8月5日 鹿島神宮にて文化財・巨樹名木観察会が行われました。
かれこれもう第9回になります。
当日は朝10時の集合前から皆さん集まりにぎやかに話をしています。
参加者は40名ほどで、カメラを抱えたシニアから、
夏休みの自由研究にするのでしょうか?小学生まで幅広い年代が集まりました。
私も講師として簡単に挨拶し、会がスタートしました。
まずは大鳥居近くのタブノキを見ます。
塀の上から大きな体がせり出しているようです。
その後は駐車場の前にあるスダジイ。
樹齢800年の大木ですが、近寄ることができるので
大きさをより身近に感じられます。
巨木の幹周りの計測法などを私も簡単に説明しました。
子供たちが楽しそうに計測を手伝ってくれました。
楼門の歴史的由来や、ご神木との兄弟杉といわれる次郎杉、
効果的な写真の撮り方など、
巨木と絡めてさまざまな話をしながら会は進行しています。
最後は要石の近くの大きな榊を観察。高さは18mほどもあります。
榊は大きくなりませんのでこれは、榊の中の巨木といえます。
また、神宮の森に1本だけ観察されているケンポナシも観察。
秋には甘い実がなるそうです。
しかし、驚いたのは、プロの私もびっくりの皆さんのカメラ熱です。
あちらの角度、こちらの角度、とシャッターチャンスを狙う姿に私も驚きました。
こして改めて鹿島神宮を歩いてみると、歴史の古さや森の見事さに
私でさえも魅了されます。新たな発見もあり意義のある会となりました。
来年も楽しみです。
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