。

どうぞこれからも巨木めぐりのたびをお続けください。

私が福岡に行くときはご連絡しますのでどうぞよろしくお願いします。

 

皆さんもぜひ本をお手にとってご覧ください。

『福岡県の巨樹・巨木ガイド』  佐野義明 著 梓書院 1300円+税

http://azusashoin.shop-pro.jp/?pid=49853269

 

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2013年

2月

07日

東日本大震災の津波に耐えたイブキ

この樹が津波に耐えたつわものイブキですね
この樹が津波に耐えたつわものイブキですね

東日本大震災からもうすぐ2年ですね。

あの日私は鹿島の家にいました。

鹿島神宮で祭頭祭を見た後で、

秋田から古い友人が訪ねてくるというので、その到着を待っていました。

あまりの、揺れに驚き、これはただ事ではないと飛びだし

椿の樹につかまっていました。金魚を放している天水桶も大揺れにより

ばしゃばしゃと水がはねだし半分くらいの水量になってしまったのを覚えています。

家は古いながらもなんとか持ちこたえましたが水道管が壊れてしまいました。

隣に立つ鹿島宮司の家はかわらが落ち、塀が倒れたりと大変なことに・・・。

 

鹿島の町も大きな被害を受けました。

津波が街を襲い国道51号線沿いの店もずいぶん被害にあいました。

いま、その場所を通ってみると、こんなところまで津波が来たのかと

心底驚かされるほど、海からは離れています。

鹿島神宮は大鳥居が倒れ鹿行大橋も落ちてしまいました。

 

また、夜には初めての計画停電の対象地ともなりました。家にいながら車中泊です。

車の中でラジオを聴いてすごしました。

被災地なのに計画停電の対象地になったのは鹿島が初めてです。

抗議をうけて、その後被災地は計画停電の対象地からははずされました。

 

震災から2年近くたっても、樹を巡る状況にも震災の影響はあります。

陸前高田の希望の一本松は残念ながら枯れてしまいました。

しかし、最近になって新芽が発見されたそうです。

守る会で新芽を保護するために鉢に移して育てるそうです。

新しい希望のシンボルになるよう、大きく育ってほしいですね。

 

福島県いわき市にも東日本大震災の津波を乗り越えた木があると

樹木医の岡山瑞穂さんに教えてもらいました。こちらは、マツではなくイブキだそうです。

イブキといえば、幹がうねっているのが特徴ですね。

もともと丈夫な樹だとは思いますが、

それにしても7メートルの津波に耐えたということですから、まさにど根性いぶきですね。

今度、このイブキに会うバスツアーがあるということで岡山さんにお誘いをうけました。

3/3だそうです。私も興味がありますので参加します。

このつわものイブキを写真に収めます。近くには別のイブキの巨木もあるそうです。そちらも撮影します。

病気をしてから、遠出して撮影するのは初めてなので今からとても楽しみにしています。

岡山さん、よろしくお願いします。

 

皆さんもぜひご参加ください。詳細はこちら。

 

「樹木医と行く★復興支援 津波に耐えた“波立のイブキ”巨樹応援ツアー」

http://forevertree.blog133.fc2.com/

日時 3月3日(日)7時 新宿出発 8時 谷田部東PA出発

料金 大人8800円 小人(小学生以下)6800円 早割2/17申込まで 大人8300円 小人6300円

 

ツアーのパンフです
ツアーのパンフです
お守りつくりも楽しそうですね
お守りつくりも楽しそうですね

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2013年

1月

29日

わたしの友人 三笑亭可楽師匠

国立演芸場にて 三笑亭可楽師匠とわたし
国立演芸場にて 三笑亭可楽師匠とわたし

わたしの友人をご紹介します。

まず一人目の友人は 九代目 三笑亭 可楽師匠 です。

その名前でわかるように落語家の可楽君。

彼との付き合いは中学校にさかのぼります。

私が鹿島中学に転校してきたことが出会いです。

中学校2年のときに同じクラスになりますが

実はそのころは特に仲がよかったわけではありません。

高校は別々の学校に進学し、交友は途絶えました。

その後、私は日大芸術学部で写真を学ぶために上京。

可楽君も八代目 三笑亭可楽に入門するために上京。

偶然にも当時下宿していた若松町で再会したのでした。

 

その偶然も今おもえばすごいもので、

なじみのバーで、落語をやるからタダで酒を飲ませてくれというやつがいる

という噂をききつけお店にいってみたところ、

よくよく見てみると同級生の石上君(可楽君の本名)ではありませんか!

びっくりして『おーい、石上!』と声を掛けたところ、

今度は普段本名で呼ばれることのない可楽君がびっくり!

(当時は二つ目で可勇と名乗っていました)

当時のわたしの下宿と、可楽君のアパートが50Mほどの近いところにあったから こその偶然でした。

その後、彼がわたしの下宿に引っ越してきたことで写真家の卵と落語家の卵として切磋琢磨する!?

といえば聞こえはいいですが、青春を謳歌する生活が始まりました。

(このあたりのお話は、もう一人の下宿仲間である高井研一郎君のかいた漫画

高井研一郎の昭和写真館』に詳しいです。)

 

かれこれ、60年以上の付き合いとなった可楽君。

少し前になりますが、去年の6月には国立演芸場に久しぶりに彼の落語をききにいきました。

寄席に顔を出すのも久しぶりです。

2000円のところシルバー割り引きで1300円とさらにお得な料金で落語や奇術を堪能しました。

可楽君の演目は『景清』

いまではなかなか直接きくしか機会のない演目です。鹿島の神様も出てきました。

可楽君自身も“俺がやるのにぴったりな演目だろ”といってましたが

まさにそのとおりの内容でした。

 

終了後楽屋に顔をだして、来ていたことを告げるとたいそう喜んでくれました。

その後はもちろん飲み会です。

若いころと変わらず、馬鹿な話をしながら楽しい時間をすごしました。

今も現役でがんばっている大切な友達です。

皆さんもぜひ、寄席に足を運び、可楽君の芸を堪能してください。

 

出演予定はこちら 落語芸術家協会 三笑亭可楽プロフィール

http://www.geikyo.com/profile/profile_detail.php?id=9

 

ポスター
ポスター
さすが趣のある場内ですね
さすが趣のある場内ですね

楽屋にてご挨拶
楽屋にてご挨拶
お弟子さんの可女次君も一緒に
お弟子さんの可女次君も一緒に

演芸資料室も併設されています
演芸資料室も併設されています
それでは飲みにいくとしますか!
それでは飲みにいくとしますか!

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2013年

1月

21日

大橋未歩さん

皆さんすでにニュースなどでごらんになっているかと思いますが

テレビ東京のアナウンサーの大橋未歩さんが脳梗塞になってしまったそうです。

まだ34歳の若さということで、本人ももちろんでしょうが私も驚きました。

ニュースによれば、後遺症もないということで一安心。

しゃべる仕事ですから、言葉に問題が残ってしまったら・・と本当に心配しました。

テレビ東京の看板アナウンサーといっても過言ではなく

いつも、元気な様子に画面からパワーをもらっていました。

野球選手の奥様ということもあり、おそらくは健康にも気を使っていたでしょうに、

どうして???とご自分でも思っていることでしょう。

ずっと走り続けてきた毎日でしょうから

これを機会に少しゆっくり自分の体いたわってくださいね。

 

おかげさまで、私も通院とリハビリを続けています。

いまでは、脳梗塞になったことを知っている人でも言葉の様子が気にならないくらいです。

かなり回復してきました。(お酒も飲み始めました:笑)

冬場でも、水分の補給を忘れずに、なるべくストレスのない毎日を過ごして生きたいですね。

 

ノロウイルスやインフルエンザも流行しています。(孫もインフルエンザになってしまいました)

皆さんも体調管理気をつけてくださいね。

 

大橋未歩さんお大事に!

 

 

 

 

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2013年

1月

18日

ふるさと祭り東京 東京ドーム

東京ドームにそびえ立つ五所川原ねぷた!鹿嶋大明神と地震鯰
東京ドームにそびえ立つ五所川原ねぷた!鹿嶋大明神と地震鯰

東京ドームで開催されているふるさと祭り東京に行ってきました。

お目当てはこれ、五所川原のねぷたです。

高さは23M(ビル7階相当)、重さは19t!

昨年の夏祭りに使われたものを再現したものです。

今回のテーマは震災の復興をねがい『復興祈願 鹿嶋大明神と地震鯰』

というもので、鹿島の神様が描かれています。

要石で地震をおこすなまずを押さえているものです。

かなり怖いお顔ですね。これではなまずもかなわないでしょう。

 

昨年夏におこなわれた五所川原のお祭には鹿嶋からバスツアーが組まれ、

鹿島宮司や鹿島市長、鹿島市の人々が見物にいきました。

今回はそのねぷたが東京ドームにやってくるということで

鹿島大使として呼ばれた新年会でも、

鹿島市長からぜひ見学にいってくださいとお勧めされていました。

 

ドームに入ってまずびっくり、巨大なねぷたがそびえたっています。

まずはその大きさに圧倒されます。近くで見てみるとますますでかいですね。

記念撮影も一苦労です。迫力あるお顔が上から迫ってきます。

 

五所川原の方によるとこういったねぷたの小さいものから大きいものまで

一台あたり総勢50名以上の人の手によりひかれ、街中を練り歩くそうです。

小さいもの(といっても高さは17m)から順にスタートし、大きいものが出るころには

小さいもものはスターと地点に戻ってきてしまうそうです。

街中はねぷたでくるっと取り囲まれているような状況です。さぞかし見ごたえがあるでしょうね。

日程の関係で動いている姿は見られませんでしたが、このねぷたが見られただけで大満足です。

 

場内は日本全国津々浦々の祭りの様子や、工芸品、そして、味の名産品が勢ぞろいです。

平日でもこれだけの人出なので、休日はいったいどうなってしまうのでしょう!?

日本人はお祭り大好きですね。私もまた旅に出たくなりました。

地ビールといわきのカジキメンチカツを食べながら東京ドームを後にしました。

20日の日曜日まで開催されています。どうぞ足をお運びください。

 

ふるさと祭り 東京HP

http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/

 

下から見てもでかい~、すごいですね
下から見てもでかい~、すごいですね
鯰をおさえつけています
鯰をおさえつけています
後はこんなかんじです
後はこんなかんじです

ひと、ひと、ひと。週末はどれほど混むのでしょう?
ひと、ひと、ひと。週末はどれほど混むのでしょう?
いわき名物 かじきメンチカツ♪
いわき名物 かじきメンチカツ♪

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2013年

1月

16日

鹿島神宮 写真展の様子

本年もよろしくおねがいします。『こちらの新聞もご覧ください~』
本年もよろしくおねがいします。『こちらの新聞もご覧ください~』

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくおねがいします。

 

ことしは、写真展の開催や杉並区での講演会を予定しています。

体調を整えながら仕事をしていきます。

 

さて、ブログで告知していました、

鹿島神宮での写真展について報告します。

今年も御祈祷の順番を待つ部屋に巨木の写真を展示しています。

待っている方々に少しでも巨木のことをしっていただければ幸いです。

来年にせまった12年に一度の大祭である式年大祭御船祭の

前回の写真も展示されました。

華やかでスケールの大きな御祭りです。私も今から楽しみにしています。

 

鹿島は温暖な土地ですが、今年のお正月はとても冷えました。

東京のほうが暖かかったくらいです。

社務所の裏にも、こんなに厚く氷がはりました。

孫がのっても大丈夫な厚さです。孫はつるつる滑ってしまうのであせっていました。

 

こちらの杉は、新しい大鳥居になるために切り出されたものです。

外側の部分は削って、内側の部分だけ使います。

すでに1年半くらいは乾燥させています。

来年の御船祭りに先駆けた6月に新しい鳥居も建立される予定です。

御船祭りを震災復興の鹿島立ちの神事とするべく

鹿島宮司もはりきっています。

 

7日には白馬祭も行われました。

神様の眠りを覚ますべく、馬が7頭、境内を駆け回り

あわせて宮司らが拍子木をうちならし神様にお目覚めいただく御祭りです。

この白馬は邪気をはらい幸運を呼び込んでくれるそうで、

ハンカチを踏んでもらいお守りとします。

孫たちも、馬の駆け回る様子を楽しげに見守っていました。

終わった後は出店で買い食い。冷えた体を熱々であつあつのフライドポテトをほうばります。

 

NHKドラマ『塚原卜伝』の再放送も決まりました。

1月24日(木)より NHK総合にて 毎週木曜日 20時から放送されます。

こちらもぜひ、ご覧ください。

 

たくさんの方がお参りにきてくれ、にぎやかな鹿島のお正月となりました。

私も年の初めからパワーをチャージできました。

今年も一年がんばっていきます。

 

鹿島神宮HP

http://www.kashimajingu.jp/wp/

NHK時代劇 『塚原卜伝』HP

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/bokuden/index.html

 

 

鹿島周辺の名木をご紹介します
鹿島周辺の名木をご紹介します
氷の上で おっとっと・・・
氷の上で おっとっと・・・

大鳥居になる木の切り株 内側の白い部分を使います
大鳥居になる木の切り株 内側の白い部分を使います
本殿参拝のための長い列 
本殿参拝のための長い列 

お参りの前(食事の前?)にお清めします~
お参りの前(食事の前?)にお清めします~
白馬祭りの様子 馬もお払いを受けます
白馬祭りの様子 馬もお払いを受けます

神様おきてください~
神様おきてください~
踏んでますね。ラッキー
踏んでますね。ラッキー

幸運を拾ってお守りにしましょう
幸運を拾ってお守りにしましょう
熱々ポテトまだかな~
熱々ポテトまだかな~

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2012年

12月

28日

鹿島神宮 写真展

写真は昨年の様子です
写真は昨年の様子です

ブログがしばらく滞りましてすみません。

元気にしております。

 

さて、今年もお正月の鹿島神宮内で写真展が行われます。

特設されるご祈祷待合室内に

巨木の写真や鹿島にまつわる写真を30点ほどを展示いたします。

ご祈祷を待つ皆様に少しでも巨木のことをしっていただければ幸いです。

ご祈祷をなさらない方でもご覧いただけますので

ぜひ、初詣は鹿島神宮に足をお運びくださいませ。

 

こちらのブログでも何度も紹介しておりますように

天然記念物にも指定されている杜の散策での森林浴。

神様の乗り物である鹿に直接えさをやることもできます。

タイミングが合えば、鹿島アントラーズの選手たちの初詣にも

遭遇するかもしれません。

なにより、年の初めにパワースポットで運気をよびこみ

2013年をすばらしい一年にしましょう。

ぜひ、ご参拝お待ちしております!

展示の様子
展示の様子
本殿
本殿

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2012年

11月

23日

雑誌 チャクラ 巨木のチカラ 特集 発売!

読むだけで幸せになれる雑誌チャクラ 表紙に私の名前が!
読むだけで幸せになれる雑誌チャクラ 表紙に私の名前が!

先日ブログでお伝えしていました取材の内容が雑誌に掲載されて発売されました。

読むだけで幸せになれる雑誌『チャクラ』vol26

『知らざる 巨木のチカラ』という内容で、私のお勧めする巨木20本が掲載されています。

そのうち6本は特別付録として”持つだけでパワーみなぎる巨木カード”として

切り抜いて持ち歩くこともでき、いつでも巨木のパワーを感じることができます。

表紙にも巨樹巨木写真家 渡辺典博監修の文字があり

大変うれしく光栄に思っております。

 

縄文杉や首里金城の赤城などは見開き1Pを使って大きく掲載されており、

その迫力ある姿を楽しむことができます。

また、”びっくりまかふし木”というタイトルで、

道路をまたいだ天然鳥居の奈良尾のアコウや

幹や枝がぐねぐねと絡みあう恩徳寺の結びイブキなど

不思議な樹形の木がのっています。

もうひとつのテーマはやはりご神木。

平等寺の将軍杉や来宮神社の大楠など、参拝ついでに拝みたくなってしまうような巨木も紹介されています。

 

誌面になったものをみてみるとわが写真ながら改めて巨木のパワーを感じます。

枝はりやこぶの様子、まるで顔のような幹の様子。見ているだけでわくわくします。

自分の一生をかけて撮影しただけあるなぁと感慨深いです。

雑誌を通じてまた多くの人に巨木の魅力を感じていただければと思います。

 

また、編集後記にも載っているお話ですが、

今回の取材をしてくださった編集者さんが、チャクラvol24で鹿島神宮の取材をなさった方だったのです。

数ある神社の中から、偶然にも鹿島神宮が選ばれ、

その方と私がまた巨木の縁で一緒にお仕事させていただけるとは・・・!

本当に世の中は不思議な縁でつながっているのだなあと思わざるをえません。

これからもこういったご縁を大切に

自分の仕事である巨木の魅力を広めていくことに尽力したいと強く思います。

 

ぜひ、本屋さんでお買い求めください!

読むだけで幸せになれる雑誌 『Chakra チャクラ』 vol26 定価 750円

http://chakra.cx/

 

迫力のある誌面
迫力のある誌面
特別付録の巨木カード 持つだけでパワーみなぎります!
特別付録の巨木カード 持つだけでパワーみなぎります!

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2012年

11月

05日

孫の発熱

いつも元気いっぱいニコニコとかわいい孫ですが、

そこはやはり赤ちゃんです。

寒くなってきたなと思っていたら、あっという間に風をひいてしまった模様。

あれよあれよという間に熱が高くなり、なんと39,7度!

大人なら驚愕の体温です。

いくら子供が体温が高いといってもさすがにぐったり。

ハーハーしています。

かわいそうに思いながらも、要求するので絵本を読んでやると

そんな状況でも耳を傾け絵本を見ています。

本当にかわいいです。

私もリハビリを兼ねて絵本の読みきかせを行いました。

早くよくなっていつもの元気いっぱいの孫に戻ってほしいです。

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2012年

10月

30日

リハビリ

現在リハビリのために週二回リハビリセンターに通っています。

自宅からてくてく歩いて小一時間。

ウオーキングにもちょうどいい距離に病院があります。

道すがら神社やお寺にたちよったり、おいしそうなお蕎麦屋さんを発見したり。

いい気分転換にもなっています。

 

リハビリの様子はだいたい一回1時間。

言語療法士の先生と1対1で会話やクイズなどをしながらすすめます。

宿題として漢字のドリル(小学校4年生程度)や

小話をつくるというものが出ますのでそれを採点してもらったり、

先生の前でも記入をしたりします。

しかし、やはり病気ですね。

漢字が思い出せそうでも思い出せなかったり、

物事の説明をするのにまだまだ戸惑います。

こういったことは自分が一番切実に感じられます。

先生によるとまだ、脳の混乱が続いているそうなので、

脳の腫れが収まれば徐々によくなっていくでしょう。とのことです。

亀の歩みでのんびり進めることが大切と言われました。

あせらず進めていこうと思います。

 

先生から車の運転は堅く禁じられていますがお酒は少しならOKです。

そろそろすこしずつ飲み始めようかなとも思っています。

でも、なんとなく緊張しますね。

寒くなってきましたので皆さんもお体に気をつけてください。

 

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2012年

10月

19日

伊勢神宮旅行記

鹿島則文です。似ていますか?
鹿島則文です。似ていますか?

私の母方のいとこ、鹿島神宮をルーツに持つもの同士で

伊勢神宮と曽祖父鹿島則文をしのぶ旅行に行ってきました。

 

東京駅にて集合。新幹線で名古屋へ向かいます。

本当はこの旅行を絡めて撮影旅行にする予定でした。

なので、私だけ車で参加する予定だったのですが

リハビリ中なので断念しました・・・。

いとこ同士なので、気心しれており、年齢も年齢なので旅程はゆっくりです。

今回の幹事は先日キリマンジェロ登山をしてきた行動派。

安心してまかせていられます。

 

伊勢につきましたら、外宮の見学をします。

観光協会のボランティアガイドさんをお願いし広い神宮内を周ります。

私が楽しみにしていたのは『清盛楠』。

私の尊敬する本多静六氏の本にも記述にあり、見てみたい樹でした。

平清盛が勅使として参向したとき、この木の枝が冠に触れたため怒って西側の枝を切らせた、

という伝承によってこの名で呼ばれています。

樹齢1000年に近いといわれる清盛楠はすでに平安時代末期には大樹であったのでしょう。

昭和34年の伊勢湾台風のときに中央部分が裂けて倒れてしまい

このように2本あるような姿に変わってしまったようです。

確かに楠としては変わった形です。ちょっと思っているのとは違う樹でしたね・・・。

 

夜は神嘗祭に参列しました。

しかし、私は病み上がり。寒さもあり早々に中座させていただました。

元気な若者(?)チームは12時ころまで参列していたようです。

(当初の案では2時のご朝食まで見届ける予定だったようです。←さすがキリマンジェロ!)

 

翌朝は皇學館大學の見学をしました。

鹿島則文は鹿島神宮の宮司であり、伊勢神宮の大宮司を勤めた以外に

皇學館大學の開学にも尽力しました。

皇學館大學の資料館の中には則文の写真も飾ってあります。

私に似ていますね。どうでしょうか?

かつては、八丈島に島流しされていたこともありました。

それは、尊王思想を鼓吹していたため江戸幕府に目をつけられてしまったためでした。
3年間に亙って八丈島で流人生活を送り、その間に寺子屋を開いて,学問を講じ,島民の教化にも当たった。

とされています。 

祖先の人生にふれ、改めてその偉大さに驚きました。

皇學館の先生方にももてなしていただき楽しいひと時を過ごしました。

 

そしていよいよ正式参拝です。参内し、参拝をします。

奉納のお神楽を見学。優雅な時間が流れていますね。

神嘗祭の行列も見学します。神職たちがしずしずと進んできます。

黒田清子さんが臨時神宮祭主をつとめられています。

 

お昼はおかげ横丁で伊勢うどんを食べました。病み上がりの身にはちょうどいいランチですね。

ここで、私は帰路につきました。

 

一時はどうなることかと思いましたが無事に参列できて本当によかったです。

いとこ同士の絆を深め、祖先の偉業に改めて触れることができ

とても有意義な旅行となりました。

伊勢神宮でパワーを充電しましたので、これからもがんばれそうです。

来年は20年に一度の式年遷宮の年です。

皆さんもぜひ、伊勢神宮に参拝なさってください。

 

ボランティアガイドさんに案内してもらいました
ボランティアガイドさんに案内してもらいました
清盛楠です。3本に別れてうちの1本は枯れたそうです
清盛楠です。3本に別れてうちの1本は枯れたそうです

皇學館大學にて
皇學館大學にて
曽祖父を偲びます
曽祖父を偲びます

宇治橋鳥居の前で
宇治橋鳥居の前で
橙のはかまが黒田清子さんです
橙のはかまが黒田清子さんです

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2012年

10月

11日

快気祝い

まあ、世の中には飲めない人は沢山いますから・・・
まあ、世の中には飲めない人は沢山いますから・・・

先日、弟夫婦や、子供や孫、姪っ子や姪っ子の子供たちが集まり

私の快気祝いを開いてくれました。

私はみんなで集まり、わいわい楽しく飲みながら食事することが

何よりも楽しみです。

みんなが集まってくれて、楽しく食事をしている姿を

見ているだけで幸せな気持ちになります。

しかし残念なこと、それはもちろん飲めないこと。

 

入院中はさすがに飲みたいという気持ちにもなりませんでしたが

最近は夕食を作りながらちょっといっぱい飲みたい気持ちに駆られます。

しかし、まだ、退院して間もないこともありここは我慢。

もう少し様子を見るつもりです。

 

リハビリの病院にもいってきました。

幸いなことにやはりかなり症状は軽かったようです。

これから、週二回リハビリに通います。

宿題もでるらしく今から少々緊張しています。

 

 

孫はだんだんママに似てきましたね
孫はだんだんママに似てきましたね
姪っ子たち
姪っ子たち

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2012年

10月

06日

取材を受けました

今日、ある雑誌の取材を受けました。

この取材の話は、ちょうど私が入院したころにいただきました。

せっかくの取材の依頼をいただいているのに、

当時の私は入院中・・・・。どうしよう?と悩みました。

 

長いこと巨木の写真家として巨木を追いかけてきて

まったく日のあたらないマニアック(?)なジャンルであった巨木が

最近はパワースポットブームや、

環境問題、エコ、ロハスといったことに関心ある方々のおかげで、

ようやく一般の方にも興味を持ってもらえるようになりました。

純粋に巨木そのものが好きな方から、自然の一部として愛してくれる方

パワーチャージに巨木のエネルギーをもらっている方、

さまざまな方に出会います。

私としてはどのような形であれ、

巨木に関心を持ってもらえることは大変うれしいことですし、

巨木のすばらしさをひろめていくことが自分の使命とおもっています。

 

なので、せっかくの機会なのに取材にお応えできないのは残念すぎる!

という思いが私の脳を強くしたのか?

回復し退院し、無事に取材を受けることができました。

 

しどろもどろになりながらもなんとか取材に答えます。

なかなかおもったようにしゃべれずもどかしいやら申し訳ないやら・・・。

でも取材の方からは喜んでいただけたようで私もとてもうれしくなりました。

いい記事になるといいなと私も楽しみにしています。

 

なんといっても一番のリハビリはしゃべること。と主治医に言われました。

これからもがんばっていきます。

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2012年

10月

03日

実は・・・

実は、病気をして入院していました。

高島屋セミナーが中止というブログの記事をみて

心配してくださった皆さん、ありがとうございました。

私の病気のために中止とさせていただきました。

 

今年は特に残暑が厳しく、私ももう若くはありません。

少々飲みすぎたのでしょうか?

呂律が回らずおかしいなと思い病院を受診したところ

脳梗塞と診断されました。

 

幸い、発見が早かったため、

体に麻痺などはないのですが、言語の部分がやられたようで

少々言葉が出るのに時間がかかったり

文章を理解するのに時間がかかるようになりました。

 

人生初めての入院でしたが、無事に退院し、

今は自宅で療養しています。

大好きだったお酒ももちろんやめています。

 

まだまだ、撮影したい樹や杜がたくさんあります。

また、旅に出るんだ!という思いを胸に少々療養生活を送ります。

皆さんも体調大事になさってください。

いまさらながらに、やはり健康は宝です。

 

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2012年

9月

26日

高島屋セミナー 中止

先日の日比谷公園に続き、

10月30日に本郷弓町の大楠を訪ねる予定にしておりました

日本橋高島屋セミナーですが、諸般の事情により中止させていただきます。

楽しみにしていただいた皆様、申し訳ありません。

またの機会がございましたら、こちらのホームページでも告知します。

 

急に涼しく秋めいてきましたね。

どうぞ体調を崩さぬようにお体を大事になさってください。

うちの孫もずっ洟垂れ小娘です。

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2012年

9月

20日

うれしいお便り

亡き妻と迷子シイの前で
亡き妻と迷子シイの前で

先日の日経新聞、中國新聞、神戸新聞、大阪日日新聞を見てくださった読者の方から

ファンレター?!をいただきました。

どの方のお手紙にも、巨木への愛があふれ、

ご自分の巨木道や、お勧めの巨木、訪ねてほしい巨木等が記載されています。

巨木たちが、こんなに多くの人たちから注目されているとおもうと

巨木業界の一員として大変うれしくおもいます。

また、ご紹介いただいた巨木では知らないものもありますので、

未知なる巨木との出会いをおもうとわくわくします。

 

普段巨木巡礼の旅に出て旅先で声をかけていただくこともありますが、

なかなか直接読者の方と触れ合う機会はないので

こういったお手紙は大変うれしく私にとっては大切な活力源です。

 

かれこれ亡くなって七年。

私の活動をいつも近くで支えてくれた妻。

その亡き妻との思い出についても書いてくださる方も多く

亡き妻も喜んでいることでしょう。

 

これからも巨木巡礼の旅を続けていきます。

どうぞ、巨木に関する情報がございましたら

私に教えてください!

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2012年

9月

18日

フェイスブックとツイッター

朝晩はめっきり涼しくなってきましたね。

暑さ寒さも彼岸までとはよくいったものです。

私も夏ばてで体調を崩しております。

 

そんななか、遅ればせながら

フェイスブックとツイッターをはじめました。

これは、以前ブログでもご紹介させていただいた

樹木医の岡山瑞穂さんのお勧めです。

なかなか、HPのブログの更新だけでもアップアップの私。

無事につとまるのかかなり心配ですが・・・。

早速岡山さんがたくさんのお友達をご紹介くださり

フェイスブックの面白さに開眼しました。

まだまだ、よくやりかたがわからずどうしたらいいのか???ということばかりですが

少しずつ進めて行こうとおもいます。

 

皆さんも私のフェイスブックとツイッターに遊びに来てください!

その際にはぜひ友達申請してくださいね!

 

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2012年

9月

14日

高島屋セミナー 巨木100選

会場の様子
会場の様子

9月6日に続き、9月8日に日本橋高島屋新館9階にて

巨木100選 のセミナーを行いました。

当日は室内にタペストリーになっている巨木の写真8本を掲示。

雰囲気を盛上げます。

 

最初に巨木の定義や、私が巨木を撮影し始めたきっかけをお話しました。

その後北海道から巨木100選をスライドとともに紹介していきます。

100選というと響きがいいのですが実際100本見るのは大変です。

お客様が途中で飽きてしまうのではないかと心配していましたが、

少人数ということもあり、和気藹々、

途中途中で質問や感想の時間をとりながら

無事に100本を紹介し終わりました。

100本はしゃべるのも大変で、最後は息も絶え絶え?

のどがからからになりながらの2時間でした。

 

私は写真家なので、写真を見てくださった方の反応などを直接感じる機会がなかなかなく、

今回は皆さんと一緒に木をみてさんぽして歩いたり、スライドで日本一周したり、

ほんとに楽しい時間をすごすことができました。

熱心にメモをとる皆さんの様子にこちらが励まされました。

参加された皆さんは、ぜひ、近くの巨木を見に行ってください!

 

次回は10月30日に本郷弓町のクスを中心に東大の巨木を見て回ります。

クスのお膝元のレストランでのランチもついておりますので

ぜひいらしてください!お待ちしております。

10月30日の高島屋セミナーについてはこちら↓

ニュース

巨木タペストリーを飾りました
巨木タペストリーを飾りました
タペストリーは販売もしております!お気軽にお問い合わせください。
タペストリーは販売もしております!お気軽にお問い合わせください。

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2012年

9月

12日

高島屋セミナー 巨樹・巨木 名木巡礼 日比谷公園

首賭けイチョウ 青々した葉がみごとですね
首賭けイチョウ 青々した葉がみごとですね

高島屋セミナーが無事終了しました。

9月6日は日比谷公園を首賭けイチョウを中心に回りました。

当日は、夕方から雨予報、日中もうす曇で天気は悪くもなくよすぎでもなく。

暑くないとはいいませんが、かんかん照りでなくてよかったです。

 

有楽門を出発、途中、園内の改装等で通れない道もありましたが

外回りをぐるっと半周、烏帽子石、都道府県の樹をみて園の中央部へ、

明治35年開設時からのイチョウ並木を通り、

途中巨木の測定の実演などもしながら園内をさんぽします。

途中、私の樹に関する説明だけでなく、

日本野鳥の会出身の富田さんによる鳥の解説があったり、

聴診器を持ってきてくださった熱心な方から、

聴診器をお借りして樹の音を聞いたりしました。

最後は首賭けイチョウ前で、皆さんで記念撮影。

無事にさんぽは終了しました。

 

ちょうどお昼時なので、有志で松本楼でランチを食べます。

その後は、新有楽町ビル内にある「自然環境ひろば 丸の内さえずり館」を見学しました。

下見のときにもおもいましたが、じっくり歩くと日比谷公園は広い!

広がりだした黒雲に追い立てられるように帰宅。

じっくりおいしくビールを飲みました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

次回は10月30日の本郷弓町の大楠です。

ぜひいらしてください!

 

日比谷公園や本多静六博士について説明します
日比谷公園や本多静六博士について説明します
巨木の計測法を実演
巨木の計測法を実演

ひまわりの道をいきます
ひまわりの道をいきます
松本楼名物10円カレー 今年は9/25
松本楼名物10円カレー 今年は9/25

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2012年

9月

04日

高島屋セミナー 日比谷公園さんぽ 下見

松本楼と首賭けイチョウ
松本楼と首賭けイチョウ

9月6日に行われる 高島屋セミナー 巨樹巨木名木巡礼 東京巨木さんぽ

“日比谷公園”編の準備のために下見に言ってきました。

普段何気なくあるいているのと違い、

いざ、真剣に?!さんぽしようと思うと、日比谷公園は広い!

改めて、こんなに多くの木が植えてあるのかと関心しました。

これも、本多静六博士の努力と、

その後の公園管理にかかわった方々の熱意の賜物ですね。

この日は天気もうす曇のため、今までほどの猛暑ではありませんでした。

昼時にはそこここで、ランチを楽しむ人や読書にいそしむ人などが見受けられました。

本当に都会のオアシスだなと実感しました。

 

お昼は楽しみにしていた、松本楼でハイカラカレーを食べました。

高島屋セミナーの富田さんからお話を聞いていたとおり、

なんと、すずめが手乗りになっています!

テーブルにのってきて、手から直接ご飯粒を食べたのには

驚きました。

すずめは人間になれないものとおもっていましたからねぇ。

きっと、都会の人々が優しいからでしょうね。

 

6日のセミナーの日もこれくらいの天気気温だといいですね。

皆さんと当日お会いできることを楽しみにしています。

 

 

 

イチョウをみながらハイカラカレー
イチョウをみながらハイカラカレー
なんと手乗りすずめです
なんと手乗りすずめです

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2012年

9月

03日

鹿島神宮 例大祭

孫の衣装は娘がきていたものです
孫の衣装は娘がきていたものです

9月1,2日は鹿島神宮の例大祭でした。

一年のうちの一番大きなお祭りです。

9月1日の夜8時に神様がお出ましになり

御神輿が輿丁奉仕者により捧持されて町内に出御となります。

その日は楼門の前に一泊し、翌2日に本宮に帰ります。

町内を山車が練り歩き、1日の夕方にかけては提灯まちが行われます。

 

鹿島の山車は奉祝のため、五つの町の山車が曳き回されます。

その歴史は古く1857年には山車が作られていたといいます。

山車には鹿島の神様である武甕槌大神や

去年BS時代劇にもなった塚原卜伝の大きな人形が乗っています。

近くでみるとより迫力を感じられますね。

 

提灯まちとは、大きな青竹に無数の小ちょうちんを結んで縄を四方に引き

1本の竹をおよそ20人で推し立てながらお囃子も高らかに神宮へ1歩1歩進み

これを篝にして奉焼します。

重い竹を若者たちが、一歩一歩どしんどしんと推し立てながら進ませていきます。

若いお嬢さんも参加しており驚きました。

どちらも勇壮なお祭りです。

 

本殿の前では、次々と奉納の舞や剣舞が行われ

神様もお楽しみになっていることでしょう。

屋台もあちこちにでて、やっと靴をはいて歩けるようになった孫は

あっちに寄り道こっちに寄り道、大変です。ちっとも進みません。

 

私にとっては小さいときから慣れ親しんだお祭りですが

とにかく人出が多くて驚きました。

屋台もあんなにでていて商売になるのか心配です。

神様もにぎやかに楽しく過ごされたことでしょう。

 

 

日本武尊の山車
日本武尊の山車
提灯まちが進みます
提灯まちが進みます
孫も奉納の舞を披露 神様見てくださ~い
孫も奉納の舞を披露 神様見てくださ~い

神様が町内へ出御
神様が町内へ出御
今夜はこちらで御一泊
今夜はこちらで御一泊

奉納演武 鹿島神伝 直心影流 なんと外人さんです
奉納演武 鹿島神伝 直心影流 なんと外人さんです
嵐とおもったら、マ、マツコ???
嵐とおもったら、マ、マツコ???

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2012年

8月

18日

日経新聞 何でもランキング 訪ねたい神秘的な巨樹

取材の様子
取材の様子

8月18日の日経新聞朝刊 日経プラス1(土曜版)の1面

何でもランキングのコーナーで

『訪ねたい神秘的な巨樹』が取り上げられました。

1位は文句なしの屋久島の縄文杉で

2位に北海道の縁結びのカツラ

3位に青森の北金ヶ沢のイチョウが並びます。

ランキングを作成したのは日経の記者さんですが

私も納得のランキングです。

 

このランキングの作成にあたり、

日経新聞の記者、鈴木さんにお声掛けいただき

取材や選者の推薦、写真の提供といった協力をさせていただきました。

 

最初に取材の依頼をいただいたときは

巨木といっても私の本に載っているだけでも1500本以上あるので

選ぶのは大変なのではないかと心配しましたが、

(実際、鈴木さんは大変苦労なさったようですが・・・・)

こうして無事、記事になって掲載されてうれしく思っています。

 

選ぶポイントとしては、掲載が8月18日、夏休みも後半ということもあり

家族で訪ねられる木、子供の自由研究にも使えそうな木

そして、秋の行楽シーズンでも訪ねられる木

といった点を重要視しました。

 

鈴木さんいわく、私だけでなく、ほかの選者さんも巨樹への思い入れがとても強く

あの木、この木と熱烈に推薦してくれるため

その熱意を思うと、ランキングを作るのが大変難しかった、ということです。

わかる気がします。

 

このランキングをみた、多くのひとが巨木に興味をもち

訪ねて、巨木と交流してくれると大変うれしいですね。

 

あれ?孫も取材に協力?”この木がお勧めだよ~”
あれ?孫も取材に協力?”この木がお勧めだよ~”
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2012年

8月

17日

鹿島の夏休み

スイカをあーん
スイカをあーん

毎日暑い日が続いていますね。鹿島も暑い日が続いています。

しかし、鹿島の暑さは東京とは違います。

海が近く海風が吹くことと、鹿島神宮の森の冷却作用でしょう。

朝晩は風もとおり過ごしやすく、睡眠もぐっすりとれます。

子供たちが小さかったころは、毎年毎年鹿島で合宿をしていました。

昼は海へ行き、子供たちは海水浴、大人たちは蛤ほり。

夜は庭でBBQ。昼間取れた蛤をさっそく焼いて食べます。

鹿島の森でのセミ取りやきもだめしなど、

子供が小さいころというのは手もかかり大変でしたが、

今でも楽しい思い出はたっぷり残っています。

 

今年は、孫や、姪っ子、姪っ子の子供たちも集まり、

久しぶりに鹿島で合宿しました。

さすがにもう私が海に行くことはありませんが、

夜はBBQに花火、朝もカブトムシ取りと夏の思い出が満載です。

 

孫は大人の真似をして、とうもろこしや、

スイカをがぶがぶかむのがお気に入り。

私がもって支えてあげていたら、あっという間に上手に食べられるようになりました。  

時がたち、子供たちも大きくなり、

またこうして集まってすごせることは大変幸せですね。

カブトムシはかわいいな~
カブトムシはかわいいな~
でも、くっついたらイヤー!!
でも、くっついたらイヤー!!

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2012年

8月

16日

鹿島神宮境内の文化財・巨樹名木観察会

幹周りの計測法を説明
幹周りの計測法を説明

8月5日 鹿島神宮にて文化財・巨樹名木観察会が行われました。

かれこれもう第9回になります。

当日は朝10時の集合前から皆さん集まりにぎやかに話をしています。

参加者は40名ほどで、カメラを抱えたシニアから、

夏休みの自由研究にするのでしょうか?小学生まで幅広い年代が集まりました。

 

私も講師として簡単に挨拶し、会がスタートしました。

まずは大鳥居近くのタブノキを見ます。

塀の上から大きな体がせり出しているようです。

その後は駐車場の前にあるスダジイ。

樹齢800年の大木ですが、近寄ることができるので

大きさをより身近に感じられます。

巨木の幹周りの計測法などを私も簡単に説明しました。

子供たちが楽しそうに計測を手伝ってくれました。

楼門の歴史的由来や、ご神木との兄弟杉といわれる次郎杉、

効果的な写真の撮り方など、

巨木と絡めてさまざまな話をしながら会は進行しています。

最後は要石の近くの大きな榊を観察。高さは18mほどもあります。

榊は大きくなりませんのでこれは、榊の中の巨木といえます。

また、神宮の森に1本だけ観察されているケンポナシも観察。

秋には甘い実がなるそうです。

 

しかし、驚いたのは、プロの私もびっくりの皆さんのカメラ熱です。

あちらの角度、こちらの角度、とシャッターチャンスを狙う姿に私も驚きました。

こして改めて鹿島神宮を歩いてみると、歴史の古さや森の見事さに

私でさえも魅了されます。新たな発見もあり意義のある会となりました。

来年も楽しみです。

 

せり出しているかのようなタブノキ
せり出しているかのようなタブノキ
子供たちが手伝ってくれました
子供たちが手伝ってくれました

緑の参道を歩く皆さん
緑の参道を歩く皆さん
鹿島の森は本当に見事です
鹿島の森は本当に見事です

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2012年

8月

02日

国立能楽堂 復曲能 常陸帯

公演ポスター
公演ポスター

国立能楽堂にて、能をみてきました。

演目は「復曲能 常陸帯」というものです。

常陸帯とは、1月11日に、妻を得たい男が、帯に歌を書き神前に手向け、

数多の帯からその帯を選び、書かれた歌を読んだ女を自分の妻とする、

という鹿島神宮の縁結びの神事です。

こちらを題材にしたもので古くは室町時代から演じられていたそうです。

昨年鹿島神宮にて126年ぶりに蘇った作品の再演です。

タイトルの上に“復曲能”とつけられていますが

これは、古い演目をただそのまま演じるのではなく

現代に通じるようにわかりやすく手を入れたもののことをいうそうです。

開演に先立ち、能本(台本)を作成した法政大学名誉教授の西野先生より

30分ほど演目や能に関して解説がありました。

これのおかげで、かなり内容に入り込みやすくなりました。

 

私は去年の10月に行われた鹿島神宮での公演もみていますが

今回画期的にちがったことは、客席です。

客席すべて、1席1席に、小型の画面がついており

すべてのせりふがここに映し出されます。

やはり、耳できくだけではなかなか理解しがたかった内容も

これをみて、文字として確認できるのでとてもわかりやすくなりました。

本当に画期的ですね。

 

当日は、鹿島のゆるきゃら ぼくでんクンも登場。

会場での物産の販売が、鹿島モードを高めます。

鹿島からは、宮司を筆頭にバスで観賞にきていました。

 

本格的な能をみたのははじめての経験でしたが

ただ、伝統に胡坐をかくのではなく

常に新しく進化していこうとする意欲が感じられ大変面白く観賞しました。

また機会があれば観てみたいですね。

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2012年

7月

18日

高島屋セミナー 巨樹・巨木 名木巡礼 東京巨木さんぽ

毎日暑い日が続いていますね。

私もいい年なので、こまめな水分補給を心がけています。

 

さて、ニュースでもお伝えしておりますが

日本橋高島屋様で、巨木に関するセミナーを開催させていただけることとなりました。

題して“巨樹・巨木 名木巡礼 東京巨木さんぽ”です。

 

9月6日の会は 日比谷公園にて、実際の巨木をみながら、

巨木にまつわるエピソードや、観察のコツなどについてお話します。

9月8日の会は、巨樹・巨木100選として、日本橋高島屋新館9階にて

日本全国北から南までえりすぐりの巨木100本をスライドをみながらご紹介します。

 

まだまだ、暑い季節ですが、

涼しい日比谷公園内での巨木さんぽか涼しい教室での座学で、巨木の世界をお楽しみください。

私も、皆さんとお会いできるのを巨木に会いに行くような気持ちで楽しみにしております。

ぜひ、足をお運びください。お待ちしております!!

 

巨樹・巨木 名木巡礼  東京巨木さんぽ

 

A)「日比谷公園」  9月6日(木) 10:15~12:15 集合:10:00 日比谷公園有楽町門 交番前

 

巨樹の大切さを訴え続けた本多静六博士が移植した「首賭けイチョウ」(推定樹齢350年)などを

公園を歩きながら解説します。※雨天実施。歩きやすい靴、服装でお出かけください。

 

B)「巨樹巨木100選」 9月8日(土) 10:30~12:30 日本橋高島屋新館9階教室

 

全国を巡った中から、行って、観て、面白い、お勧めの100本を選び

教室で投影しながら解説します。

 

受講料:各 高島屋友の会会員 3,465円 一般 3,675円

教材費:各100円

 

申込方法:7月9日(月)より日本橋高島屋本館7階 友の会窓口にて承ります。

問合せ先:日本橋高島屋セミナー事務局 TEL03-3246-2175

 

詳細は ニュース をご覧ください。

 

 

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2012年

7月

12日

旅日記 飯田市 “噂の”黒松

少々遅くなりましたが、先日訪問した飯田市の“噂の”黒松

の旅日記を更新しました。

巨木巡礼旅日記よりご覧ください。

 

巨木をとりまく環境は日々変化しています。

今回も訪問してみて、それぞれの人たちの黒松に対する思いや状況に

私も考えさせられることが多かったです。

私は写真家として、この黒松の姿を写真に残すことで、

少しは黒松を取り巻く“思い”に貢献できたかなと思います。

このような状況にある巨木たちの姿をどんどんフィルムに収めていきたいです。

 

それとは別に・・・。飯田市、なかなかグルメな街でした。

またゆっくり訪問したいものです。(次回は温泉にもつかりたい!)

旅日記、どうぞご覧ください。

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2012年

7月

01日

新作日本刀展覧会 宮入小左衛門行平さん

私が以前追いかけていた刀鍛冶の人間国宝の 宮入行平氏

その息子で宮入小左衛門行平さん

(私にとっては本名の恵君のほうがなじみ深いですが・・・)が行っている

“第三回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会”を見てきました。

今日は恵君のギャラリートークもあり、70名以上の方が

熱心に話を聞いていました。

 

刀というと男性のものという感じがありましたが、

意外にもお客様の4割程度が女性で、若い方も多かったことが印象的でした。

質問コーナーにもあった話ですが

たとえ刀の作者であっても、うまく切ることはできないそうで

作刀も研磨も修練が必要ですが、

日本刀でうまく“斬る”ことも修練が必要とのことです。

意外ですね。

 

私が先代の鍛錬場に通っていたのは45年以上も前のことです。

そのころ小さかった恵君が、

いまや、日本刀の魅力を広めるためにさまざまな活動を

積極的に行っているのをみると、

私もまだまだがんばろうという気持ちにさせられます。

7月22日まで ホテルオークラの隣 大倉集古館で行われています。

ぜひ皆さんも足をお運びください。

 

『日本刀  ~悠久の美をみつめて  第三回 新作日本刀 研磨 外装 刀職 技術展覧会』

 

この展覧会は本年で第三回目をむかえる公益財団法人日本刀文化振興協会との共催展覧会です。日本刀文化について多くの方々に理解を深めてもらう事を主軸とすると同時に、その伝統技術の継承を担う現代刀職者を支援することも大きな目的としております。
公募作品コンクールにおいて行われた、厳正な審査の結果を基に「作刀」「研磨」「外装」各部門の受賞作品を中心に展示いたします。
なお期間中会場では、刀職者が会場説明者として待機し、日本刀の製作工程や研磨、外装についてそれぞれの専門分野の立場から説明を行いますので、来館者と日本刀文化を結ぶ役割も期待されます。

会期 2012年6月9日(土)~7月22日(日)
開館時間 10:00 ~ 16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(7月16日は開館)
開館日カレンダーでもご確認いただけます。
入館料

入館料
※料金は展覧会により異なります。
※障がい者手帳をお持ちの方、付き添いの方1名は無料となります。
※20名以上の団体様は100円引となります。
※土・日曜日は、高校生以下の生徒と引率の両親・教師は無料となります。
※企画毎のリピーター割引制度(¥200割引)を設けております。

 

 

大倉集古館 第三回 新作日本刀 研磨 外装 刀職 技術展覧会 HP

http://www.shukokan.org/exhibition/index.html#link01

 

 

大倉集古館
大倉集古館
宮入小左衛門行平こと宮入恵君と
宮入小左衛門行平こと宮入恵君と

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2012年

6月

26日

飯田市 新庁舎と黒松

先日テレビ番組の“噂の東京マガジン”で放送された

飯田市の新庁舎建設と樹齢200年の黒松伐採の問題ですが、

読者の方からのコメントで、切られてしまうことに決まったと知りました。

 

税金の無駄使いということできられてしまうのなら

税金の使わない形での存続はできなかったのかと残念に思います。

 

それならば、巨木の在りし日の姿を、せめて写真に残しておこうと思い

急ではありますが明日27日に飯田市を訪れることにしました。

飯田市役所に電話したところ、すでに囲いもなく誰でも見られるとのこと。

200年、飯田市を見守ってきた黒松。 

明日、会いに行きます。

 

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2012年

6月

21日

國美藝術展 東京都美術館

先日のニュースでお伝えしたとおり

上野の東京都美術館で “國美藝術展”がはじまりました。

私もオープニングイベントに参加し、テープカットしてきました。

会場の東京都美術館は今年の4月にリニューアルオープンしたばかりで

大変きれいです。中もひろく、建物の構成にも工夫がされており

これだけでも見る価値があります。

 

展覧会のほうは、写真を始め、絵画や、工芸などもあり

写真だけでも120点、全部で400点以上の作品数

かなり見ごたえのある内容になっています。

 

同じ建物内のギャラリーAでは、日芸の同級生の大石直臣君が会長を勤める

日本写真文化協会主催の 第58回 JPC全国写真展覧会フォトコンテスト発表展

が開かれていましたので、こちらも見てきました。

一般社団法人 日本写真文化協会 HP

さすが、主に写真館のカメラマンたちが撮影した写真だけあり

特に、人物の何気ない表情の引き出し方が巧みです。

 

東京都美術館は公募展のための美術館なので

同時にいくつもの藝術展が行われています。

写真だけでなく、書や焼き物なども楽しめます。

しかも、入場無料の展覧会が多く、気軽に訪れることができます。

おまけに、建物は天井がたかく、とてもいごこちのいい空間です。

レストランやカフェも充実しており、上野の森をみながら

さっそくビールを楽しんでしまいました。

 

今年の夏は節電のために公共施設を有効活用することが提唱されていますが

ここならば、たくさんの展覧会もあり一日楽しむこともできるでしょう。

涼みがてら、節電がてら、ぜひお越しください。

 

開催:2012年6月20日(水)~27日(水)

会場:東京都美術館 

開催時間:9:30~17:30(最終日 13:30まで)

出品種別:洋画・日本画・水彩画・イラスト・写真

主催:特定非営利活動法人 國美藝術展実行委員会

 

東京都美術館HP

http://www.tobikan.jp/

國際美術協会HP

http://www.npokokubi.org/

 

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2012年

6月

19日

水無月展 ギャラリー山下

ギャラリー山下での水無月展が始まりました。

台風が近づく中、ほかの出展者の方とともに

オープニングパーティに参加しました。

 

出展作品は写真だけでなく、絵画やスケッチもあります。

日芸の同級生の宮坂君が撮影した

先日の金冠日食の画像はかなり見ものです。

写真だけでなく、彼は映像作成のプロでもあるので

今回の金冠日食の様子をDVDにまとめてありました。

コンパクトに日食の様子がわかり面白い内容でした。

 

私は巨木の写真ではなく、最近とりためている社叢の写真の出展です。

一枚は、古くからの友人である、秋田の菅原君夫妻も写っています。

錦糸町の駅からもすぐですのでぜひ足をお運びください。

 

開催:2012年6月19日(火)~24日(日)

会場:ギャラリー山下 東京都墨田区江東橋4-29-15 TEL 03-3631-2880 

              (JR錦糸町駅、地下鉄半蔵門線 錦糸町駅 南口より徒歩1分 出口2)

開催時間:11:00~18:30 (最終日は16:00 終了)

 

 

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2012年

6月

18日

父の日

6月17日は父の日でした。

今年は、孫二人にお祝いしてもらいました。

(父の日ではなく爺の日?)

去年の今頃は、まだまだ生まれたばかりだった二人ですが

今年はもう一才。

歯も生えて髪の毛ものびて、きているものも子供服になり

赤ちゃんから、すっかり女の子という感じです。

 

私の場合、いままでお祝いの品といえばお酒と相場が決まっていました。

なにかあれば、かならずお酒なので、贈る側もわかりやすいのでしょう。

しかし、今年は、これからの仕事がうまくいきますように、との願いをこめて

名刺入れをもらいました。イタリー製です。

なんだかもったいなくて使えない気分ですが、

そこは、子供たち孫たちの気持ちをありががく頂戴して

活用させていただきます。

 

まあ、こうして、みんなで集まり楽しくわいわいやることが

本当は一番うれしいのですがね・・・。

孫二人と
孫二人と
赤ちゃんから幼児へ
赤ちゃんから幼児へ

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2012年

6月

07日

講演を終えて感じた事

今回鹿島神宮の講演会に向けて、資料や原稿の整理をしていて気づいた事があります。

それは、巨木をめぐる現状の変化についてです。

 

私が巨木を撮り始めたきっかけのひとつに写真家としての使命を感じたからというものがあります。 

巨木の撮影を始め、巨木への思いが高まるにつれ、日本中の巨木に会いたい、

そして全ての巨木を撮影して、現時点での全国の巨木の姿を映像として残すことが

自分の写真家としての使命なのだと。ひそかに決意しました。

 

しかし、実際に撮影して回っていると困難の連続でした。

カーナビもインターネットもない時代に、地図を片手に妻と車で巨木をたずね回っても

地元の人も知らない、役場できいてもわからない、やっと探し当てても何年も前に枯れてしまっていた、

という悔しく残念な巨木に何度も会いました。

 

このまま人々の無関心が続けば、樹はどんどん枯れたり切られたりしてしまう。

樹を切る事は、その生きてきた100年200年という時間を考えれば一瞬のことです。

しかし、あとからその木の必要性を感じても失われた時間を取り戻すことは容易ではありません。

 

そういった思いを新聞に訴えたり、講演会などで訴えたり、そしてもちろん写真を通じて訴えたりしてきました。

(詳しくは プロフィール欄1992年 読売新聞 『日本の巨木は泣いている』参照 )

その当時の私の原稿には、無残に切られていく、枯れていく樹をなんとか少しでも救いたいという

がむしゃらな気持ちが表れていました。

 

そういった状況からかれこれ20年以上がたちます。

当時私が訴えていたことはだいぶ改善してきているように感じます。

巨木は地球全体の財産であり、地域や人間の手で守っていく必要があるものなのだ、

という考え方がだいぶ浸透してきているように思います。

 

もちろん、全ての人がそう感じているわけではなく、

先日もTV『噂の東京マガジン』で長野県飯田市の新庁舎建設をめぐり

樹齢200年の黒松を伐採するかどうかが話題になっていました。

http://www.tbs.co.jp/uwasa/genba/20120520.html

どうなるものかと気にしていましたが、

市議会で検討してみるという方向性になったようで

ひとまず、ほっとしました。

 

これからも巨木巡礼を続けていきます
これからも巨木巡礼を続けていきます

 

巨樹・巨木の所有者の80%近くは神社仏閣・個人です。

巨木は人や社会の手入れなくしては大きくはなれなかったのです。

どうぞ、皆さんも身近な巨木、有名な巨木を

実際にご覧になってみてください。

巨木たちは悠久の時間を過ごしたパワーを

皆さんに与えてくれるはずです。

そのパワーをいつまでももらえるように

皆さんも、巨木を愛し、大切にしてください。

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2012年

6月

03日

鹿島神宮 こぼれ話

茅野輪が登場
茅野輪が登場

講演会の日はちょうど61日。

一年の折り返しの月です。

この半年間の穢れをはらう茅野輪が登場しています。

ここを左回り、右回り・・・とくぐったら本殿に参拝。

人形に半年間の穢れをうつし、はらえを行います。

630日に大祓式がおこなわれ、

人形についた穢れがはらわれるそうです。

暑い夏に向けて心身を整えるよいきっかけになりました。

ぐるぐる回って本殿へ
ぐるぐる回って本殿へ
人形に穢れを移してはらいます
人形に穢れを移してはらいます
かわいい参拝者たち
かわいい参拝者たち

ただいま本殿は修復中
ただいま本殿は修復中

現在本殿は修復作業中で、

屋根に葺く檜皮のご奉納も受け付けています。

境内ではあちこちに、昨年NHKBS時代劇で放映された

『塚原卜伝』の撮影ポイントの解説があります。

ドラマをみて鹿島神宮にお参りされた方には、

「ここがあの!」と思える案内板ですね。

 

毎月1日に行われるお一日祭りでは、

今回私がおこなったような講演会などを毎回行っているそうです。

神様について勉強会をしたり、

春にはお花見に行くこともあるそうです。

毎月1日に、仲間ともあえる

大切な社交の場にもなっているそうですよ。

檜皮のご奉納受付中
檜皮のご奉納受付中
こうして葺くそうです
こうして葺くそうです
『塚原卜伝』のロケ地紹介
『塚原卜伝』のロケ地紹介

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2012年

6月

01日

鹿島神宮 講演会 『巨樹・巨木 入門』

おついたち祭りの様子
おついたち祭りの様子

鹿島神宮のお一日祭りの講演をおこないました。

当日は10時より、多くの人が拝殿して、ついたち祭りが行われました。

30分ほどでお祭りが終わったあとは礼賓館にて私の講演会です。

会場には、鹿島神宮の御神木の写真や、

日本全国の巨木の写真を飾りました。

かなりいい雰囲気です。

こちらの礼賓館が会場です
こちらの礼賓館が会場です
入り口には縄文スギと共に鹿島神宮の御神木の写真も飾ります
入り口には縄文スギと共に鹿島神宮の御神木の写真も飾ります
巨木の写真の飾られた会場
巨木の写真の飾られた会場

画像をみながら巨木を御紹介
画像をみながら巨木を御紹介

お祭りに参加された皆様のうち40名様ほどがあつまり

『巨樹・巨木 入門』として講演を行います。

巨木の定義や巨木の現況とともに、

私が巨樹・巨木巡礼を始めたきっかけなども

お話させていただきました。

巨木については北海道、東北地方の18本を御紹介。

最後は福島の『三春の瀧桜』で締めくくりました。

その後は、皆さん思い思いに巨木の感想や、

たずねたときの感動を話しあい、

『今度○○にいくから、この樹をみてきます』とか、

『××に行った時この樹をみました』等の声がきかれ、

私にとっても楽しいひと時を過ごすことができました。

熱心に話を聞いてくださる皆さん
熱心に話を聞いてくださる皆さん
質問にこたえます
質問にこたえます

緊張しながらも楽しめました
緊張しながらも楽しめました

私はしゃべることの専門家ではないので、

なかなかすらすらとはしゃべれません。

原稿をつくりリハーサルをしていても、

うまく言いたいことが出てこず困ったなとも思っていました。

しかし、実際に皆さんを前にすると、

あれも伝えたいこれも伝えたいという気持ちがつよくなり、

緊張しつつも楽しくしゃべることができました。

巨木を通じた交流ができて大変うれしかったです。

皆さんが巨木に関心をもち、

あちこちたずねてくれるようになると、

もっともっとうれしいですね。

いとこの鹿島宮司と御神木写真の前で
いとこの鹿島宮司と御神木写真の前で
私の担当をしてくれている神主の中島さん
私の担当をしてくれている神主の中島さん

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2012年

5月

28日

鹿島神宮 一日祭 講演会

鹿島神宮では年間に90回もの行事やお祭りがあります。

毎月 一日には 月次祭(ツキナミサイ・一日祭り)があり、

お参りに来る方も大勢います。

 

このときにおまいりに来たかたへ、講演会をおこなっているそうなのですが、

今度の6月1日は私が講演をさせて頂けることになりました。

 

タイトルはずばり『巨樹・巨木 入門』

巨樹・巨木の定義や、見方から始まり、

今回は、北海道・東北エリアの巨木18本を御紹介する予定です。

お祭りにいらしたかたなら、どなたでも参加いただけます。

 

ぜひ、皆さん、お参りに、そして講演をお聞きにいらしてください。

 

日時

2012年 6月1日 (金) 10時より 講演会は11時ころスタート予定

 

 

 

 

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2012年

5月

23日

旅日記こぼれ話 式根島 新島

今回の撮影旅行で式根島・新島に

一緒にいってくれた友人は鹿嶋の友人です。

 

彼は、仕事柄、あちこちに出かけることが多く、

その際に、出先で巨木を探すことを楽しみにしてくれるようになりました。

今回の式根島の巨木なども、以前に彼がみて

素晴しい木だから一緒にいこうと誘ってくれたものです。

 

手前みそながら、

こうして自分の友人が巨木に興味をもち

あちこち見に行ってくれるようになるとは、

本当にうれしいことです。

巨樹巨木巡礼の写真家冥利につきる話です。

友達とはありがたいものですね。

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2012年

5月

18日

旅日記 式根島 新島

先日 撮影旅行にいった

式根島と新島の旅日記を掲載しました。

 

まだ、写真が載せられずすみませんが

順々にアップしていきます。


ぜひご覧ください。

 

巨木巡礼 旅日記

 

 

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2012年

5月

10日

撮影旅行  静岡~奈良~長野

たらふく竹の子を食べ、連休明けより撮影旅行に出ています。

今回は鹿島神宮で私の担当をしてくれている若い神主さんも一緒です。

一人旅も気楽でいいものですが

やはり、お供してくれる人がいると精神的にも肉体的にも楽です。

 

今回の撮影旅行は、巨木の撮影はもちろんなのですが

社叢なども撮影して周ります。

この社叢の写真は次の本に載せる予定です。

 

主な予定はこんな感じです。

 

<静岡>

細江神社のクス

<愛知>

日吉神社のクス

<三重>

椿大神社

<和歌山>

熊野那智大社のオオクス

<奈良>

一言主神社のイチョウ

<長野>

イチイの古木

(読者の方からご連絡いただいた巨木です)

 

大体1日に3~4ヵ所、

合計で30ヶ所ほどを周る予定にしています。

 

同行二人 巨樹巨木巡礼と書かれた車を

見かけられたら、ぜひお気軽にお声かけください。

この車です
この車です
ぜひお声かけください!
ぜひお声かけください!

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2012年

5月

09日

撮影旅行

新緑が目にまぶしい季節になりました。

桜が開花すると私の撮影旅行もスタートです。

 

先月は新島、式根島を友人とまわってきました。

新島では、前田家の大ソテツを

式根島ではイヌマキを撮影してきました。

 

私はのんびりとした船旅が好きなのですが

(もちろん船中での一杯が楽しみ)

今回はジェット船での航海となりました。

こちらも早くていいものですね。

 

島でも温泉に入り、

宿の女将さんに島特産の海産物をご馳走になり、

お土産までいただき楽しい時間が過ごせました。

 

かえって一息ついたところで

また、撮影旅行に出ています。

 

今回は、奈良、和歌山といったエリアを中心に

先日読者の方からお手紙頂いた、長野の巨木も回る予定です。

 

鹿島神宮で私の担当をしてくれている

神主さんと一緒に周ります。

 

また、旅の詳細はブログで御紹介します。

 

 

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2012年

5月

06日

竹の子

鹿嶋の家には竹やぶがあり

毎年たくさんの竹の子が顔を出します。

雨後の竹の子とはよくいったもので

一日見ないだけで、あちらこちらからにょきにょき顔を出し、

成長の早さに驚かされます。

 

今年は、孫や弟夫婦も集まり竹の子掘りをしました。

小さいもの大きいものあわせて30本以上とれました。

かなり掘りがいがありました。

 

掘った竹の子は早速あく抜きをして料理します。

掘りたての特徴をいかして、

お刺身や、木の芽和え、煮物にもちろん竹の子ご飯も

まさに竹の子尽くしの食卓となりました。

則良宮司も加わり、みんなで楽しく初夏の旬の味を堪能しました。

 

竹の子といえば、私の亡き母です。

亡き母は大変気前のいい人で、人に何かを上げるのが大好きな人でした。

ところが、なぜか、竹の子だけは別なのです。

庭で咲いた花や、収穫した野菜や果物は

人によろこんであげるのに、竹の子だけは嫌がります。

確かに早朝、こっそり竹の子を掘りにくる人がいたようで

母はそれが悔しかったのかもしれませんが、

この季節になると、毎日のように朝から電話がかかってきて

「竹の子はどうなってるんだい?!」

「竹の子はいつ堀りにくるんだい?!」といわれたものでした。

それを我家では“竹の子病”と呼んでいました。

 

母亡き後も竹の子は毎年顔を出します。

今年も、母の思い出とともに竹の子をおいしくいただきました。

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2012年

4月

19日

第3回 東京巨木さんぽ お花見編

第2回で歩いたお勧めお花見ルートを

満開桜の中実際に歩いてみました。

今回はもう一人の孫や弟夫婦も一緒で

にぎやかで楽しいお花見散歩になりました。

 

天気にも恵まれどこも桜で楽しむ人でいっぱいです。

私もカメラを担いで、孫も連れてと少々大荷物でしたが

桜の名所をのんびり歩いてまわりました。

 

ぜひご覧ください。

 

 

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2012年

4月

06日

三大桜 ならぬ お勧め十五大桜

毎日暖かな日が続き、やっと春なのだなと実感できますね。

新聞にも満開を待ちきれない人がお花見をしている様子がでており、

その気持ちは良くわかります。

週末には多くの人がお花見に繰り出すことでしょう。

天気に恵まれるといいですね。

 

さて、日本三大桜 をご存知ですか?

☆三春の滝桜

☆根尾屋の淡墨桜

☆山高神代桜

 

ですね。上の2本には異論がないのですが、

私としては3本目に別の桜をお勧めします。

 

・・・・・・。

 

そう思って、選んでいたら、思い入れが強すぎ選びきれず?

15本になってしまいました。

三大桜のつもりが十五大桜とは、少々スケールアップしすぎですが・・・。

どれも素晴しい桜ですので、ぜひ、お花見に足を運んでみてください。

 

血脈桜(けちみゃくざくら) 北海道松前町


樹高 8M 幹周 5,5m

見頃 5月上旬 推定樹齢 200年

所在地 松前郡松前町松代303 

管理者 光善寺

 

寺の本堂を建て直す際に切られそうになった桜が

若い娘に姿をかえ、極楽行きの証文(血脈)を頼みにきた。

翌朝、その血脈が桜の枝で舞っているのをみた住職が

昨日の娘が桜の精だったことをしり、切るのをやめて

盛大な供養をしたことから「血脈桜」と呼ばれるようになった。

 

北海道松前藩観光奉行HP

http://www.asobube.com/database.cgi?dbnum=69&dbkonum=1

 

置賜さくら回廊 久保桜  山形県長井市

 

樹高 16M 幹周 9M

見頃 4月下旬 推定樹齢 1200年

所在地 長井市上伊佐沢字蜂屋敷

管理者 長井市

 

伊佐沢小学校の校庭にたっている。

主幹の内部はほぼ空洞になり、四方に広げた大枝は

多数の支柱にささえられているが、

可憐な淡紅色の花をいっぱいつける名木。

 

長井市HP

http://www.city.nagai.yamagata.jp/db000010.nsf/f6790e32b1afe79e49256eb5000b1169/5735d8a0ebe55b46492579d7001fa321?OpenDocument

三春滝桜   福島県三春町

 

樹高 19M 幹周 9,5M

見頃 4月中旬~下旬 推定樹齢 1000年

所在地 田村郡三春町滝字桜久保

管理者 三春町

 

日本三大桜のひとつ。東の横綱とも言える存在。

四方に伸びた太い枝から大小さまざまな枝が垂れ下がり

ピンクの小さな花を無数に咲かせている。

この桜を愛した三春藩主は、

開花期には毎朝早馬を出して、何分咲きかを報告させ、

満開になると花見にでかけたという伝説がある。

 

三春滝桜HP

http://www.takizakura.com/

発地の桜  群馬県沼田市

 

樹高 12M 幹周 5,2m

見頃 4月下旬 推定樹齢 400年

所在地 沼田市中発知町1234

管理者 中発知町区

 

中発知の小高い丘で大きく枝を広げた桜。

枝張りは東西18m、南北22mにおよび

美しい姿で丘をおおっている。

まるで、高台で気持ちよさそうにのびのびと

枝を伸ばしているかのよう。

この桜が咲くと春も本番で、苗代作りがはじまるという。

 

沼田市HP

http://www.city.numata.gunma.jp/introduction/sakura.html

清雲寺の桜  埼玉県秩父市

 

樹高 15M 幹周 2,7M

見頃 4月上旬 推定樹齢 550年

所在地 秩父市荒川上田野690

管理者 清雲寺

 

花をつけた枝はゆるやかにしだれて地面近くまで下がり

まるで大きな花笠を思わせるような美しさ。

清雲寺の境内にはこのシダレザクラ以外にも

20本ほどの桜があり、美しさを競っている。

桜の季節になると、秩父鉄道武州中川駅に

急行が臨時停車し、夜には境内が華やかに

ライトアップされる。※今年のライトアップは中止

 

秩父観光なびHP

http://navi.city.chichibu.lg.jp/flower/seiunji/index.html

 

  荒川総合支所産業振興課清雲寺しだれ桜開花情報音声ガイダンス

0494-54-2114

 

長興山のシダレザクラ  神奈川県小田原市

 

樹高 13M 幹周3.8M

見頃 3月下旬~4月上旬 推定樹齢 330年

所在地 小田原市入生田

管理者 清雲院(現紹太寺)

 

先日のJWAVEでもおすすめした桜。

長興山の濃い緑を背景に、枝を八方に広げ

滝のようにしだれた姿を見せてくれる。

見通しのよい場所にあり、遠くからでも

近くからでも、その美しさに接することができる。

 

長興山 紹太寺HP

http://www.choukouzan.com/

 

狩宿の下馬桜  静岡県富士宮市

 

樹高 14M 幹周 4,6M

見頃 4月中旬 推定樹齢 800年

所在地 富士宮市狩宿98-1

管理者 井出 潔

 

日本最古ともいわれるヤマザクラの老木。

一時は見る影もなく衰えていたが、いまは回復し

美しい樹形も楽しめる。

花は直径3センチもあり、咲き始めは淡紅色、

のちに白色のかわるという。

夜にはライトアップされ、明りに浮かび上がる花もまた、

別格な趣がある。

 

富士宮市HP

http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kankou/meisho/kariyado.htm

 

 

神田の大糸桜  山梨県北杜市

 

樹高 9M 幹周 8M

見頃 4月中旬~下旬 推定樹齢 400年

所在地 北杜市小淵沢町松向1904-2

管理者 北杜市

 

地上1mくらいのところから3本の大枝がわかれ

大きな傘を広げたようにしだれている。

ピンクの花が春風に揺れ姿はとても美しい。

枝張りは300平方Mと大きく

日本有数のシダレザクラである。

 

北杜市観光協会HP

http://www.kobuchisawa.com/miru/oito.html

駒つなぎの桜  長野県阿智村

 

樹高 14M 幹周 5,6M

見頃 5月上旬 推定樹齢 300年

所在地 下伊那軍阿智村里3557-11

管理者 園原集落

 

田んぼを抱えるように、赤褐色の太い幹から何本もの枝がのび

大きな樹冠をつくっている。

扇状に広がった樹形は遠めにも美しく

人々に春の訪れをつげている。

源義経が奥州へ下るときに、

馬をつないだところからこの名前がある。

 

阿智村HP

http://www.vill.achi.nagano.jp/achi_labo/flower/

根尾谷の淡墨桜  岐阜県本巣市

 

樹高 17,3M 幹周 9,2M

見頃 4月上旬~中旬 推定樹齢 1500年

所在地 本巣市根尾板所字上段995

管理者 本巣市

 

ずしりとした幹を大地に下ろし、

淡い色あいの花をつけた枝をおおきく広げる姿は

日本で最大かつ最古の桜といわれるのも納得。

大正初期に大雪で大枝が折れたのを始まりに、

過去には幾度も枯死寸前の危機があった。

238本におよぶ根接ぎや施肥、消毒など

人々の多大な努力によって、今も美しい花を

毎年さかせ、私たちを楽しませてくれている。

 

本巣市HP

http://www.city.motosu.lg.jp/sight/usuzumi/kaika/

本郷の瀧桜  奈良県宇陀市

 

樹高 13M 幹周 3M

見頃 4月中旬 推定樹齢 300年

所在地 宇陀市大宇陀区本郷

管理者 宇陀市

 

根元から3本の大枝に分かれ、石垣から

身を乗り出すように枝を広げている。

枝先は地面近くまで長くしだれており、

やさしい雰囲気のある桜。

大坂夏の陣で破れた豊臣家の武将

後藤又兵衛が逃れ住んだ場所ともいわれ

又兵衛が愛したことから「又兵衛桜」ともよばれている。

 

宇陀市HP

http://www.city.uda.nara.jp/shoukoukankou/kankou/kankou/shizen/sakura-meisho.html

醍醐桜  岡山県真庭市

 

樹高 18M 幹周 7,1M

見頃 4月中旬 推定樹齢 700年

所在地 真庭市別所

管理者 真庭市、醍醐桜保存会

 

 

幹に注連縄がはられ、由緒正しい樹貌をし、

谷を見下ろす丘の上にたつ老桜樹。

主幹は地上2~3mから4本に分かれ、

2本直上し、2本が左右に枝をひろげ、

淡紅色の小さな花をいっぱいつけている。

枝張りは四方に20mもあり、小山のような

美しい樹冠をみせている。

集落のシンボルとして何百年も大切に

守られてきた幸せな桜。

 

真庭市HP

http://www.city.maniwa.lg.jp/webapps/www/live-cam/location/daigo.jsp

小奴可の要害桜  広島県庄原市

 

樹高 17M 幹周5,7M

見頃 4月上旬 樹齢 不明

所在地 庄原市東城町小奴可字要害1865

管理者 難波嘉久郎

 

地上4~5mから大きな枝がすっきりと伸び

大きく整った樹冠をつくっている

背後の山々と見事に調和した姿が

なんとも美しい。

亀山城の城跡にあることから

「要害桜」と呼ばれている。

 

広島県観光HP

http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/shobara/spot/0488.html

ひょうたん桜  高知県仁淀川町

 

樹高 30M 幹周 6M

見頃 4月上旬 推定樹齢 500年

所在地 吾川郡仁淀川町桜 ←この桜にあやかり住所を桜に変更した

管理者  仁淀川町

 

青い山を背景にした桜は、雲のように

浮かんで見え夢を見ているような美しさ。

展望のよい山の中腹にのびのびと枝を広げている。

エドヒガンはガクの部分がぷっくりふくれるのが特徴で

この樹も蕾の形がひょうたんににているので

ひょうたん桜と名付けられた。

 

 

仁淀川市HP

http://www.town.niyodogawa.kochi.jp/kanko/nagameru01.php

一心行の大桜  熊本県南阿蘇村

 

樹高 16M 幹周 6M

見頃 4月上旬 推定樹齢 400年

所在地 阿蘇郡南阿蘇村中松字西古閑原3420

管理者 峰 茂

 

阿蘇山の中央火口丘と外輪山に挟まれた

南郷谷の真ん中に堂々とした姿で立つ桜。

根元から何本にも分かれた幹が

高く広く大きく枝を広げている。

きれいな水源地があることで有名な村で

おいしい水を飲み、美しい花を咲かせている。

 

南阿蘇村HP

http://www.vill.minamiaso.lg.jp/map/oozakura.html

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2012年

4月

04日

桜咲く

昨日は大変な雨風でしたが、みなさんお変わりはありませんか?

うちの庭のツバキもやっと咲き始めたとおもいきや

強い風に花の多くがおちてしまい、枝も折れてしまいました。

自然の摂理にはかないませんが、ようやく咲いた花なのに・・・。

と少々切なくもなります。

庭の池には、毎年どこかで冬眠しているカエルが顔をだしました。

まだ眠そうで、つついてもじっとしています。

庭のボケや、花海棠も蕾が膨らみ、本当に春なんだなぁと実感させてくれますね。

 

とはいえ、私が最もたのしみにしているのはもちろん桜です。

待ちに待った桜がようやく咲きました。

いまから、都内の桜撮影に回るのが楽しみでなりません。

 

とりあえず、週末には先日の巨木さんぽのルートを桜をメインにまわってみます。

花一杯の写真を皆さんにお届けできるようにがんばってきます!

 

せっかく咲いたのに落ちてしまった椿
せっかく咲いたのに落ちてしまった椿
ぼけも咲き始めています
ぼけも咲き始めています
花海堂の蕾も膨らんで
花海堂の蕾も膨らんで

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2012年

3月

29日

第2回 東京巨木さんぽ お勧め桜コース

第2回 東京巨木さんぽを行いました。

今回は、お花見シーズンも近いということで、

巨木とお花見の両方を楽しめるコースになっています。

バリアフリーを意識し、ゆっくり周れるさんぽルートを選びました。

 

私が長年巨樹巨木巡礼をおこなっていて実感するのは

巨木というものは決して人里離れた山奥にひっそりとあるものではなく

人の手によって守られることによって、その命を永らえている。ということです。

 

人々が巨木を守ることにより、

巨木のほうも水害や、土壌の脆弱、空気汚染などはもちろん、

目には見えない光で安らぎやパワーを与え、人々を守ってくれています。

 

今回回った巨木達はまさに、人々と共存している都会の巨木。

人々に大切にされている様子がみてとれ、私も大変うれしく思いました。

私のつたない活動を通じて、もっと多くの人に巨木に関心をもってもらい

巨木と人の共存関係がうまくいくことを願っています。

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2012年

3月

26日

PARK IN THE SKY 出演 お勧めの桜

私の出演する J-WAVE 

「PARK IN THE SKY」が放送されました。

皆さんおききいただけましたでしょうか?

自分のことながら、あーだのえーだのの多いしゃべりで

こんな状態で大丈夫なんだろうか?と心配しておりましたが

そこは、さすがプロですね大変聞きやすくなっており

私も一安心しました。

ぜひ感想をきかせてください。

 

さて、放送の中で紹介した桜をこちらでもご紹介します。

 

1本目は

「梅岩寺のシダレザクラ」

東京の名桜として青梅市の天然記念物にもなっている青梅市の最大の桜。

梅岩寺の山門をくぐると本堂の左手、小高い石垣の上に大きなシダレザクラが姿を見せます。

バックにそびえる杉の緑が淡い色あいの桜をますます引き立てています。

石垣が高いので、根元より下までピンクの枝を長くたらしてゆれている姿が美しく、

まるで空をまっている天女のよう。

下から見上げると花びらのシャワーを浴びているかのような

幻想的な景色が広がります。

駅からも近いので気軽に足を運ぶことができます。

 

青梅市青梅235

JR青梅線青梅駅から徒歩5分 梅岩寺内

 

開花状況についてはこちらに問い合わせができます。

青梅市観光協会0428-24-2481

 

青梅市観光協会HP

http://www.omekanko.gr.jp/cgi-bin/tour_category/searchmember.php?category=shrine

 

 

 

 

樹齢300年 樹高13m 幹周り3,8m 樹種 シダレザクラ(バラ科)
樹齢300年 樹高13m 幹周り3,8m 樹種 シダレザクラ(バラ科)
地面に触れんばかりの巨木桜
地面に触れんばかりの巨木桜

2本目は

「長興山のシダレザクラ」

長興山紹太寺は、江戸時代に壮大な堂塔を構えていた小田原藩主 稲葉氏の菩提寺。

付近には伽藍跡はじめ、一族の墓所など多くの文化財、史跡が点在しています。

二代藩主 正則が城下の山角町にあった紹太寺を

入生田の地に移した1669年(寛文9年)に植えられたものです。

当時から「瓔珞桜-ようらくさくら」と呼ばれ大切にされてきました。

3月下旬から4月上旬の開花期には

最寄の入生田駅から花見客の行列ができるほどの人気。

山の濃い緑を背景に枝を八方に広げ滝のようにしだれている妖艶な桜です。

 

小田原市入生田303

箱根登山線 入生田駅から徒歩20分 招太寺内

 

長興山 紹太寺 HP

http://www.choukouzan.com/

樹齢330年 樹高13m 幹周3,8m 樹種 シダレザクラ(バラ科)
樹齢330年 樹高13m 幹周3,8m 樹種 シダレザクラ(バラ科)

桜のシーズンまであと一息ですね。

ぜひ、今年は放送内でなんどもご紹介していだきました

「東京周辺 パワーツリーに会いに行く!」を片手に

パワーツリーに会いに行く旅をなさってみてください!

一本桜のパワーを頂き、命の息吹を感じましょう!

 

東京周辺 パワーツリーに会いに行く!

山と渓谷社 HP

http://www.yamakei.co.jp/products/detail.php?id=5330

 

 

はなまるマーケットで「巨樹・巨木」を紹介してくれた中越典子さんの  コメント入り
はなまるマーケットで「巨樹・巨木」を紹介してくれた中越典子さんの  コメント入り
パワーツリー エリアマップも掲載
パワーツリー エリアマップも掲載

目次1 都内のパワーツリーや御神木について
目次1 都内のパワーツリーや御神木について
目次 2 東京近郊もカバー お勧め桜も紹介
目次 2 東京近郊もカバー お勧め桜も紹介

杉山ハリーさんもお勧めの高尾山
杉山ハリーさんもお勧めの高尾山
高尾山のパワーツリーをご紹介
高尾山のパワーツリーをご紹介

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2012年

3月

22日

J-WAVE 「PARK IN THE SKY」 収録

FMラジオ J-WAVEの収録にいってきました。

出演する番組は「PARK IN THE SKY」

平日月~木 11:30~14:00に放送されています。

私の出演する回は 3月26日(月) 

テーマは「パクスカツアーズ」 

そう、私の得意な旅がテーマです。

 

その道の達人に話をきくコーナー「TODAY'S CATCH」で

「パワーツリーに会いに行く旅」をお勧めしてきました。

 

どうして巨木を撮影するようになったのか?

巨木から見えないパワーをかんじたことはあるのか?

そして、せっかく春ですのでお勧めの桜も紹介しています。

 

私はしゃべりのプロではありませんので

なかなかうまくはしゃべれず、緊張でのどカラカラになってしまいました。

いいたいことがうまく伝えられたのか、つたないしゃべりで心配ではあります。

でも、この放送を聴いて、少しでも多くの方が巨木に関心をもち

パワーツリー巡りに足を運んでくれるよう、思いをこめてはなしました。

 

このお話をくださったディレクターさんのご親戚が

鹿島にお住まいということで、

おはなしを聞いたら私の実家にも本当に近くでびっくりしました。

世間は狭いですね。かしま大使してもうれしく感じました。

 

DJの杉山ハリーさんも背が高く、お顔が小さく驚愕!!

隣に写るのが恥ずかしいくらいです・・・。

 

ぜひ3月26日の放送をおききになってください!!

放送は11:30~14:00

私の出演時間は12:20~12:30の予定です。

 

「PARK IN THE SKY」 HP

http://www.j-wave.co.jp/original/park/

 

J-WAVEは六本木ヒルズにあります
J-WAVEは六本木ヒルズにあります
81・3 J-WAVE 
81・3 J-WAVE 

打合せをしています
打合せをしています
33Fの素晴しい眺め おしゃれなオフィスです
33Fの素晴しい眺め おしゃれなオフィスです

トーク中 緊張しています
トーク中 緊張しています
スタジオの様子
スタジオの様子

杉山ハリーさんと  
杉山ハリーさんと  
イケメンなのでもう一枚
イケメンなのでもう一枚

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2012年

3月

18日

東京都健康プラザ ハイジア 桜まつり

毎年恒例 東京都健康プラザ ハイジアの 

桜まつりがはじまりました。

 

館内には様々な種類の本物の桜があちこちに置かれています。

そして第二回目となります

桜愛好家のフォトコンテストの入賞作品の写真展と

都立公園の桜の様子が展示されており

桜尽くしで一足早いお花見気分を満喫できます。

 

一昨年の「巨樹巨木巡礼のさくら」

去年の「東京周辺パワーツリーに会いに行く!」と

ハイジアで2度写真展を開かせてもらっていますが

天井が高く広々とした開放的な空間で

明るい館内でゆっくりと桜鑑賞ができる素晴しい場所です。

 

桜まつりというだけあって

桜の下で楽しむ琴の生演奏や桜の鉢植えプレゼントもあります。

 

まだまだ寒い日が続く東京ですが

一足はやい春を感じに、ぜひハイジアへ足をお運びください!!

 

桜祭り期間

3月16日~4月8日

 

ハイジアHP

http://www.hygeia.jp/

桜まつり 開催中
桜まつり 開催中
都立公園の桜の様子がわかります お花見の参考に?!
都立公園の桜の様子がわかります お花見の参考に?!

フォトコンテスト 入賞作品展
フォトコンテスト 入賞作品展
本物の桜も写真の桜も楽しめます
本物の桜も写真の桜も楽しめます

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2012年

3月

17日

同行二人 巨樹巨木巡礼の愛車

私の愛車をご紹介します。

以前は妻と二人で(多いときには一家4人で)車中泊するため

もっと大きなバンにのっていましたが

いまは、旅をするのも一人なので、軽のバンにのっています。

 

車体には『同行二人 全国巨木巡礼』のステッカーをはっています。

”同行二人”とは弘法大師の教えであり、

お遍路をする人などに、いつも弘法大師がついていてくださり

一緒に巡礼してくれているという意味です。

 

私も亡き妻と一緒に、全国の巨樹巨木の巡礼を続けているという気持ちをこめて

この言葉を車に張っています。

 

中は一人で寝るのにちょうどいい広さです。

生活必需品は全て積んであり

撮影を終えた夜はランタンに明りをともし、一杯やっています。

東日本大震災直後に鹿島が計画停電したときは

車に非難して停電が終わるのを待ちました。

 

旅先でこの車を見かけたときはお気軽にお声かけください。

同行二人
同行二人
全国巨木巡礼
全国巨木巡礼
以前ご紹介したカマキリの卵
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2012年

3月

09日

鹿島神宮 祭頭祭

鹿島神宮の祭頭祭に参加してきました。

 

祭頭祭とは 毎年3月9日「イヤートホヨトホヤァー」の歌にあわせて

色鮮やかな衣装を身に着けた囃人が180cmの樫棒を組んでは解き、

はやしながら町中を練り歩く勇壮なお祭りです。

 

奈良朝のころ、武運長久をいのって旅立っていた防人たちの

「鹿嶋立ち」の故事を表すといわれています。

鹿嶋地方に春を呼び、人々の健康や豊作を願って行われます。

 

毎年卜定で選ばれた地区の人々が囃人を行いますが

今年は東日本大震災の影響で実施が困難になると見込まれたため

特例という形で参加者を募って行われました。

思いがけない多数の方の応募があり鹿島宮司もうれしい悲鳴をあげていました。

 

私は参列という形でお祭りに参加したのですが

あいにくの雨の中、老若男女が色とりどりの衣装を身にまとい練り歩く姿は、

まさに鹿島に春を呼びこむお祭りであると関心しました。

小さい子どもたちだけの組や若い女性だけの組もあり華やかで愛らしいものでした。

 

これほど古くからの祭りが今も残っているのはさすが鹿島神宮です。

歴史の古さを実感できます。

 

銚子より古くからの友人が遊びに来てくれてうれしく思いました。

まさに『遠方より友きたるあり、又楽しからずや』ですね。

新鮮なお魚ご馳走さまです。

 

まだまだ、鹿島の町には地震や津波の跡が残っていますが

囃人の元気な掛け声を聞いていると人々の不幸に負けない心が感じ取れました。

東日本大震災からの復興を願うお祭りに、私も元気をもらいました。


http://www.kashimajingu.jp/wp/373.html

 

ポスター
ポスター
神宮をスタートしていきます
神宮をスタートしていきます

大総督の吉福直太君(4歳)
大総督の吉福直太君(4歳)
彼が采配をふるいます
彼が采配をふるいます

本殿の前で踊る多くの人
本殿の前で踊る多くの人
楼門前 棒を組んでいます
楼門前 棒を組んでいます

美しい衣装 
美しい衣装 
お祝いにお饅頭をいただきました
お祝いにお饅頭をいただきました

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2012年

3月

08日

神社と御神木・社叢

かねてより準備しておりました御神木に関する本が出ることになりました。

といっても一般書店での販売ではなく

國學院大學 神道資料館での配布資料になります。

「神社と御神木・社叢」という資料で

神社祭祀と御神木に関する調査の報告として

國學院大學 神道資料館からでております。

 

約2000社以上の神社への調査を行い御神木や社叢に関する

総計的な資料としてまとめました。

私の写真もふんだんに使われております。

 

まだHP上でアップされていないようですので詳細は控えますが、

公表されましたらこちらのHPでも改めてご紹介させていただきます。

http://www.kokugakuin.ac.jp/oard/index4.html

 

 

 

 

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2012年

3月

04日

雛祭

昨日は雛祭。初孫二人の初節句でした。

着飾った姿はもはや赤ちゃんではなく幼児という感じで

ここまで無事に大きく育ったことに感謝するとともに

これからも健やかに成長するようにお祝いしました。

 

亡き妻が雛人形をコレクションしていたので

我家には50体以上のお雛様があります。

今回は久々に7段飾りを出すとともに

小さなお雛様たちも飾ることができ

お雛様からの無言のプレッシャーに応えることができました。

 

うれしいニュースは多いほど幸せですね。


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