高島屋セミナー 赤坂日枝神社と山王祭

向かって右側が山王パークタワー(226事件の舞台ともなり、戦後は米軍に接収されていた旧山王ホテル)。左は東急キャピトルタワーです。
向かって右側が山王パークタワー(226事件の舞台ともなり、戦後は米軍に接収されていた旧山王ホテル)。左は東急キャピトルタワーです。

6月12日 日本橋高島屋セミナー 「赤坂日枝神社と山王祭」がおこなわれました。前日までは10日以上連続の雨、通常の梅雨のシーズン分の雨が降ってしまうほどの雨に当日の天候も心配されましたが、そこは私は晴れ男?!何とか天気は持ちこたえてくれ、解散するころには晴れ間もみられました。

 

当日はエレベーター付参道前に集合し、鳥居をくぐって早速本殿に上がります。小雨振る中でしたが、明日の神幸祭に向けて境内ではあちらこちらで着々と準備が進められています。毎度のことながら、私のつたない説明で境内を御案内していきます。

普段と違い6月なので茅の輪が出ており厄落としをしたり、祭りのおみこしを見学したり、前夜祭の雰囲気を味わいます。そして、大鳥居、御神木を見た後は、江戸城、皇居の鎮、日本の政治の中心地にご鎮座する日枝神社らしく神社周辺の政治関連の建物を見ていきます。今回いらしてくださったお客様に長年国会にお勤めされていた方(なんと就職当時の首相は吉田茂!)がいらっしゃり、詳しくあちこち御説明していただきました。(私の話よりも面白かった?!位です。ぜひもっとお聞きしたいです)

 

本殿に拝殿して正式参拝。大変美しい天井絵があります。これは、日枝神社が創建されたころのこの地域の草花や生き物を描いたもので画法も当時の絵の具を再現し石などを削ってかかれています。100年、200年の後には必ずや国宝と呼ばれるようなものになっているでしょう。これが直接見られてだけでも来た甲斐がありました。

お食事は境内内のレストランにてお弁当をいただきます。お刺身あり、てんぷらあり、とどめは草団子!あまりのボリュームに少し残してしまいました。残念。でもとてもおいしかったです。

 

お忙しい中、神職の伊久さんに境内を御案内いただき、お祭りの様子や宝物殿の説明をいただきました。伊久さんは本当にお話が上手で、すっかり日枝神社通になれた気分です。境内ではお祭りの準備が更に進みご神体をおみこしに御うつしするために本殿にあげられていました。明日は東京一広い氏子地域を神様が回ります。四谷、永田町、皇居、丸の内、霞ヶ関、銀座、そして日本橋高島屋まで、本当に広いです。最後は、日枝神社の男坂、52段の石段をおみこしを担ぎ上げてのぼります。さすが日本三大祭ですね。

 

さて、高島屋セミナーは夏の期間はお休みです。また、少し涼しくなったら再会の予定です。今度はぜひ、鹿島神宮を御案内したいですね(それは高島屋さん次第ですが…)その際はぜひ足をお運びください!

 

日枝神社の神様のお使いはサル。こちらは赤ちゃんを抱いたメス。夫婦円満、安産、子宝祈願の御信仰が篤いです。
日枝神社の神様のお使いはサル。こちらは赤ちゃんを抱いたメス。夫婦円満、安産、子宝祈願の御信仰が篤いです。
エレベーターが付いているのでらくらく上れます。しかし、お祭りのときにおみこしは階段を上がるとは!!
エレベーターが付いているのでらくらく上れます。しかし、お祭りのときにおみこしは階段を上がるとは!!

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