『故郷の鎮守の杜と御神木』写真展が始まりました。
長年巨木巡礼の写真家として日本中を回ってきました。
巨木というと、秘境の山奥にあるような印象がありますが、実際は7割が人里などの人の手に届くところにあります。
さまざまな自然の脅威に対し何年も自分だけで生きていくことは巨木いえども難しいのです。
人間がその存在に“なにか”を感じ、大切にされてきたからこそ
何百年、何千年という長い歴史をいき続けることができたのです。
そういった理由が大きいからでしょう。巨木は神社仏閣に多くあります。
御神木として大切にされている木も多いです。
そういう木があるところには鎮守の杜といわれる場所も多くあります。
単体の木であれ、木の集合体である杜であれ、人々に大切にされてきたからこそ現代でもその姿をみることができるのは間違いがありません。
私が巨木の撮影に出向くとそういった場所に行くことが多くあり、自然と鎮守の杜にも関心を持つようになりました。私の全ての撮影旅行についてきてくれた亡妻は神社に行くことが多かったことから始まって“狛犬写真家”になったほどです。
巨木の全国巡礼行脚はほぼ終わりました。いま私のあたらしいテーマが“鎮守の杜と御神木”です。
私のルーツである鹿島神宮も広大な杜をもっています。子供時代からこの杜に親しんできたことも
このテーマにひきつけられる理由の一つでしょう。
ぜひ皆さんも写真展に足をお運びください。私の感じる“なにか”を共有することができれば幸いです。
私は毎日昼前から17時くらいまで会場におります。(17時からは飲みタイム)
お気軽に声をかけてください。よろしければぜひ飲みにいきましょう!
※ブログをみたといっていただければオリジナルポストカードを差し上げます!
『故郷の鎮守の杜と御神木』~何かを求めて~
2013年9月10日(火)~10月6日(日) 10:00~19:00
東京都健康プラザ ハイジア1F アートウォール 入場無料
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 03-5285-8148
JR新宿駅東口より 徒歩7分
ハイジアHP
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