東日本大震災の津波に耐えたイブキ

この樹が津波に耐えたつわものイブキですね
この樹が津波に耐えたつわものイブキですね

東日本大震災からもうすぐ2年ですね。

あの日私は鹿島の家にいました。

鹿島神宮で祭頭祭を見た後で、

秋田から古い友人が訪ねてくるというので、その到着を待っていました。

あまりの、揺れに驚き、これはただ事ではないと飛びだし

椿の樹につかまっていました。金魚を放している天水桶も大揺れにより

ばしゃばしゃと水がはねだし半分くらいの水量になってしまったのを覚えています。

家は古いながらもなんとか持ちこたえましたが水道管が壊れてしまいました。

隣に立つ鹿島宮司の家はかわらが落ち、塀が倒れたりと大変なことに・・・。

 

鹿島の町も大きな被害を受けました。

津波が街を襲い国道51号線沿いの店もずいぶん被害にあいました。

いま、その場所を通ってみると、こんなところまで津波が来たのかと

心底驚かされるほど、海からは離れています。

鹿島神宮は大鳥居が倒れ鹿行大橋も落ちてしまいました。

 

また、夜には初めての計画停電の対象地ともなりました。家にいながら車中泊です。

車の中でラジオを聴いてすごしました。

被災地なのに計画停電の対象地になったのは鹿島が初めてです。

抗議をうけて、その後被災地は計画停電の対象地からははずされました。

 

震災から2年近くたっても、樹を巡る状況にも震災の影響はあります。

陸前高田の希望の一本松は残念ながら枯れてしまいました。

しかし、最近になって新芽が発見されたそうです。

守る会で新芽を保護するために鉢に移して育てるそうです。

新しい希望のシンボルになるよう、大きく育ってほしいですね。

 

福島県いわき市にも東日本大震災の津波を乗り越えた木があると

樹木医の岡山瑞穂さんに教えてもらいました。こちらは、マツではなくイブキだそうです。

イブキといえば、幹がうねっているのが特徴ですね。

もともと丈夫な樹だとは思いますが、

それにしても7メートルの津波に耐えたということですから、まさにど根性いぶきですね。

今度、このイブキに会うバスツアーがあるということで岡山さんにお誘いをうけました。

3/3だそうです。私も興味がありますので参加します。

このつわものイブキを写真に収めます。近くには別のイブキの巨木もあるそうです。そちらも撮影します。

病気をしてから、遠出して撮影するのは初めてなので今からとても楽しみにしています。

岡山さん、よろしくお願いします。

 

皆さんもぜひご参加ください。詳細はこちら。

 

「樹木医と行く★復興支援 津波に耐えた“波立のイブキ”巨樹応援ツアー」

http://forevertree.blog133.fc2.com/

日時 3月3日(日)7時 新宿出発 8時 谷田部東PA出発

料金 大人8800円 小人(小学生以下)6800円 早割2/17申込まで 大人8300円 小人6300円

 

ツアーのパンフです
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お守りつくりも楽しそうですね
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