9月1,2日は鹿島神宮の例大祭でした。
一年のうちの一番大きなお祭りです。
9月1日の夜8時に神様がお出ましになり
御神輿が輿丁奉仕者により捧持されて町内に出御となります。
その日は楼門の前に一泊し、翌2日に本宮に帰ります。
町内を山車が練り歩き、1日の夕方にかけては提灯まちが行われます。
鹿島の山車は奉祝のため、五つの町の山車が曳き回されます。
その歴史は古く1857年には山車が作られていたといいます。
山車には鹿島の神様である武甕槌大神や
去年BS時代劇にもなった塚原卜伝の大きな人形が乗っています。
近くでみるとより迫力を感じられますね。
提灯まちとは、大きな青竹に無数の小ちょうちんを結んで縄を四方に引き
1本の竹をおよそ20人で推し立てながらお囃子も高らかに神宮へ1歩1歩進み
これを篝にして奉焼します。
重い竹を若者たちが、一歩一歩どしんどしんと推し立てながら進ませていきます。
若いお嬢さんも参加しており驚きました。
どちらも勇壮なお祭りです。
本殿の前では、次々と奉納の舞や剣舞が行われ
神様もお楽しみになっていることでしょう。
屋台もあちこちにでて、やっと靴をはいて歩けるようになった孫は
あっちに寄り道こっちに寄り道、大変です。ちっとも進みません。
私にとっては小さいときから慣れ親しんだお祭りですが
とにかく人出が多くて驚きました。
屋台もあんなにでていて商売になるのか心配です。
神様もにぎやかに楽しく過ごされたことでしょう。
コメントをお書きください